アンティークマン

 裸にて生まれてきたに何不足。

警察の隠語…盗聴対策か?

2013年07月12日 | Weblog
 元警官でもないのに、やたら「警察用語の隠語」を多用する人がおりまして…。使い続けているうちにすっかり「自分のもの」にしてしまっております。継続は力なりということでしょうか?チョット違うかな。その人の職業?たぶん…10年ぐらい前から無職ですね。場外馬券売り場にいつもいる人。どんな風に隠語を使うのかって?

 ○○(大手本屋チェーン)で、ウカンムリが捕まってよお。ホシは、70歳前後の男でよう。駆けつけた警官が、アカポリ。ホシは、アカポリをなめてかかって、大声でわめいて、体に触ったりしていやがった。そしたら、アヒルも来てホシにワッパかけてた。

 和訳すると…○○で、窃盗犯(窃盗の窃がウカンムリだから)が、捕まった。犯人(犯人をホシというのはすでに一般的)は、70歳前後の男。駆けつけた警官が、女性警官(アカポリ)。犯人は、女性警官をなめてかかって、大声でわめいていたよ。そしたら、制服警官(アヒル。ヨチヨチ巡回して来る…歩行姿を揶揄したもの)も来て犯人に、手錠(ワッパ)をかけてた。

 本物の警官が、このような隠語の使い方をするとは思えませんがね。このニセ警官…じゃなくて、「警察隠語知ったかぶり」の無職男性との実にくだらない会話から、警察の隠語が、一般人の会話にも使われている例が多いことに気づきましたよ。

アラウ(身元などを調査する)、アリバイ(現場不在証明)、アンパン(シンナー)、イヌ(捜査機関に侵入するスパイ)、オレイマイリ(出所者が関係者に対して行う仕返し)、ガセ(偽情報)、オミヤ(迷宮入り)、オヨガセル(確保せずに監視する)、キャリア(上級職・国家公務員試験Ⅰ種合格の警察官僚)、キンバッヂ(国会議員)、クスリ(麻薬)、ゲバ(乱闘・武力抗争)、パクル(逮捕する)、ハジキ(拳銃)、ベッソウ(刑務所)、ヘレンケラー(日本語が読めない。喋れない。分からない外国人旅行者)、ホシ(犯人・容疑者)、ムショ(刑務所)…

 警察用語は、「マル…」でしょう!「マルボウ」は暴力団。「マルサ」は、御存知国税庁査察部。では次の「マル…」は何でしょう!

マルウン…マルマンではない。正解は、運転手。「マル運」。
 マルガイ…外国人ではない。被害者でしたぁ。「マル害」。
 マルサ…国税庁査察部だろうって?それもありますがもう一つ、「催涙ガス」もマルサでした。
 マルジー…これは難問でしょう。暴力団及び暴力団関係者のこと。マルジーのジーは、「G」。Gは何の略かって?ゲバルトの「G」でしょう。なお、暴力団及び暴力団関係者の隠語は、「 マルビー(マルB)」「マルボウ(マル暴)」もあります。マルBのBは、「Bouryoku(暴力)のB」。マル暴の暴は、もちろん暴力団の暴。
精神異常者は、「マルセイ」。ん?六花亭のバターサンドじゃないのかって?…あ、あのね!どうして、警察が六花亭の「マルセイバターサンド」を隠語に使うの?
 暴走族は、マルソウ(マル走)。爆弾は、マルバク(マル爆)。
 マルモクはなーんだっ?タバコだろうって?残念でした、「目撃者」でした。「まる目」。

 無銭飲食を、「ラジオ」というのですが…無銭→無線→無線の放送は→ラジオ。このような成り立ちでしょう。「ラーメン食って、ジンギスカン食って、オラ金ねえ」ではないでしょう。
 で、私が分からないのは…警察官のことを「サンビャク(300)」というのですが…どうして、警察官がサンビャクになったか?
 月給が300円だったぁ?300人からスタートしたぁ? …わ、わからない。