アンティークマン

 裸にて生まれてきたに何不足。

発熱する花

2021年04月24日 | Weblog
 国会中継をテレビで観ていて、白いスーツの女性議員が映し出されると、「蓮舫さんかな?」と思います。ステレオタイプですね。蓮舫さん、名字が「蓮」で、名前が「舫」かと思っていたことがあります。それは間違いで、名字は「斎藤」で、名前が「蓮舫」。

 日本列島、桜が終わって、「庭のサクランボ収穫したよ」のニュースも。「夏の花が咲いていま~す」も…。今年は、植物がぁ、早いんでないかなあ?新型コロナウイルスのせいかなあ?なんぼなんでも、「蓮」の便りはまだですがね。
 「蓮」と「睡蓮」は違うんです。大ざっぱな私でも、すぐに見分けがつきますがね。水面に花が咲くのが睡蓮。水面から伸び上がって花を咲かせるのが蓮。

 で、ここ数年行っていませんが、中国で街中をぶらぶらしていると、子どもが、「蓮の実、買ってぇ」と、売りに来ます。蓮の実、蜂の巣のような形状でタネ(実?)が入っている。少々、不気味かも。蓮の実は、でんぷん質が豊富で、トウモロコシのような食感。また、ビタミンB1、カルシウム、カリウム、食物繊維も含まれているんだと。日本人と思われる貧相なおじいさん(私だよっ!)は、ビタミンB1、カルシウム、カリウム、食物繊維が不足しているだろうと、売りに来てくれる。ありがたいことです。中国や東南アジアでは。「おしるこ」に入れたり、かき氷のトッピングにしたり広く食用にされています。なかなか、珍味。おいしいです。

 蓮舫さんが、蓮の話をしたことがありまして、私の知らない蓮の秘密なので、「ちょっぴりですが感動した」ことがありました。どんな話か…
 「蓮は、開花の時、寒ければ自ら発熱して花の中の温度を保って、実が結びやすい環境をつくり出す」
 党首に立候補したときの演説の一部なのですがね。「蓮は、発熱するんだぞっ!蓮舫も発熱するから投票してね」ってことなのですが…。立憲民主党代表代行ですから、嘘とか作り話ではないでしょう。蓮の例を持ち出した蓮舫さんも見事ですが、「発熱する植物」って、凄いんでないかい!
 あと、蓮は、開花するとき、大きな音をたてます。花って、音もなく咲くものですが、蓮は「ポン!ポン!」と、音をたてて咲きます。これは、感動的です。

 なぬ?「蓮舫さんは、発熱するほかに、ポン!ポン!と、音もたてるのか」って?「ポン!ポン!」ぐらいはおっしゃるでしょう。
 ちょっと気になるのは、古い話になりますが、民主党政権時代が終わったとき、男性党員が泣きました。そのとき、蓮舫さんは、「男は泣くな!」と一喝。蓮舫さんへのイメージは「ジェンダーフリー」でしたから、私など唖然としました。「男は泣くな」は、差別フレーズですから。裏に、「女は泣いてもいいじゃん」が潜んでいる。

 蓮の花言葉は…「清らかな心(泥水を吸い上げながらも美しい花を咲かせる)」「休養(午前中に咲いた花が午後には閉じてしまう様子から)」「神聖(極楽浄土に咲くからかな?)」「雄弁(これ、いかにも蓮舫さんぽい)」「沈着(蓮舫さんぽいかな)」「離れゆく愛(これも蓮舫さんぽいかな。なぜかって?…個人的なことなのですがぁ、最近、姓が斎藤に変わったもんで…何かあったのかと)」

 以上、国会中継のテレビ画面でちらりと見かけた白いスーツの女性議員からの連想でした。