アンティークマン

 裸にて生まれてきたに何不足。

「9」の読み「ク」「きゅう」「ここのつ」?

2024年06月23日 | Weblog
 2歳2か月の孫(ハルくん)がおります。「あいうえお…」の発音は、「アーアー、バブゥバブ…」なのですが、数字は、クリアに発音できます。
 ハルくんの親がおもしろがって、「数字」を教えております。すごく気になるのは、「01234…」を、「ゼロ、イチ、ニ、サン、シ…」と、教えていること。これは間違い。
「ゼロ」じゃなくて「レイ」でしょ!「ゼロ(zero)」は、英語読みですからそこだけ英語っておかしい。浴衣を着て、革靴を履いてるようなもの。
 で、親は、「そうだよね、レイだよね」と、言いながらも数分後には、「ゼロ、イチ、ニ…」。
 アナウンサー氏によりますと、「放送では、数字は、原則として日本語読みとし、慣用の読みの強いものを除いて、英語読みは使わないことにしています。『0』は、ふつうは『レイ』と読んでいます」。とのこと。

 では、「4、7、9」は?「4」は、「シ」なのか、「よん」なのか?「7」は、「シチ」なのか「なな」なのか?「9」は、「ク」なのか「きゅう」はたまた「ここのつ」なのか。2歳2か月のハルくんは、混乱しているはず。

 小学1年生になって順番に唱えるときは(順唱)
「イチ、ニ、サン、シ、ゴ、ロク、シチ、ハチ、ク(クゥ)、ジュウ」と唱えるのが、一般的だという。
 例外とまでは言えないが…「イチ、ニ、サン、ヨン、ゴ、ロク、ナナ、ハチ、キュウ、ジュウ」と唱えてもよいという。
 「どっちでもいいから、好きなようにして」…と、いうことらしい。これじゃあ、ハルくんに説明できません。

 さらに子どもにとってやっかいなのは…
 後ろに「助数詞」や「単位」がつくときは、読み方が「わや」だ。ハルくん、大丈夫かなあ。

 4個・・・「よんコ」。「シコ」なら「四股」になっちゃう。
 7個・・・「ななコ」。「シチコ」はぁ…ないない。なぬ?「♪シチコ、シチコ」という、プラレールか何かの歌があるって?そ、そ、それは、「♪ティティコ、ティティコ」でしょ!
 9個・・・「キュウコ」。「クコ」なら食品と間違われそう。
 4番・・・「よんバン」。「シバン(死番)」なら怖いわ。


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