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もんく [とある南端港街の住人になった人]

スペインかポルトガルの港町に住みたい
日本→インドネシア→台湾→マレーシア→日本
since Oct. 2004

2年目の反省

2011-12-31 23:23:29 | 2年目のマレーシア
マレーシアでの生活も2年を超えました。

英語の勉強をしに来たときから数えればもうとっくに2年半なので3周目を走っていることになり、時間の経過は早いのだな、と感じます。

正直言って、この2年間、ちょっと消耗しました。もちろん特に仕事面での事です。何もかも良いことばかりでは無いのはどこの世界に行っても同じでしょう。マレーシアだからと言う意味ではないと理解しています。


そもそもサラリーマンの仕事など半分以上は徒労のようなものです。なぜならサラリーマンの仕事は1人だけで完結することがほとんど無いからで、いくら上手くやったつもりでも全体がそれを生かそうとする場面がいつでもあるとは限りません。

技術系の人の仕事を見ているとよくわかるのは、技術の仕事をしている人が自分の身の回りの環境をオーガナイズできない場合が多くあります。仕事そのものは良い出来であっても周りにそれを理解してもらうのが下手であればその成果は生かされません。今年は残念ながらなぜかそうした場面をいくつも見ることになってしまいました。

自分の場合は比較的マシだったと思いますがそれも程度の差です。できたそばから全てが台無しになってしまう事もあるものです。当たり前だと思われていた事を覆したり、出来ないと思われていたことを出来るようにしたり、そんなネタはいくらでもあります。これも残念ながら一人で出来ないことも多くあり、また技術面と管理面の比率を変更しなければ実現できない事もあるのでそうした場合はダメになる確立が高いのです。(具体的に書けないのでとても抽象的な表現でわからないのはお許しください。)


と、言っていても仕方ありません。

さらに、そもそも論を言ってしまいますと、そもそもそんな働き方、そんな食い扶持の探し方しかできない自分が一番ダメなのです。人生の折り返し地点を過ぎてもまだまだそんなもので、これはすぐにどうにかなるものではないと思います。

こうした事は地道に少しづつ軌道修正していくしかありませんね。特効薬も魔法の杖もありません。それは今までの人生経験からよくわかっていることです。役に立つかどうかわからない程度のちょっとした変化を重ねていく以外に何があるでしょうか?




再挑戦、個人売買 9 名義変更

2011-12-31 18:15:13 | Vespa? Yes, but LML !
今朝、バイク屋さんに名義変更ができたかどうか確認しに行ったところできていました。

登録証の裏側に自分の名前と住所、ID番号(外国人の場合はパスポート番号)が記入されています。最後の欄には自分でサインするようになっていたのでサインしました。自動車保険証も返ってきましたがそちらには何も記述変更はありません。


ここから西にちょっと行ったIOIショッピングモールやTESCOスーパーマーケットのある地域に有名なPJ1(ピージェーワン)と言うべスパの専門店があると聞いたので行ってみました。

お店はそれほど大きくないし目立たない場所ですが本体も部品も在庫がたくさんありました。顧客には欧米人のべスパ仲間がいるようでツーリングの写真がありました。彼らも私と同年代だろうと思いますがみんな赤べスパでなかなかカッコいいです。この店は整備したべスパを日本にも出荷しているそうです。



これは整備中の車体ですが、かなり新品の部品が使われていてエンジンはきれいです。塗装もインド製LMLのオリジナルより良いようでした。店内にはエアブラシ塗装のすごいのがありました。エアブラシのデザイン全塗装でRM2000だそうなので汚くなったらそれも良いかなと思ってしまいます。

錆でダメになってしまった部分の再生も可能のようです。鉄製である事の強みでしょう。


ステッカーを剥がすと、

店の一番端にある小さなブースで塗装されます。

そのうちお世話になると思いますので今日は場所確認と見学のみです。


PJ1を出て近くのTESCOスーパーマーケットに寄りました。
TESCOを出るときに駐車場でサンバル君を見ている背の高いインド系の人がいます。その人はVespaなのになぜ新しいのかと言いました。なぜ新しいと分かったかと言うと、ナンバーがアルファベットのWから始まるのは最近のナンバーなのだそうです。その人はインドでLMLが生産されているのを知らなかったのでした。べスパが好きらしいです。そうか、そう言う疑問だったのかと、こちらも知りませんでした。



本日の支出 名義変更一式 RM120

さて、来年はどうしましょうか?

2011-12-30 22:15:03 | 2年目のマレーシア
最近、大学時代(最近の方)の友人のSさんとメールの応酬が激しくなっていました。

彼と私は同年代なのである部分感じ方がよく似ています。でも知り合うまでに40年以上もかかっているのでお互いに対処方法が全く異なります。で、そのメールの中で幸福論のようなことになっていたのですが、それは結局結論が出ないままです。

「子の曰く、吾れ 十有五にして学に志す。三十にして立つ。四十にして惑わず。五十にして天命を知る。六十にして耳順がう。七十にして心の欲する所に従って、矩を踰えず。」と言うようなのとは全く違い、我らは四十過ぎて学に志すが不発に終わり、さらに迷うとなっています。この分では五十にして精神の天寿をまっとうしてしまいかねません。

こんな事をしながら赤いスクーターに乗ってはしゃいでいるなど、それ以前の友人には「まだそんな事やってんの?」と言われるのは目に見えています。(昔からそう言う事を言う人が実はけっこう多い。内田裕也とか矢沢永吉なんかにも言ってやって欲しいけれども、どうもそちらには言わないらしい。不思議だ。)

と、そう言う事を考えていたらこんな記事を見つけました。

日本人は不幸体質だった!?最新研究が明かす「幸せのDNA」エコノミストUK - 現代ビジネス(←クリック)

セロトニン輸送体に関わる遺伝子には長いものと短いものがあり、アジア系はアフリカ系や欧米系に比べて短いのを2本持つ確立が高い。それと自分の人生の満足度合が比例して低くなっていたとの事。つまりは遺伝子の影響で幸せを感じにくい可能性があるのだそうです。

そう聞いてしまえばなるほど、日本人はこんなに経済的にも環境面でもいろいろ豊かであるのにあまり幸福ではありません。アフリカ系の人たちはそんなこととは無関係に明るく見える印象があります。単に印象だけなのかどうかはわかりませんが、血液型占いよりは納得できそうに感じます。

昔、ある神経を病んでいた人がある時「自分は病気だったのだ」と気付いて、その瞬間からとても気楽になったと言っていました。そうか、我々日本人はどんなにがんばってもある程度(遺伝子が影響する分だけは)不幸から抜け出られない運命なのか、と思ったら気楽になりませんか?

それとも絶望しますか?



今年も今日で仕事納めでした。

昼前の11時頃から会社の外の駐車場に張られたテントの下でちょっとしたパーティーが行われました。年中気温の変わらない熱帯ではこうした催しが無いと季節感が無いのです。ですからここ最近まで特に年末らしい感覚は全く無くやっていました。

と、年末を感じるとやはり来年の事を思わざるを得ません。


新年の誓い、守りたいなら「アウトソース」を - WSJ(←クリック)

ここに書かれているように、毎年自分だけで自分の事を決めてもどうせたいして変わったアイデアが出るでもなく、そしてこれまでも失敗してきたようにまた失敗する事も容易に想像できます。だから今の自分は今のままってわけです。どうあがいても変わりません。

なので新年の誓いも他人にお任せすると言うのは良いアイデアだと思います。お化け屋敷に入るような感じでちょっと怖くて面白いかもしれませんよ。






Sさん、年賀状が届きました。
ありがとう。

赤は目立ちます

2011-12-29 22:43:40 | Vespa? Yes, but LML !
今日はアパートの門を入るなり、いつものガードマンのおじさんが右手の親指を突き出して「良いバイクだね!」と叫びました。

もう2年近く彼はそこに座って門番の仕事をしていますがそう言う事を言うとは想像もできませんでした。彼は前にも書いたかもしれませんが、日本語で「ありがとね、ありがとね、ありがとね...」と1秒間に5回言えるギネスブック級の記録を持っている人です。それ以外あまり何か言うのを聞くことはありませんでしたからびっくりしました。


今週は赤いサンバル君で通勤していますが、やっぱり目立つようで注目されます。


それはそうと、サンバル君、やはり排気量が150ccもあるだけあってスズキ君よりはだいぶ加速が良いです。信号からのダッシュで自動車に追いつかれないので気が楽です。高速道路の出口でもバイク専用レーンから出て自動車レーンに入るときに同じ速度で走れるのも良いです。マレーシアの人にもVespaは遅いと思われているようですが意外とそうでもないです。

気難しく感じられる点はギアのつながりが良くないことです。1速は本当にスタート専用、2速はあまり伸びないのですぐに3速に切り替える必要があります。40km/hにもなると4速で走れてしまうので3速もそれほど使い道がありません。だからカーブ前で減速するときに3速にするか4速のままにするか迷います。多分これは排ガス規制でエンジン回転が頭打ちになっているせいでしょう。スピードを出さなければ問題ないのですがどこでも最高加速が必要なマレーシアではそうも行きません。


設計は古いけれど最近作られたバイクだなあと感じる点が1つあります。

それはウインカーを点滅させると「ピーピー」と電子音がすることです。昔のように「カチカチ」じゃないのですね。最初は隣の自動車が出している音かと思っていました。最近のバイクはみんなそんなものなのでしょうか?

今のやり方、正しいですか?

2011-12-27 22:30:42 | 2年目のマレーシア
日本人、て言うのは今のところ世界中でお金持ちの仲間です。

それに第二次大戦後とてもうまくやってきた。いろいろ危機はあったにせよどうにか乗り越えてこられました。製造業における日本の技術はたいしたものです。日本企業の製品と言うだけでブランドです。

私たちはその方法に今すがろうとしています。日本にある多くのシステムを活用するのが正しいやり方だからです。なぜならこれまで大きな失敗をした経験が無いシステムだからです。


でも、もし1回大きな失敗をする事があった時に、日本と言うシステムや日本自体や日本人と言うブランドはその後どれだけ維持できるものなのでしょうか? 仮に日本円の価値が1/100になるような事態が起きたとして、それでも世界は日本を、そして日本の製品やサービスや、さらには日本人を信頼してくれるのでしょうか?

今、こうして私がマレーシアで比較的簡単にビザをもらえてお金をちょっとマレーシアの人よりも多めに稼げるのは私にマレーシア人より給料の倍率だけ優れた技術や知識があるからではありません。背景に日本があるからに違い無いのです。だって私はちょっとは工業分野での仕事経験がありますが普通の人なのです。


日本人は日本が大きな失敗をしてどうにもならなくなり、何十年もかかってやっと貯めた預金の価値がびっくりするほど小さくなってしまった時に、まだ日本のやり方、自分のやり方が「正しい」と言っていられるのかなあ?、と疑問に思います。

私もまだ日本の銀行にお金がいくらかありますのでそうした何かが起こって欲しくはありません。今の自分の状態から言えば、今のようにマレーシアでお金をもらうのは間違った選択です。今の給料程度なら日本ではアルバイトで稼げる可能性があります。でももし何かあればどちらが正しい選択だったのだろう、思う日が来るのでしょうか?

私はこれが永久に間違った選択でもかまわないのですが。



今日はLMLのサンバル君での初出勤。

まだまだ慣れが必要です。バイクと言うのはどんなバイクに乗っても最初はそんなものです。スズキ君でも最初は違和感がありました。前に乗っていたのどのバイクもそうです。先日バイク屋さんのカブに久しぶりに乗ったときもものすごい違和感がありましたっけ。そうしたわけでスピードは控えめにします。

と、言いつつ、マレーシアは高速道路以外のどの道路も信号機付き高速道路と言って差し支えないものになので抑えて走る事が難しいです。まだマイレージが700kmほどなので通常であれば慣らし運転期間ですがトップスピードが必要なため慣らしは無きに等しいです。スズキ君から排気量が50%増えましたので加速が楽です。トップスピードはちょっとしか変わらないかもしれません。

やっぱりこの赤は熱帯の太陽の下でキレイに見えますね。赤でよかった。

私は「正しさ」の世界代表?

2011-12-26 22:30:25 | 2年目のマレーシア
人と人はいろいろな形で争うものです。

言い争い、議論、喧嘩、戦争などいろいろあります。メールのやり取り、掲示板の書き込みでさへ小さな争いが毎日毎時間毎分毎秒起こっています。つくづく人間と言うのはそう言う動物なのだなあと感じます。争い無しに人生無しのようです。もちろん私もそこに含まれます。

いろいろ原因と言うのはあります。恨みや実際の損害などと言うのがありますけれど、一番多くて気軽に争いの原因になっているのが「枠組み」どうしの認識の違いではないでしょうか。簡単に言えば何が「正しい」かと言う議論であります。

混んでいる窓口で入場券を買う場合に列を成して並ぶのが良いか、それともそんな事せずに先に窓口に到着した順番に買うのが良いかと言うようなことです。こうした事例の場合、私も前者を選びます。それはなぜですか? その方が気持ち良いからです。あなたの理由は何ですか? 私と同じですか? もしかしたら「それが正しいから」ではないでしょうか?


「他人を傷つけたり殺してはいけない」と言います。多くの人はそれに合意するでしょう。その場合も多くの人は「それが正しいから」と言います。じゃ、なぜ「他人を殺してはいけないのですか?」、そこまで考える人はそう多くはないと思います。考えるまでもなく「それが正しいから」です。

ですが、世の中にはそんな我々があたりまえに「正しい」と思っていることと反対の事をする人がいます。それに対して私たちは「間違っている」と言います。何を考えるまでもなく私たちは正しくて殺す人は正しくないからです。


そうした「正しい」は実際、中身の無い「枠」です。

なぜなら私たちは単に「正しい」と言うだけでその中身について詳細に検討したことがありませんし、その結果いかなる理由も知りません。なのに私たちはある「正しさ」の代表者になって正しくない人を批判するのが常です。そんな事が日常で行われています。つまり争っているのです。

私たちがそうした「正しさ」の世界代表になったとしてもそこから報酬を貰うことは一切ありませんが、それでも私たちはそれをしようと躍起になります。その正しさを主張して勝っても負けてもほとんどの場合何も得るものはありません。

私たち人間はそうした遊びが大好きなのではないでしょうか?


マレーシアでもクリスマスはありますので、この3連休の他人のブログには特別なディナーとか特別なケーキとかの写真が氾濫しているとキャサリンさんが言っています。なのでうちもマレーシアで最高に美味しい魚を食べることにしました。今までバスの窓から見て気になっていたSS19地区の食堂街です。

と、言うわけでナマズを食べてます。ナマズは手で身をむしって食べるのが美味しいです。壁が無いので向こうに見える緑がまるでバリ島の風景のようです。なんてクリスマスらし.....くない。

夜は今朝バイク屋さんでいただいたマンゴスチンを食べました。今まで食べた中で文字通り最高のマンゴスチンでした。

謎の突起

2011-12-26 19:58:53 | 2年目のマレーシア
KLの街を歩いていると何だかよくわからないこんな物が歩道などに立っています。

ヒンドゥーのシヴァ・リンガ(←クリック)を思わせる形をしています。ただ、ヒンドゥー教徒が街中にいくつもそんなものを立てるわけはありませんね。しかもこれは玩具の野球のバットのようなプラスチック製です。

普通は鍵がかかっていて開けることはできないのですが、たまに鍵が壊れているものがあるのでちょっと中を覗いてみます。そうして中から出てくる物は何かと言いますと、2本ペアになってよられた細い電線がボードにネジ止めされている図です。

それで最終的にこれが何かとこのメンテナンスをしている人に尋ねたところ、これは電話線のターミナルでした。電話と言えばデジタル化されていない電気信号がここを行ったり来たりするものですが、そう思うとけっこう無用心のようでありますし、近くを車がバンバン走っているところにプラスチックの皮を被せて置いてあってノイズは問題にならないのかとも思います。誰かが酔っ払って(マレーシアにはあまりいないです)もたれかかったして壊れないのかと心配にもなります。ADSLもここを通っているのかと思うとそれも大きな問題じゃないのかな?、と思うわけです。

びっくりですねえ。

最初の点検 LML

2011-12-26 13:08:40 | Vespa? Yes, but LML !
名義変更をお願いしに近所のバイク屋さんに行きました。

前回言われた書類は全部揃っていたのにまだ指紋の捺印が必要な書類が1つあったようです。今からそれだけのために行くわけにも行かないので自分の指紋とバイク屋のオヤジの指紋でごまかしました。保険の名義変更の後、JPJの登録名義変更があります。年末なので1週間程度かかるようです。

さて、まずは点検ですが、スパークプラグを調べたらNGKのB8ESが付いていました。日本のLML2サイクルモデルはB6ESなので2段階冷えるタイプです。マニュアルにはChampion製のN6YCかMico製のW5DCとなっているのでB7ESあたりかと思われます。このマレーシアでも始動にチョークが必要なのはプラグのせいかも知れないのでB7ESに交換しようかと思いましたが在庫が無かったのでしばらく様子を見ます。

そしてプラグ・キャップが銅でできたクリップでした。まるで50年前のバイクのパーツみたいです。これも始動性への不安要素ですので躊躇無くNGKのキャップに交換しました。


次にオイル交換。600km代なので最初のミッション・オイル交換時期です。オイルはシングル・グレードのSAE30か40あたりらしいのでヤマハのオイルにしました。ヤマハのオイルは安いのに割合信用できます。オイル交換はこのように適当な容器にタイヤ・チューブのプラグを付けたものとビニルチューブを使用。最初200cc入れたらまだオーバーフローが無かったので30ccほど足してオーバーフローしてきたところまで。

走り出してみるとギヤが軽くなりカチカチと良く入るように変わっていてびっくりしました。それほどオイルに敏感だとは思ってもみませんでした。昔乗っていたインドネシアVespaではオイル交換など何もせず動いていたのでびっくりです。(自分が触るところ意外磨いたことすら無かったなあ。)

帰りにバイク屋のおばさんが田舎に行ってきたお土産の大きな肉まんとマンゴスチンを貰って帰りました。



今日の支出
(1)オイル RM19 (0.8L入りを230ccしか使っていないのでまだあと2回は交換できる。)
(2)プラグキャップ RM9

赤いVespaは注目度が高いらしくみんなに見られます。珍しいのでしょう。たまに見かけるVespaは古いのばかりなのでもっとずっと地味だと言うこともあるかも知れません。でも本音はどうしてヤマハを買わないのだ?、と思っているかもしれないな。

小物購入 for LML

2011-12-25 21:39:28 | Vespa? Yes, but LML !
2つほど小物を購入しました。

(1)キーチェーン
キーチェーンと言ってもその言葉から想像できるカッコ良いものではなくて昔の電話の受話器に付いていたようなクルクルしたゴム製の安物。プラスチックの硬いキーホルダーだとボディにカシャカシャ当たって嫌だからです。

(2)ワックス
キャサリンさんの勧めに従って最初だけジョンソンのKITシリーズのワックスの小瓶を1つ買いました。もともと保管が良くてまだピカピカだからそう言うアイデアが湧くのでしょう。ショッピングセンターの駐輪場に置くと周りのバイクとの対比でキレイさがよくわかります。ワックスをかけるとさらにピカピカになりました。


今日、一度帰ってからROJAKを食べに行き、MyDinに行き、それからサンウェイ・ピラミッドに行くなどして40kmほど走りました。

走っていると昔の感覚がだんだん戻ってくるのを感じます。昔と言うのはアジア通貨危機前のインドネシアですから15年ほど前になります。あれはインドネシア製Vespa、ExcelのPXタイプで今回のインドLMLと違っていたのはライトが角だったのとシートが三角のシングル・タイプ、それに前ブレーキがドラム式だった事だけです。全体の形も何もかもそれほど違いはありませんでした。

やはり乗っているとだんだん、良いなあと感じてきます。カブなどは何度乗ってもママチャリに無理やりエンジンを付けている感じしかしませんがVespaはオーソドックスに"オートバイ"らしいのです。構えないイージーさとオートバイが同居した感じです。丁度良いです。


ところで、不便なことが見つかりました。

後ろに大きなキャリアが取り付けられているので2人乗りの時にまたぐのがものすごく大変です。キャリアが普通のスクーターのように平らなタイプだと良いのでしょうが上に跳ね上げられているのです。外してしまおうかと思いましたが、キャサリンさんが言うには自分の足がもう少ししたら少し長くなるかもしれなから様子を見ようとのこと。よく分からない前提条件ながら外すのはいつでもできるので少しそのままにしてみます。

2人乗りで困る点がもう1つ。後ろの人の足の置き場が無いこと。これはパッセンジャー用ステップを買うしかないかもしれません。

2人乗りで良いことは、前にも書いたかもしれませんが、重心が最初から後ろにあるので2人乗りになってもあまり操縦の感覚が変わらないことです。これは乗ってみて安心感があります。



今日の追加の支出
(1)キーチェーン RM3.95
(2)ワックス ジョンソンKIT RM9.9

再挑戦、個人売買 8 最終的に、買う

2011-12-25 14:38:05 | Vespa? Yes, but LML !
午前11時にUKMの駅に到着。

Mid Valley駅からsmsを送っておいたのでほとんど待たずに現オーナーが車で迎えに来てくれました。家に到着するとまずは書類の確認。IDカードの両面コピー、登録証の原本、保険契約書の原本を確認。こちらから持っていった受け渡し用の書類に指紋を押してもらい、他の書類含めて3箇所にサインをもらいます。その後用意していった代金を数えて確認してもらい売買は終了。

現物に関してのレクチャーを一通りしてもらいます。

最後に記念撮影です。

街を走り、

高速道路を走り、(最高速は90km/h弱でした。)

さらに走り、

家に到着。


ディスク・ブレーキが付いています。日常使うにはこれは絶対に必要だと思うのです。

VespaとPiaggioのエンブレムが着いていますまこれは前オーナーが交換したもので、元はここにはLMLとStar Deluxeのエンブレムがありました。

シートもVespaの物に交換されています。

そしてこれが豪華なおまけです。右上の物はバイクショップでくれたカッパだそうです。

取り付けなかったエンブレム類ですが、これも安いわけじゃありません。左中央にあるのは盗難防止用ディスク・ブレーキ・ロック。

LMLはオリジナル・エンブレム。



乗った感想
(1)グリップが太いので振動で手が離れてしまわないか最初は心配でした。スズキ君がどちらかと言うと他社より細いのもそう感じる原因です。

(2)前ブレーキがよく利きます。通常Vespaの前ブレーキは利き難いと評判ですがさすが、ディスク・ブレーキは安心です。

(3)路面の振動よりウネリに車体がよく反応してしまいます。設計が古いのでこんなものですがヤマハのように車体用ダンパーがあればもっと良いかもしれません。大きな問題ではないです。

(4)エンジン・トルクに山谷があまりないのでオートマチックのように走れます。でももう少し高速寄りのギヤ比にした方が良さそう。

(5)サスペンションが細かい振動をよく吸収するのがわかります。段差などを通過したときにまるで絨毯が敷いてあるように感じます。

(6)信号で停止したときにミラーが振動していて見にくいです。昔のオフロードバイクのようですので何とか対策したいものです。

(7)よくVespaは左右のバランスが違うので....、と言いますがこの車体もそれは多少感じますが気になるほどではありませんでした。まっすぐ走ります。


今日の支出
RM6300 (約15.8万円) LML代金(おまけ含)
RM30 家までキャサリンさんとおまけを送ってくれたお礼
(いらないと言われたのですが距離があるのでタクシー頼むよりずっと安いで受け取っていただきました。)

再挑戦、個人売買 7 細かい準備

2011-12-24 23:53:38 | Vespa? Yes, but LML !
いよいよ明日、LMLを買いに行きます。

1回で済むように細かい最終の準備を怠らないようにします。お金が絡むことでもありますし、同じ州内とは言えちょっと遠いのです。

今日買ったのは指紋を押してもらうためのスタンプ台。どこで買っても同じような値段なので KL BIKE WEEK を見に行ったついでに伊勢丹で買いました。一番安いのを。なぜなら1回しか使わないかもしれないからです。

明日持って行くものは前回「再挑戦、個人売買 6 名義変更のやり方」で書いた書類以外にはヘルメット、帰りのための地図のコピー、購入代金、雨が降るといけないのでカッパです。

さっき、現オーナーから電車が出発するときにsmsを入れてくれとsmsが入っていました。今日BIKE WEEKで見かけなかったからどうしたのかなと思っていましたが特に問題があったわけではないのでしょう。では、明日はいよいよ買います、LML。


今日の支出
RM4.9 スタンプ台

KL BIKE WEEK 2011

2011-12-24 23:35:48 | 2年目のマレーシア
KL BIKE WEEK に行ってみました。


今回の一押しはこれ。川原から拾ってきたバイクで参加って感じ。
みんなドレスアップして来る中、エンジンも塗装もこんな感じで逆に目立ちます。
写真を撮っていた人多し。


マレーシアのバイクはかなりの確立で猫にやられてることが判明。


レースです。

バイクより目立つのは薄毛。

曲はよく分からなかったけれど聖飢魔IIっぽいのやスタンダードなヘビメタ。けっこう上手い。



シンガポールから参加!、走ってきたんか!

なんか良い人ばっかり。これでも全然怖くない。



前にVespa Empireで会った人に再会。


出店していたクランのショップから売り物のステッカーをもらいました。

ステッカーをくれたお店はこちら。
Azmi Scooters(←クリック)
Facebook-Azmi Scooters(←クリック)


来年はLMLに乗って来てみたい。デコレーションが必要な感じがしますが。

明日は KL BIKE WEEK に行こう!

2011-12-23 23:52:13 | 2年目のマレーシア
KLのツーリズムセンターでバイク・ウィークが開催されています。

明日それに行くことにしています。

場所はジャラン・アンパンのツーリズム・センター。
KLCCから徒歩でも行けるところです。

マレーシア中からたくさんのバイクが集まるそうです。ロックとバイクが好きな人は誰でも参加できりるとか。

背後霊を探さないで

2011-12-23 22:48:19 | 2年目のマレーシア
今日、ある方からorang-uさんはとある大企業の重要な役割を担っていた人だと聞きました、と。

実際、それは間違いです。勘違いか人違いです。と、そんな事はどちらでもかまいませんが、多くの男の人は他人をそう言う目で見るのだなと改めて思いました。そう言う目とは人に付いている役割とか評価とかそうしたものです。また自分に関しても男の人はそうです。

以前によくバックパッカーをやっている人に会う機会がありました。彼らは会うと自己紹介してくれますが、その内容はほとんどの場合、私はこれこれこう言う企業でこんな事をしていた人間ですと言うものです。私はそんな事は聞きたくも興味もありませんがどうしたわけか自動的にそう教えてくれます。

でも今はただのバックパッカーだよね、と言うのはちょっとかわいそうなので言いませんが。

また私のことを、元学校の先生だったのですか?、とかいろいろ推測もしてくれます。私が自分についてそう言う事は言わないせいですし、そもそも言うネタなんて何もありません。


とりあえず、昔何をやっていたかなどどうでも良いのです。もし仕事のことを言うのであれば今どれだけ出来ているかだけで十分です。もし生活であればどれだけ楽しめているかだけで十分です。わざわざちょっと外れたところに視点を合わせて背後霊を見ていただく必要なんて全然ありません。歳とりましたね、白髪が増えましたね、太りましたか、の方がよほど良いのです。

不正なお金でも欲しいですか

2011-12-22 22:03:11 | 2年目のマレーシア
昨今、日本のある企業で不正な経理が発覚して大騒ぎになっています。あまり日本の記事を扱うことの無いマレーシアの新聞にもその記事が出るほどですのでこれは相当な事なのだと思います。

その企業の多くの従業員はそんな不正が自分の働いている会社で行われているとは知らなかったでしょう。ただ、知りながらそれを見ているしか方法のない人も中にはいたでしょう。その方たちはそれを知りながら何を思い、何を考え、どう働いてどう生活していたのでしょうか。耐え切れず辞めてしまった方もいるのでしょうか?

これに限らずこれまでも多く不正を働く企業と言うのはありました。そこで働いていたみなさんはどうされたのでしょう?


従業員であれば企業がどんな事をしていようとその仕事から毎月一定のお金を貰わなければ生きていかれません。だとすれば多くの場合不正から得られたお金を分け前として貰う必要だってあります。現実問題、それも仕方ないでしょう。

ただ、心情としてどうなのかなあ?、と思います。

自分の生活の事を別にすれば、この会社からこのお金を貰って良いのか悪いのか、そう考えないでもないのではないでしょうか。そんな事なら死んだほうがマシだ、と囚われた武士とまでは行きませんが、そう思うこともあるかもしれません。

みなさんだったらどうでしょう?




明日23日と24日の2日間、KLバイク・ウィークがKLのアンパン通りにあるMalaysia Tourism Centreで開催されます。バイクとロックが好きな人がたくさん集まるイベントだそうです。我が次期スクーターLMLの現オーナーがハーレーで参加するとのこと。24日に行ってみることにします。

KLCCから徒歩で行ける距離です。(たまに引ったくりが出るとも聞くので歩く場合は荷物に注意。)