アンティークマン

 裸にて生まれてきたに何不足。

要介護5 妖怪GO

2024年06月06日 | Weblog
    決して病気自慢ではありません。「要介護5」になってしまっています。
「要介護5」に認定されても、「それが、どの程度のものなのか?」本人ですら分らない。厚生労働省のデータでは、要介護5の平均的な介護期間(早い話が、生きている期間)は、男性10年、女性13年なのだそう。私は要介護5になってから3年間生きちゃっていますから、寿命全うまで、あと7年。そんなに生きたら、80歳を過ぎてしまいます。要介護5なのに、日本人男性の平均寿命を越えてしまっては皆様に申し訳ありません。でも、切腹はしませんけどね。

 なぬ?
「要介護5なら、志茂田景樹さんと同じだろ。志茂田さんは、溌剌とされておられるぞ」だって?わ、私は、溌剌とは縁遠いですねぇ。前回笑ったはいつだったか?日々の暮らしに「笑いってもの」がなくなりつつあります。
 直木賞作家の志茂田景樹さんと比較されるのは、むしろ光栄。直木賞作家と、「ブログ アンティークマン作家」…似たようなものですかねえ?(そんなはずないね。)相手は、虹色ヘア、こちらは薄毛ですから勝負になりません。

 志茂田景樹さんは、84歳になっておられる。近況は…
「要介護レベル5と聞くと、常に寝たきりの状態を思い浮かべるかもしれませんね。私の場合は完全に寝たきりではないものの、ほぼそれに近い状態。車椅子の乗り降りも一人ではできませんし、歯ブラシを握るのもやっとという感じです」
 アンティークマンとほぼ同じ状態です。志茂田さんと親しいのかって?社会の底辺でうごめいている私です。有名人と親しいはずはありません。
 志茂田さんが奥様と「紙芝居行脚」をしておられたことがありました。その頃、北海道南部の「乙部町(おとべちょう)」の居酒屋、「四季彩 岬」で、私の自作紙芝居を見ていただいたことがあるのです。自分から言うのもおこがましいのですが、絶賛していただきました。ホントホント!ただ、それだけなんですがね。志茂田さんは、私のことなどとっくにお忘れでしょう。

私が志茂田さんの域に近づくためのは、髪の色を虹色というか七色にしなければなりません。当面の課題は、七色に染める染料の入手。ただぁ…まばらな髪を七色に染めたらぁ…妖怪だね。
 「要介護5≒妖怪GO」
 妖怪まで引っ張ったからには、なにかあるんだろうって?
「妖怪!用かい?なんか用かい?」アハハ、ダジャレでした。