OSQZSS

オープンソース準天頂衛星(QZSS)受信機

Vivadoはじめました

2021-07-24 13:27:32 | FPGA
ZYBO Z7の開発環境のセットアップがトラブルだらけだったので備忘録.



XilinxのダウンロードサイトではVivado MLという新しい開発環境が提供されている.
まだネット上にもあまり情報がないので,2020.2のVivado Design Suite HLx Editionを選び,
ここの手順を参考にVivado HL WebPackをインストール.

ZYBO (Zynq) 初心者ガイド (1) 開発環境の準備

早速,Hello Worldプロジェクトを試してみるが,"Vitis IDE launch failed"のエラーが出て
ソフトウェアの開発環境が起動しない.

どうやら,インストールの際にVivadoを選択すると,ソフトウェア開発環境であるVitisが
インストールされないらしい.しかも,Vitisだけを後からインストールすることができず,
VivadoをアンインストールしてからVitis(+Vivado)をインストールする必要があるらしい.

Xilinx Community Forums > Vitis IDE launch failed

仕方なくVivadoをアンインストールして,再度インストーラを起動し,Vitisを選択した.
ところが,そうすると今度は無償のVivado HL WebPackが選択できず,System Editionが
強制的に選択されてしまう.

ライセンスがないのでどうしようかと調べてみたら,System Editionであっても,
WebPackがサポートするデバイスをターゲットにする限り,ライセンスは不要とのこと.

Xilinx Community Forums > Installing Vitis and Vivado Webpack

そんなわけで,ただいまVitis+Vivado HL System Editionをインストール中のため,
再び1時間待ち…

P.S. Vivadoは綴り的に「ビベイド」かと思いきや,Xilinxのチュートリアル動画で
「ビバード」ど発音している.

P.P.S. Vitisは「バイティス」なのね.
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2 コメント

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Vitis IDE 追加インストール (tomo)
2022-07-15 13:22:32
Vivado ML Standard editionで同じくVitis IDEが起動できなかったのですが、VivadoからVitisを追加インストールできたのでコメントします。
Vivadoのメニューから Help->Add Design Tools or Device... を選択。インストーラが立ち上がるので、Vitisを選択してインストールできます。
返信する
Re: Vitis IDE 追加インストール (osqzss)
2022-07-15 16:58:44
Vitisの追加インストールの情報、ありがとうございます。そろそろ自分の開発環境もViVado MLに移行しないといけないですね。
返信する

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