キャンパスに設置したGNSS基準局の受信環境がどうも思わしくありません.
LTE信号の干渉も疑われるので,受信信号をスペアナで計測してみたいのですが,
1.5GHz以上の信号を計測できるスペアナが手元にありません.
そこで,RTL-SDRドングルとRTLSDR Scannerを試してみることにします.
Ear to Ear Oak: RTLSDR Scanner
Windows向けにはインストーラがあるため,準備は簡単です.
今回は32ビット版をインストールしました.
GitHub: EarToEarOak / RTLSDR-Scanner / Releases / v1.2.2
しかし,RTLSDR Scannerのインストーラは,RTL-SDRのドライバとして
RTL2838UHDIRをインストールしてしまうようです.このままで
RTLSDR Scannerを起動すると,"usb_open error -12"となり動作しません.
そのため,Zadigを使ってドライバをWinUSBに書き換える必要があります.
RTL-SDR.COM: GETTING THE RTL-SDR TO WORK IN WINDOWS 10
これで準備完了です.基準局のアンテナに接続して計測する前に,
Tallysmanのアンテナで試してみました.
DwellやFFT sizeの設定など,まだ何が最適か判りませんが,とりあえず
アンテナを外に持ち出し,1150MHzから1600MHzまでスキャンしてみます.
(クリックで拡大)
1560MHzあたりの信号はBeiDouのB1,1575MHzあたりの信号はGPS L1 C/Aと
思われます.しかし,受信信号の強度なのか,アンテナのフィルタの特性を
見ているだけなのか不明です.ノイズソースが欲しいな.
周期的にみられるCWは,周波数の間隔が14.4MHzであることから,
RTL-SDRドングルのLOの高調波のようです.
こうしてみると,そこまで悪い受信環境とは思えません.Tallysmanの
アンテナに入っているフィルタのおかげなのでしょうか?
次は,基準局のGNSSアンテナで試してみます.
【追記】GNSS信号の周波数帯
(クリックで拡大)
LTE信号の干渉も疑われるので,受信信号をスペアナで計測してみたいのですが,
1.5GHz以上の信号を計測できるスペアナが手元にありません.
そこで,RTL-SDRドングルとRTLSDR Scannerを試してみることにします.
Ear to Ear Oak: RTLSDR Scanner
Windows向けにはインストーラがあるため,準備は簡単です.
今回は32ビット版をインストールしました.
GitHub: EarToEarOak / RTLSDR-Scanner / Releases / v1.2.2
しかし,RTLSDR Scannerのインストーラは,RTL-SDRのドライバとして
RTL2838UHDIRをインストールしてしまうようです.このままで
RTLSDR Scannerを起動すると,"usb_open error -12"となり動作しません.
そのため,Zadigを使ってドライバをWinUSBに書き換える必要があります.
RTL-SDR.COM: GETTING THE RTL-SDR TO WORK IN WINDOWS 10
これで準備完了です.基準局のアンテナに接続して計測する前に,
Tallysmanのアンテナで試してみました.
DwellやFFT sizeの設定など,まだ何が最適か判りませんが,とりあえず
アンテナを外に持ち出し,1150MHzから1600MHzまでスキャンしてみます.
(クリックで拡大)
1560MHzあたりの信号はBeiDouのB1,1575MHzあたりの信号はGPS L1 C/Aと
思われます.しかし,受信信号の強度なのか,アンテナのフィルタの特性を
見ているだけなのか不明です.ノイズソースが欲しいな.
周期的にみられるCWは,周波数の間隔が14.4MHzであることから,
RTL-SDRドングルのLOの高調波のようです.
こうしてみると,そこまで悪い受信環境とは思えません.Tallysmanの
アンテナに入っているフィルタのおかげなのでしょうか?
次は,基準局のGNSSアンテナで試してみます.
【追記】GNSS信号の周波数帯
(クリックで拡大)
http://www.ni.com/white-paper/7189/ja/#toc3
http://blog.livedoor.jp/mars_999/archives/2058023.html