OSQZSS

オープンソース準天頂衛星(QZSS)受信機

ラップアラウンドアンテナ

2013-05-09 08:33:01 | ロケット
モデルロケット用のGPSアンテナに,wraparound antennaを
自作してみたいなと思い,勉強を始める.

アルミボディの上に,誘電体と銅箔さえあれば良い訳なので,
まずは材料探し.

銅箔部は,フレキシブル基板で製造して,巻きつけようと思う.
しかし,なかなか大きなフレキシブル基板を製造してくれる会社がない.
直径が10cmの円筒でも,30cm以上の長さが必要になる.

大型基板で検索してみたら,プリント電子研究所という会社が見つかった.
アンテナ用の片面フレキシブル基板が500×2000mmまでいける.

プリント電子研究所:片面フレキシブル配線板

アンテナを小型化するために,誘電体は高誘電率の材料が欲しい.
誘電率が10あれば,マイクロストリップラインの実効的な波長は
19cm/sqrt(10) = 6cmにできる.かつ,曲げられないと意味がない.

どんなキーワードで検索すれば良いのか判らずに苦労したけれど,
利昌工業の高周波機器用プリント配線基板材料を発見.
厚さは0.6mmなので,巻きつけられそう.

利昌工業:CS-3396

ところで,wraparoundって,Haigh-Farr社のトレードマークみたいですね.
Conformal microstripの方が一般的なのだろうか?

【追記】無骨なブレードアンテナにも惹かれる.

UB Corp:Blade Antennas
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