ロケットのシミュレーションに続き,小型衛星を模擬した
軌道で受信されるベースバンド信号も生成してみました.
衛星軌道の速度と高度での測位は,通常のGPS受信機では
対応できないため,小型衛星向けに開発したfireflyで受信の
確認をします.
センサコム:firefly GNSS受信機モジュール
fireflyの出力は,一般的なNMEAフォーマットになっています.
そこで,NMEAがモニタできるGNSS Viewerで表示してみました.
(クリックで拡大)
軌道上の速度であっても,コールドスタートから50秒以下の
TTFF(Time To First Fix)で測位を開始しています.
また,軌道高度も400km以上ですが,速度・高度の制限なく,
測位結果を出力しています.
対地速度が27km/sと異常な値を示していますが,もとの$GNRMC
センテンスの値を見ると,14,800 knotsとなっていました.
m/sに変換するために,1 knot=0.51444m/sを掛けなければ
いけないところを,間違って割ってしまっているようです.
これはGNSS Viewerのバグと思われるので,レポートしておこう.
これ,単位がkm/hrなのか!
27,432km/hr / 3600sec = 7.62km/sで,正しい軌道速度です.
【追記】fireflyは,速度・高度制限のないGNSS受信機として
破格のアカデミックプライスなので,CubeSatなどの大学衛星に
どんどん搭載して欲しい.
軌道で受信されるベースバンド信号も生成してみました.
衛星軌道の速度と高度での測位は,通常のGPS受信機では
対応できないため,小型衛星向けに開発したfireflyで受信の
確認をします.
センサコム:firefly GNSS受信機モジュール
fireflyの出力は,一般的なNMEAフォーマットになっています.
そこで,NMEAがモニタできるGNSS Viewerで表示してみました.
(クリックで拡大)
軌道上の速度であっても,コールドスタートから50秒以下の
TTFF(Time To First Fix)で測位を開始しています.
また,軌道高度も400km以上ですが,速度・高度の制限なく,
測位結果を出力しています.
センテンスの値を見ると,14,800 knotsとなっていました.
m/sに変換するために,1 knot=0.51444m/sを掛けなければ
いけないところを,間違って割ってしまっているようです.
これはGNSS Viewerのバグと思われるので,レポートしておこう.
これ,単位がkm/hrなのか!
27,432km/hr / 3600sec = 7.62km/sで,正しい軌道速度です.
【追記】fireflyは,速度・高度制限のないGNSS受信機として
破格のアカデミックプライスなので,CubeSatなどの大学衛星に
どんどん搭載して欲しい.
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