最近きなこが咳をするようになっていた。水を飲んだ時などに咳をする。
一昨日はその咳が発作のように少し長く続いた。断続的に5分程度だったかと思う。そこでクリニックへ連れて行く事にし、昨日行ってきた。
ネットで調べるといつもながら色々な病気が考えられると書いてある。軽いものから鼻の中の腫瘍と言ったどうにもなりそうにない病気があると。おいおいやめてくれ、と言いたいが、何があるかはわからないし確率は低くても宝クジのように当たる可能性だって無いとは言えない。そして自分で勝手に判断せず即、医者に診せろといつものように但し書きが。
こりゃもう連れて行くしかないわけだ。
さて、いつもの医者の診断によれば、風邪だ。鼻水がちょっと出ていて聴診器で胸の音を聞いた。よくある症状なのか。そして薬もいつもの抗生剤と風邪薬。
マレーシアでは人間用の総合感冒薬がほとんど売られていないが猫用はあるのか? 1粒で風邪薬になってるのだからそうなんだろう。
そもそも猫の風邪は人間で言う風邪と同じものを指すものなのか? 以前読んだ何かに猫は犬より人間にかなり近い種の生き物で、人間にある病気は猫にもほとんどあると書いてあった。犬はあんなに人と近いところで生きていて人間との間に上下関係が築けるのに猫より遠い動物だったらしい。
そうなると猫の風邪は人間の風邪と似たようなものなのかもしれない。想像だけだけれども。
さて、その後、今朝まできなこは咳をしていない。早くも薬が効いたのなら良いが。
ところで、クリニックを出る時にこの缶をもらった。
常連客なので、と言われた嬉しくてつい手を伸ばししまった。が、待てよ、常連って事はうちの猫たちはよく病気や怪我をしていると言う意味ではないのか? 家できなこの健康手帳を調べてみると...確かに多い。去年からは2ヶ月に1回に減ってきてはいるがその前は毎月だった。
そうそう、最初の頃は死にかけた事もあったのだっけ。
まあ、そう言うわけでこの缶は戦争で負傷した人が勇敢に戦ったと勲章をもらうのと似た感じのものだと理解。ただ、よく考えてみると、何に使うんだ? 棚に置いておいてもまあインテリアとしては良いかもしれないな。でもうちはここに永住してるわけじゃないので引越しになったら捨てる事になってしまうな。もったいないな。
そうだ、好き人がいたら貰ってもらおう。幸いにもこれ、フランス製だよ! 中国製の安いオマケじゃなさそうだから喜んで使ってくれる人がいたら良いなあ....なんて言っていたらキャサリンさんのお友達がもらってくれるとの事。ありがとう、ありがとう、貰ってくれて。
とりあえず、きなこはまた1週間位、薬漬け決定だ。仕方ないね。