そんな事はどうでも良い。
問題は「ロバの色」だ。
ロバは頭がデカい。
ロバは馬の様に見えてかなりチビだ。
だからロバに近づいていってもなかなか近づいたように見えない。
本当に側まで行ってみると、かなり小さい。
こんなに小さかったか、と改めて驚く。
考えてみればロバは家にいないし街を歩いてもいない。
電車乗っても駅にも職場にもいない。
つまり日常生活にロバは登場する事がないから、我々には大きさの感覚すらわからないのだ。
それで、遠回りをしてしまったが、問題の「ロバの色」だ。
ロバを見ずに「ロバの絵を描け」と言われて「ロバの色」を表現できる人はいるだろうか?
予想ではロバのいる動物園や牧場で仕事をしているかよっぽどロバフェチでもない限りそれができる人はいないと思う。
(ここでこの記事にロバの写真を掲載しないのがミソだ!)
「ロバの色」
一言で言える色で一番近いのが「灰色」だ。
しかし、タダの灰色ではない。
少しスミレ色を混ぜたような悩ましげな、そうまるで昔の映画で見たパリの空を思わせる灰色だ。
近くで見ると密集したその毛は灰色そのものなのだが、数歩遠ざかって見るとその灰色の毛の芯か、もしかしたら毛の奥の皮膚に下地として赤紫色があるのではないかと思わせる灰色をしている。
絵の具で作るとしたら灰色に赤と青をほんの1滴づつ入れたような微妙な中間色だ。
冬のそれほど強くない太陽光に当たるといっそうそのスミレ色がかってきてとても魅惑的な灰色になる。
それでまた近づいてよく見るとタダの灰色に戻ってしまう。
触ってみると思ったより毛足が長い。
思ったよりフカフカで、ペルシャ猫ほど柔らかくはないが、毛足の長い化繊のぬいぐるみの手触りだ。
ロバはおとなしい。
首を触っても視線を地面に向けてただじっとなでられているだけ。
おとなしいのか諦(あきら)めているのか。
ロバの色は魅惑的です。
こんな色そうそうどこにでも有るってものじゃない。
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