アンティークマン

 裸にて生まれてきたに何不足。

「ゆいごん川柳」ペケ作品

2024年06月07日 | Weblog
  ○○財団が、「ゆいごん川柳」なるものを公募しておりました。常日頃、「ダメで元々」を基本方針にしております。「トライ」しなければ何も始まりません。「遊び半分ならぬ、遊び全部」で、応募してみました。
 結果はもちろん全て「ペケ」。折角作ったのに、発表の機会がないので、この場で発表させて頂きます。

 ペンネームは、「ホジャおじさん」と、しました。これが悪かったのかなあ?
 ホジャおじさんは、「ナスレッディン・ホジャ」で、トルコ民話の登場人物。トルコ人の間で語り継がれる頓智話・小話の主人公です。物語は基本的に単調。最後にオチがつく形式。さてさて、私の「ゆいごん川柳」開陳。

 先に逝く追って来なくていいからね
 →わかりやすいですね。家族・友人・知人が、私のあと追って殉死などしないようにというもの。もっともこれじゃあ、大賞どころか入選すらするわけがないね。

 手間いらずでごめんなさいね相続税
 →相続してもらうものがないので、「相続税」のやっかいな手続きは不要ですというわけ。説明のしすぎかなぁ?

 遺言書変換ミスは許されよ
 →遺言ぐらい、しっかり読み返せってかぁ?

 なめんなよ認知症状まだ軽度
 →軽いと思っている人ほど重いんだよね。だけどこれ、川柳になっていないかな?「ゆいごん」にもなってないね。

 遺言書文例集のパクリかな
 →ありがち、ありがち。遺言までコピペ!

 お供えは低カロリーで頼みます
 →糖尿病だった故人にとって、仏様になって菓子類ばかり供えられたら、病気が悪化してしまいますから。

 好きだけど時にはつくって休肝日
 →生前好きだったとは言え、毎日お酒を供えられたら、「ガンマーGTP」の値が上がってしまいます。

 満期まで生きてしまったぁ保険かな
 →葬儀費用にでもなればと、コツコツと積み立てた保険金。自分が受け取ってしまって、飲み代に充てたんじゃしょうがない。

 遺言書誰だ添削する奴は!
 →遺族みんなで遺言を添削する。ほほえましい遺族なのか、お金の亡者のような遺族なのか…判別できませんねえ。

早々と遺言書いてまだ元気
 →死ぬ予定がないうちに遺言を書いてしまうと、きっと紛失するから。

 「17音だから、簡単だ」と、思いましたが、「ゆいごん」となると、なかなか難しいものだと気づきました。反省して、また応募しま~す。次回こそ「大賞」を獲るぞぉ~っ!「ダメで元々」