goo blog サービス終了のお知らせ 

もんく [とある南端港街の住人になった人]

スペインかポルトガルの港町に住みたい
日本→インドネシア→台湾→マレーシア→日本
since Oct. 2004

他人の言葉

2006-08-30 00:19:41 | いろいろ雑記帖
<ブックマークのリンク変更>
ブックマークの「スティーブジョブスのスピーチ」がリンク切れしていましたのでリンク先を変更しました。
たまに読み返してみるのも良いものです。

追加
人生において他人の言葉をきちんと心から聞く機会と言うのは、多いようでいて実はとても少ないと思う。
人生の経過時間が長くなるほどそうなってくる。
自分のあり方をだんだんと固定していってしまうためだろうか。
他人の言葉を心から受け止める機会が一生に一度でもあればその人は幸せかも知れない。
人生で一番の贈り物だ。

Pot Rice

2006-08-22 08:20:20 | 美食満腹
九龍の油麻地駅の近くにある"Four Season Pot Rice"(漢字の読み方がわからない)って店、けっこう繁盛している。調理場と食器洗い場と客室が別々の建物に分かれているのが面白いこの店は土鍋飯専門店らしい。

土鍋の蓋を取るとそこに注文した具の肉があって、テーブルに置いてある甘い醤油をさっとかけてまた蓋をする。少しすると鍋底に焦げができるから、それをレンゲでこそげ落として食べる。凝った味じゃないけど何だか美味いね。繁盛するのが分かる。確かKLの中華街なんかにもあった食べ物だけどこっちのが良いなあ。そのうちもう一度食べよう。

肝油ドロップ 健在! in HK

2006-08-22 08:07:20 | いろいろ雑記帖
昨日、香港から帰国(台湾に)。

今日は香港土産に懐かしいものを見せます。
何と香港FoodExpoであの「カワイ肝油ドロップ」が紹介されていました。
試食コーナーで久しぶりに口に入れたら、やぱりあの感触、あの味だった。

香港人にもけっこう売れていたみたい。
子供の頃よく食べたものだけれど、健康増進に効果あったのかなあ。

フォーの嫁入り

2006-08-14 00:39:17 | 台湾-非観光的
台湾の中華料理は日本で想像しているものとは随分違う、と以前に書いた。
その味は「甘い」「重い」「臭い」んである。(注意:悪い意味にとらないで)
そういった理由で日本人出張族はどうしても和食に走る。

いやいやちょっと待て。
まがい物の和食に走ること無かれ。

ここは本物のベトナムのフォーに限る。
あっさり味のフォーは重い台湾料理に飽きた時には持ってこいだ。


実は台湾は隠れたベトナムフォーの本場なのだ。
街の屋台店に「河粉」とか「越南」と漢字で書かれているので一見わからないが紛れも無く「越南」は「ベトナム」、「河粉」はお米粉で作った幅広麺の「フォー」を差す。これを知ると街にこういった店が時々あるのに気付く。


どうしてこんなにベトナムフォーの店があるかと言うと、ベトナム人女性を嫁として迎える台湾人男性が多いからだと思われる。物の本によれば台湾では結婚しない(できない?)男性が多いらしい。そのうち歳をとって適齢期を過ぎたところで親がやきもき、結婚を勧めるのだが既に遅し。そんな台湾人男性にベトナムから嫁を紹介するサービスがある。

幸いベトナムには中国系の人が多いし、台湾人も実は遺伝子的には漢民族よりベトナム人に近いらしい。あちらでもより裕福な台湾行きは歓迎されるとの事。


そんなわけで台湾は今やベトナムフォーのもう一つの本場なのだ。
前置きが長くなったけれど今夜の夕食は「越南牛肉河粉」となりました。
「我要(ウォーヤオ)ヌクマム」って言うと足してくれます。あの味と香りがよみがえります。

台湾に来たらベトナムフォーも是非、お試し下さい。

人生は右足から

2006-08-05 00:25:30 | 台湾-非観光的
朝、家を出る時には左足で敷居をまたぐ。これが「ひん」。
次の一歩は右足でこれは「ふく」。だからその次はまた「ひん」。次は「ふく」でその次は「ひん」。
ひんぷく、ひんぷく、ぴんぷく、ひんぷく、貧福、貧福、貧福、貧福......
ずーっと歩いて目的地に到着した時に「福」であればよし。「貧」ならだめだ。

あみだクジでも花占いでも、最後に良いか悪いかが重要だ。問題は最後の1つ。
人が生きて行く上で最後に幸せだったと思えるかどうか、これは重要。

逆に最初の一歩目はそんなに重要じゃないのだろうか。


今いる通訳の男の子。何々大学の日本語学科を出たと言うので年齢的には男の子では失礼かと思うけれど、男性ではなくあえて男の子と呼ぶ。

たどたどしい日本語で「私はまだここに入って5ヶ月ですから装置の事わかりません。わからない場合は質問させてください。....」
(私)XXXについてはどうしたら良いと思いますか。
「上司に相談してみます。」
日本語はそれほどでもないけれど、こう言うやり取りのしかたは立派に日本式。

日本式には普通だし謙(へりくだ)った感じなのだけれど、聞いていると何だかイライラする。日本では当たり前のせいかあまり意識しなかった事だけれど。

新人だから(って言ったってもう5ヶ月経ってる!)知らない分からないが当たり前。ちょっとした事でも報告するのが当たり前。上司に判断を仰ぐのが当たり前。出来ないのが当たり前。


それは謙虚さ?美徳?

いやいや、それは自分の可能性をあえて自分で狭めているだけじゃないの?
やろうとすればできるはずの事をやらない。分かろうとすれば分かる事を分からないままにする。決めようと思えば決められる事を決めない。そんな習慣を付けて行ったらどんどん可能性は狭くなるじゃないか。


朝、家を出る時には「ふく」から踏み出すべきだよ。絶対に。

携帯電話天国

2006-08-03 01:49:48 | 台湾-非観光的
台湾と言えば携帯電話天国。
携帯電話の契約数が人口を超えている。携帯電話を持ってないと言うと「えっ?何で」と言われることもしばしば。

仕事で使っている人は2台持っている事が多い。電話会社によって電波が届かない場所があると言うのだが、それは口実じゃないかと思う。新しい機種が出たら欲しいだけだ。夜市でも携帯電話の着せ替えグッズが出ているし、街は携帯電話販売店が軒を並べて営業している。よほど好きらしい。

携帯電話の値段はいろいろ。
回線契約と同時に買えば399元と安いのもある。それでも新機種や人気の機種は5000元とか7000元、1万元をはるかに超えるものも普通に売られている。昔と違って音楽プレーヤになるもの、インターネット端末として使えるものなどさまざまで機能的には日本の最新携帯電話とそれほど違わないんじゃないだろうか。

しかし、この分野では日本のメーカーは弱い存在でメジャーなのはNOKIAやMOTOROLA、次に韓国SAMSUNやSONY-ERICSSONで続いて台湾メーカー各社となっているようだ。



と言うわけで携帯電話を買ってみた。(写真)
ホテルでも仕事場の人にも外国人が携帯電話を持つのは難しくなったと言われていたし、実際に持っている人達も台湾人名義でプリペイド方式(外国人は口座が無いとか住民票が無いなどで月契約しない)のものを使っている。

ところが先日電話会社に行ってみたところ、個人の身分証明書だけであっけなく簡単にSIMカード(GSM方式の携帯電話はIDの記録されたこのカードを電話機にセットして使えるようになる)をくれた。日本人社会では時として根拠の無い伝説が広がるものだ。いつもながらあてにならない。何でも自分ででやってみるものだなあ。


この携帯電話、一番安いの狙いで決めた機種。それさらに近所の人に交渉してもらってかなり安く買った。
安いから通話以外何の機能も無いMOTOROLAだけれど、まあ充分かな。GSM方式だからSIMを代えれば他の国でも使えるしね。


写真は台湾製の偽ハーシーズチョコレートと一緒に撮影。
数字キーの中に中国語入力用の文字が見える?