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もんく [とある南端港街の住人になった人]

スペインかポルトガルの港町に住みたい
日本→インドネシア→台湾→マレーシア→日本
since Oct. 2004

喧嘩だ

2010-12-31 08:31:47 | まさか、マレーシア!
喧嘩の声で目が覚めた。

キャサリンさんはこれが喧嘩なのか何なのかわからないと言う。けれども明らかに喧嘩なのだ。



キャサリンさんは喧嘩もおしっこもサカリも区別が付かないと言う。

以前に親たちの家におじゃましたとき、布団の上に寝ていた猫がおしっこしたいから窓を開けてくれと言ったがキャサリンさんはそれが何故かわからない。同じようにご飯が食べたいと訴えているのにそれもわからない。

そんな事有り得ないだろう。

昨夜もメスを大声で呼んでいるオス猫の声が響き渡っていたがそんな事さへもわからない。


この人はいったいこの歳まで何をして何年、どう生きてきたんだ?!

Room to let

2010-12-30 22:43:38 | まさか、マレーシア!
"部屋を貸します"、"貸し部屋あります"と言う意味で"Room to let"。

このアパートの掲示板にもセブンイレブンにもこうした張り紙がけっこう多い。"Room for rent"じゃないかと思っていたけれど、マレーシアではどこでもこう書いてある。

この張り紙はこのアパートに出ているもの。住んでいる人かその友人しか入ってこられないアパートの部屋貸しますって書いてもどうかと思うけれど、契約切れで移動する人狙いなんだろうと思う。だからアパート内の掲示板にはこれが多い。


これはアパートの1ユニットの1部屋を貸すと言う意味。どのユニットもリビングが1つと個室が3つ、それにバスルームは2つにキッチン1つあるので余っている部屋がある家は貸して収入の足しにするのが一般的のよう。

このアパート程度のところだと1部屋が300リンギット(8400円)。この張り紙だとセミ・ファーニッシュドだからきっとベッドだけあるのだろう。壁は塗り替えてあり、シーリング・ファン付きで1月1日から入れる。ただし、女性のみ。ときどき中国人だけとか学生だけなんて指定している場合もある。エアコンが付くとちょっと高くなる。前回出ていた張り紙にはADSLを使うなら36リンギット(1000円)増もあった。それは多分1回線をシェアして使おうと言う提案。

ちなみに1ユニット借りると900リンギット弱(家具なし)だからちょうど1/3の賃貸料はかなりフェアな値付けと言うことになる。水道電気料金も支払いが発生するのでもしかしたらそれも1/3かもしれない。



同じアパートに何人も大勢で住んでいる人たちがいる。それはバングラデシュなどからの出稼ぎで来ている人たち。彼らは夜勤組みと昼勤組に分かれていて一方がいる時にはもう一方はいないので2倍に使えるようになっている。近所のインド食堂の店員さんたちもそうしている。交代の時に道で会うとよく挨拶してくれる人たちだ。1人100リンギットあたりの計算になるのかなと思う。


日本からリタイアメント・プログラムで来る人たちはこうしたアパートは絶対に選ばないことになっている。コンドミニアムと言うちょっと高級で高層マンションを紹介されるためだ。そっちは1ユニット5000リンギット(14万円)以上だから日本よりは広いにしても生活費は日本とあまり変わらなくなってしまうのじゃないかと想像。でもたしか、リタイアメント・プログラムを推薦するときにマレーシアは物価が安いから1ヶ月6万円で暮らせるって言ってたと思った。このアパートだって1ヶ月3万円弱かかるのだから、今時KL近郊で6万円なんてちょっと有り得ないな。


12月31日
さらに1枚追加しました。こっちは冷蔵庫、洗濯機、コンロが使用可。右端に"Stre..."となっているのはADSLサービスの名前なのでそのシェア使用ができる。24時間セキュリティ、プール、ジムに関しては普通の規模のアパートなら当たり前だけれど、きっと外のどこかに貼り出しているからそう書いてあると思われる。ただ、これは中国人のみ入居可。

たくさんの"びっくり"

2010-12-30 22:10:11 | まさか、マレーシア!
お昼12時前になると事務所から人がいなくなった。びっくりするほど急にシン、とした。

何の兆候もなし、鐘が鳴るでもない。外に出てテントの下でパーティーを待つためだ。出る食べ物は部署によって全然違う。自分たちで素材を買ってきて少し調理をしたものを並べるところあり、マクドナルドありといろいろ。今年は去年よりケーキを注文しているところが多かったようだ。技術部門は買ってきたピザがメイン。それにKFCが加わる。去年はナシ・ブリヤニだった。ご飯の中に大きな鶏肉が埋まっていてびっくりしたが今年はそんなびっくりは無し。

勤続10年、15年、20年表彰があった。けっこう勤続年数が長い人が多いのにもびっくり。日本人から見れば外国の労働者はすぐに辞めると言う印象があるかと思うがマレーシアには当てはまらないかもしれない。

1時間ほどカラオケを聴きながら歓談したところでsmsが入る。オペレータさんグループが食堂で2次会をやるので来いと言う。行ってみると大きなケーキが用意されているしその他にたくさんのお菓子がある。とても食べきれないのでビニル袋にいっぱいもらって帰ることにした。彼女らはあれを食べきるつもりだったのだろうか? ただ、彼女らの体形はこうして作られるのだなあと考えると納得。(マレーシアでは太っていることはネガティブに捉えられることじゃない。素晴らしい。)


昨夜、アパートの外が騒がしいと思ったらサッカーの試合があったそうで、どうも国際試合(東南アジアの試合でスズキ・カップと言う。あのスズキ君の会社がスポンサー。)だったとのこと。その試合でマレーシアが勝ったので首相が明日31日金曜日を休日にしようと言い出した。結果、急遽休日に指定されたらしい。びっくりするような事があるものだ。それとマレーシアの場合はカレンダーの大晦日は普通の日だったのだ。会社が休みにしているから公的な休日かと思ったらそうじゃなかったのにもびっくり。


明日から4日まで5連休で休みです。
何をするでもなく.....

2次会の予定

2010-12-29 23:13:38 | まさか、マレーシア!
明日、工場では年末恒例のお疲れ様パーティーのようなものが開催される。

恒例と言っても去年からしかいないので本当にどれだけ恒例かはわからないが、確か去年もあったからきっと恒例なのだろうなと思う。去年のこのブログを読み直してみたら昼前から何かやっている。その後にカフェに移動していろいろ。それで王子様に間違われた靴磨き少年の気分を味わったと書いてあって面白い。

去年のあの時、今のこの状態は全然予想できなかったなあと思う。 (1年前も同じ事を書いている。)右も左もわからないとはまさにこの事って感じだった。(いつも太陽の位置があまり変わらない熱帯なので東西南北がわからないってのは本当だけれど、それは一先ず置いておくにして。)仕事のことはほとんど書いていないので"この状態"が何か読んでくれている人にはわからないと思うけれど、それはかなりの変化であることは確かだ。

良い方に?、悪い方に?、多分良い方かと思う、忙しすぎることを除けば。

あのまま日本にいたらこんな巡り合わせにはならないのじゃないかと想像する。この歳(40代)でどこかに雇われて仕事をしたとして、特別な技能があるではなし、どちらにせよ大したことにはなっていないはずだ。何ができているか出来ていないかは別として、飛行機に乗って行ったり来たりするとか、何年もその仕事をやってきた人に相談を持ちかけられるようになるとか、かなり名の知れた大きな会社のある程度の地位の方々と意見を交わすような仕事も回ってくるなんて、きっと日本にいたら有り得ないだろう。

そう言うのはきっと、日本人の皆さんが誰も好き好んで日本から出たがらないと言う性質があるからたまたま回ってくるだけの事で自分に実力があるからとは思っていないし、そんな事言える資格などはない。と、言うわけで、日本人のみなさんどうもありがとうございます。来年もどうかよろしくお願いいたします。来年もこうしてどうにか皆さんが取りこぼした仕事をいただいてやっていくことにいたします。



今年は社内のパーティーが終わったらエグゼクティブのみなさんの2次会じゃなく、工場のオペレータさんたちの方に参加する予定。手作りの料理を持ってきてくれるそうなので楽しみにしていよう。

マレーシアの歯医者さん初体験

2010-12-27 20:26:15 | まさか、マレーシア!
キャサリンさんが歯医者に行く。

クリスマスイブの日に一人でお菓子をボリボリ食べていたら昔治療した奥歯にかぶせた銀が取れたそうで、今日の午後になってから近所の歯医者に連れて行った。一人で行ける歯医者が良いと言うので仕事場で近所の歯医者はどこか聞いて行ったがキャサリンさんは不満だった。

一人で行けるところが良いと言うからできるだけ近所にしたが、一人で行けると言うのは一人で行っても言葉が通じると言う意味だった。そんなのここから遠い日本人町に行かなければあるわけない。しかもバスがその近くまで行っているとは思えない。だってあそこは普通に考えて車を持っている人しか住めない場所なのだ。

と言っても仕方ないので、一人で"歩いていける"方の歯医者さんに行く。予約はしていない。看板を見つけて入るだけだ。商店街の2階、細い階段を上がったところにあるクリニックだったが中身はとても清潔そうにリノベーションされていて、日本人的に見ても歯医者さんらしい歯医者さんだった。ただ、先生がインド人女性でアシスタントがマレー人女性で受付もインド人女性だってところが違うだけだ。あとはやっぱり拍子抜けするほど普通の現代的な歯医者さんだ。

ちょっとガッカリする。(何を期待していたんだろう、と自分でも思う。)



治療は歯をクリーニングして紫外線で固まる樹脂か何かを貼って銀をかぶせるだけなので簡単だった。待ち時間も30分以内。料金は70リンギット(2000円ほど)。これは日本のような社会保険適用無しの価格。会社が年間100リンギットまで出してくれることになっているので領収書を持っていって会社に出すと全額返ってくるはず。


昔、インドネシアで歯医者に行ったことがあった。田舎町の歯医者さんだったけれどもあっちはちょっと怖い。漫画に出てきた悪い歯に糸しばって抜いちゃえみたいなイメージの歯医者さんだ。歯医者さんも自分でたいしたことができないのを知っているのが救いで、日本に行ったらちゃんと治療しなおしてもらってくれと言っていたっけ。


new palapa-bunga dahlia

クリスマスの余韻

2010-12-26 23:30:56 | まさか、マレーシア!
まだ街のショッピングセンターはクリスマスの余韻を楽しんでいる。

ちなみにそれはショッピングセンターだけかも知れない。街にはそれらしきものが何もないから。アパートの守衛所の横の木にちょっとだけチカチカするイルミネーションが取り付けられていたけれど、かなり地味なものだった。イスラム国なのでそんなものなのだろう。それにこの後1ヶ月もすればチャイニーズ・ニュー・イヤーなのでクリスマス程度で騒ぐ必要もない。


靴の中敷を買おうとサンウェイにあるダイソーに行ったら中敷はたくさん売られていた。が、困ったことに冬用が主だった。履くと暖かいとか発熱するとか、そう言ったもの。そう言えば前に行ったユニクロも冬物を売っている。冬用の方が生地が厚かったりして良く見えるのだろうと思う。日本のように冬はこうで夏はこうだと言うのが無いから夏物のペラペラなのが単に安っぽく見えるのじゃないかと思う。

そんなわけで中敷を買うのをやめた。よく考えたら靴が15リンギットで買えるからダイソーの5リンギットがお得とも言えないわけだし。


サンウェイには室内アイス・スケート・リンクがある。

みんながスケートを楽しんでいるのを見ながらチョコレート・ショップでサービスメニューの1.5リンギットのサンデーを食べてみた。小さめの紙コップにソフトクリームの上の部分が入っていてその上から、チョコレートショップらしく、チョコレートの削りカスがかかっている。

味は、やっぱり1.5リンギットほどのものだった。がっかり。




昨日の記事に写真を追加。
ヒンドゥーは多神教だから寛容なのか、カレンダーに2人の神様が同時に現れてきました。しかも他の宗教の。


マレーシアでも先日iPadが正式販売されるようになったのでやっと触れるサンプルがお店に置かれていた。iPhoneとともに大人気。設定で簡単に日本語表示も入力もできるようでなかなか具合は良さそう。操作が快適になるようによく考えられているように感じる。ただ、値段は3G-16GBで1990リンギット(55700円)、32GBだとたしか7万円にもなってしまってちょっと高め。来年になるとAndroidタブレットが安くたくさん出てくるのでどんなものなんだろう?

クルプック・クリスマス

2010-12-25 23:59:59 | まさか、マレーシア!
KLIAで空港タクシーに乗る前に空港内のスーパーマーケットでクルプックを買う。

以前ならチョコレートや甘いものを買うのだけれど、最近はこのクルプックが良いようになっている。この前マラッカに行くときもバスに乗る前に1袋2リンギットで買ったが今回のクルプックは同じような袋に入って(同じ製品なのか似ているだけかわからない)1.9リンギットだった。

コリコリと歯ごたえがあって食べると魚の香りがしてかなり気に入っている。もし世界がもうすぐ滅亡することがわかって、手元にこのクルプック1袋しか無かったとしてもそれで良いかもしれないとも思う。



国連事務総長「この地球上にお住まいの全てのみなさん、とうとうこの日がやってきてしまいました。あと1日以内でこの愛すべき私たちの地球は滅亡します。事実が明らかになってからずっと、我々はこの事態を避けるために今日までさまざまな努力を重ねてきました。ですがその努力は実を結ぶことなく明日と言う日を迎えざるを得ないことになりました。仕方がありません、これは我々人類に与えられた運命だったのです。みなさん、今夜は安らかな最後を願い、我々の輝かしき歴史を称え、そしてお互いを称えあうために最後の晩餐としようではありませんか。」

パチパチパチパチ(拍手)

繁華街の上空に浮かんが大型モニターに国連からの声明が映し出された後、どこかの広いホールに盛装した男女の姿、そして世界から集められたと思われるご馳走の山が映し出される。街は光を放ちまるでこれから始まる、いや終わりとは無関係に華やいだ空気を演出しようとしている。重苦しさを打ち消すかのように。

ぼくの手にはスーパーマーケットの袋。中身はちょっとした食料品がいくつか入っている。最後の晩餐と言っても、晩餐というにはどうみても程遠い、スナック菓子や菓子パン、そして売れ残っていたどこか東南アジアから来たらしき菓子袋だけだ。クルプックと書いてある。もう世界中の食べ物は生産されずやっと探して買えたのはこんなものだけだった。それでも空腹が重苦しさを苛立ちに変えることを考えるとこれだけでも役にはたつだろう。

とぼとぼと家に向かって歩く。もう急ぐ必要はないのだ。もしかすると家に向かう必要すらないかもしれないが、だからと言って他である必要もないから仕方ない。

ふっ前を見ると暗がりに何か光るものがある。動物の目? 近づいてみる。子どもだ。

「おにいさん、食べるものない?」「....」「お腹すいちゃったんだ。」「お父さんやお母さんはどうしたの?」「いないよ。だって僕、難民ってことでこの国に引き取られたんだ。でも、去年世界が滅亡するってわかったら施設の人たちがみんないなくなっちゃったから....」「.....」「お願い、何かない?」

仕方ない、やっと手に入れたスナック菓子だけれど、実のところそんなものは食べたくて食べるわけじゃない。テレビCMが実際以上の「美味さ」を強調して流行っただけの物だ。こんなものでこの子の最後晩餐の喜びに加担できるのだったら、と思えば....。


また歩き始めると痩せた猫がか弱い声で鳴く。一匹じゃない。3匹だ。放っておけば死んでしまうだろう。放っておいて死ぬのが早いか地球もろとも塵と化すが早いか。仕方ない、こいつらにも最後の晩餐のおすそ分けだ。パンを千切って撒いてやる。


さらに行くと公園のベンチに横たわる男が一人。ぜーぜーはーはーとどうも様子がおかしい。

この人も最後の晩餐にはありつけない口だ。最後のクルプックを開けて差し出してみる。ぽわんと魚の良い匂いが広がる。男は震える手で1枚掴むとゴリゴリ食べ始めた。みるみる袋は空に近づく。まるで10年も何も食べていなかったかのようだ。男は手を止める。初めてこちらを見て弱々しい声で礼を言った。

最後の1枚を2人で見つめた。

これが自分の最後の晩餐になった。ジングルベル・ジングルベル.....


帰国です from Indonesia to Malaysia

2010-12-25 19:12:06 | まさか、マレーシア!
ジャカルタの空港でお腹がすいた。

空港の食べ物は高いので困る。
が、PlazaBaliのカフェは食べながらインターネットに接続できる。それを考えると高くはないかもしれない。ジャカルタの空港はKLIAと違ってどこでもWifiがあるわけじゃないのだ。

プラザバリでWifiにつなげるには(1)食べ物を頼む。(2)やり方を聞くとパスワードをレシートに書いてくれる。何と、WPA-PSKのパスワードをくれるので自分で設定して接続しなければならない。普通のフリーWifiのようにブラウザの画面に出たところにパスワードを入れるのではない。きっとルータを買ってきて置いてあるだけなのだ。



キャサリンさんの指示に従って、送ってくれた運転手さんにお願いしてスーパーマーケットに寄ってもらいお菓子を買う。ただ、シナモンクッキーだけが無かった。仕方ないね。



ジャカルタの街は大都会なのにかなり緑が多い。車から外を見ているとよくわかる。目に入る緑の面積がとても多い。けれどもここは本当に大都会。インドネシアの人は植物をよく植える。その点、マレーシアとは違う。(ちなみに台湾人は実の成る木しか植えない。)

ちょっと空き地があるとそこに植物がよく繁ている。そこだけ野生の植物が残っているのかなと思うけれども、根の方を見ると人が植えたものだとわかる。等間隔に並んでいるからだ。植えるまではするが、剪定をして人がどうにかコントロールしようとはしないらしい。

家の壁のすぐ近くにも木を植えるしビルの壁の横にも植えている。日本だったら屋根に樹の枝が被さるようには絶対にしないし、窓を開けて手の届くところに木を植えるなんて事はあり得ない。ジャカルタでは逆にそれがあたりまえにある。

だから家が林の中にあるような状態になっている。少し高いところ、例えば高速道路から見ると家が樹木に埋まっているように見える。

もしかしたらインドネシア人には緑を利用する素晴らしい才能があるのかもしれない。



昨日、Jyakarta-Yさんに会って昼ごはんを食べた。

金曜日に帰国との事なので仕事は休んでいるのかと思ったら夜便だから出社したそうだ。辛いスープが出る店に連れて行ってもらう。辛くて透明で野菜の入ったスープにでっかい骨がゴロゴロ入っていた。骨の周りにこびりついた肉がやけに食べ応えがあって気に入る。


昨日の夕ごはんはインドネシアのエンジニアリングチームがパダン料理を買ってきてくれてご馳走になる。なかなか良い感じのチームだ。(日本人は含まれていない。)


そろそろ出発のコールが聞こえてきた。そろそろ乗ろうかな。

怒らないで

2010-12-23 00:53:44 | まさか、マレーシア!
以前泊まったことのあるSAHID JAYA HOTELに泊まることになった。仕事先に近いところのホテルが満室だったそうだ。

観光で来ているわけれはないのでこんなジャカルタ中心に泊まってもあまり意味が無いなあ。このホテルの近所には食べ物屋、つまり屋台や食堂に類する店が少ないのだ。

仕方ないので以前に行った近所のショッピングモール、CITY WALKまで歩いて行ってその横に出ている店を探す。暗い路地を抜けてから大通りに出てちょっと歩く。10分ほどかかる。

今日はアヒルとニワトリの大きな垂れ幕の内側に開いている屋台で揚げたアヒルを食べる。21000ルピア(210円)。インドネシアの屋台では少し高いメニューだ。もうちょっと普通のメニューだとその半額程度。


このホテルのロビーとレストランだけでWifiが使えるが、基本的にお金を払って飲み食いする人だけらしい。今日はウェルカムドリンクなので無料。さっきジャズの演奏が終わった。高級ホテルでも蚊がいる。こんなに冷房が効いているのに我慢強い蚊だ。



今回インドネシアに来たのは、この何ヶ月かインドネシアの工場といっしょにやっていた仕事を片付けたいため。いろいろな事が片付かないままで次の仕事をやることになってはどうも心持ちが良くない。

海外まで移動してしまうとお金がかかるのであまり歓迎されることではないが、ここはひとつ、と言うことで来てしまった。そういうわけで何かして帰らないといけないのだけれど、探さなくてもネタはあるので大丈夫だろう、たぶん。(と言ってもそんなに自信があるわけではないのです。)


今日、インドネシアの工場のある人と話をした。

やっぱり"日本人はよく怒る"と言っていた。それには同意する。習慣や文化の違いだと解釈しているのだそうだ。

どうしてその人の目がそこに向くかと言うと、インドネシアでは以前も書いたように"怒る"と言うのが一番いけない、モラルに反した事だからだ。

日本人は立場が強くなると怒るのが正当な行いだと思っている。実際、日本ではそれが通用する。親が子に怒る。叱るのでなくてほとんどの場合、怒る。上司は部下に怒る。それを見て特にビックリすることもない。あまりに理不尽だったり度が過ぎなければ普通だ。

ただ、そう言うやり方ってのはインドネシアでもマレーシアでも通じない。一時的には通用しているように見えるがそれでそのずっと後まで上手くいくことは無いだろうと思う。それは彼らの方法論じゃないのだ。


逆に言えば、怒って動く日本人と言うのは子どもっぽいのかも知れない。どうだろう?

またまたKLIAより

2010-12-21 20:25:51 | まさか、マレーシア!
飛行機の時間が9時35分だと気づいたのが6時だったのであわてる。

その時はまだお客さんが帰ったばかり。あわてて持ていくものをちょっとだけ工場の機械を借りて加工していつものタクシーV氏に電話。彼もまだクランを出たところで到着には時間がかかる。

とりあえずそれでも間に合って8時ちょっと過ぎにはKLIAに到着。KLIAの無線LANは最近はスピードがちょっと遅い。みんなが使っているからか。


飛行機はエアアジアを頼んでいたがマレーシアエアラインになっていた。安いのが先に埋まってしまうのだろう。今日の空港は空いてるな。それより何か忘れ物がないか心配。着替えただけで出てきてしまったから。夕ご飯もV氏のタクシーの中で食べた。


V氏は今日も饒舌。目の手術がうまくいったし、車も替わって今度は会社の車でなく自分の車になったので実入りが多いらしい。

ではまた。

またジャカルタに行きます

2010-12-20 22:49:07 | まさか、マレーシア!
急遽またジャカルタに行くことになりそうだ。

早ければ明日の夜便で、遅くとも21日の朝便で。
前回買ったインドネシアのsimは9月14日に買ってその残高の有効期限はsmsで見ると11月13日になっていた。そこから1ヶ月と1週間なので番号が残っていてチャージできるかどうか微妙なところ。ダメならまた買いなおさなければいけない。

買いなおすにしても確かジャカルタの空港では携帯電話屋さんは見つからなかった。それにインドネシアではsimの登録作業がちょっと面倒だ。



Book3へ

2010-12-19 22:11:28 | まさか、マレーシア!
夕方の雨が止んだのでさっきUSJ1に出る夜市に行きました。

ナシ・クラブを買うために。青いご飯をわざわざどうして買いに行くかと言うと、さっぱりしていて美味しいからです。青ご飯にグラインドした味付けココナツ、生モヤシとキャベツの和え物、サンバルソース。香りの良さとモヤシのパリパリがたまりません。そこまでだと1.5リンギット(40円)。これに味付け肉をたっぷり乗せて3.5リンギット(100円)。すばらしいです。


今日はモーガン・フリーマンの出ている映画「Hard Rain」を見て、それから「1Q84」のBook3を読み始めました。

映画はまた後で何か書くとして、「1Q84」はBook3になってから流行小説っぽさがいきなりちゃんとした小説っぽく変わっていて驚きました。小道具による説明的な書き方に作者自身が飽きてきてしまったのかな?、と思います。ちょっとハードボイルドっぽい書き方に近寄ってきていますが好ましいように感じます。




今朝、静かな子どもの話を書きました。

本音を言うと、うらやましくもあります。

大人になるとだいたい子どものころの事など忘れてしまうものですが、少しの嫌な思い出は残るものです。子どもなりに自分が間違ってはいなかったと思うことに対する大人の態度、主張に対する軽い扱い、そうした事を大人と子どもと言う力関係の中で理不尽に処理される事は少なくはなかったと思うからです。相手は学校の先生だったり親だったり。

インドネシアなどでは理にかなわない主張をする人(大人)などもいて、それはちょっとおかしいんじゃない?、と感じさせられることもあります。ですが、そう自信をもって主張することができることについてはなかなか大したものだと言わざるを得ません。子どもと大人、親と子の話し方を聞いていても、その内容はどうあれ対等です。

それに比べると日本人は立場意識が強すぎると言うのでしょうか、それとも儒教的と言うべきでしょうか、悪く言えば民主的でないと感じてしまいます。その結果日本人自分より立場が上の人がいる限りにおいてがんばってはいても、満足度を感じにくく育ってしまうのかなあと思うのです。上下関係はいつでも解消されませんし、しかもそれが日本人には必要な刺激なのですから。


我々日本人には幸福な生き方、生きているだけで幸福と感じる方法と言うのは割合少ないのじゃないでしょうか?

静かな子ども

2010-12-19 09:36:44 | まさか、マレーシア!
6時過ぎに雨の音で目が覚めた。

7時になって雨が止んだので久しぶりに朝のマジュマジュで朝食にした。マサラ・トーサイとテー・タレ・クランマニス。3.2リンギット(90円)インド食の基本はベジタリアン・ミールらしくこうしたベーシックなメニューに肉類は使われないようだ。サラリとした味わいでお腹にちょうど良い。

食堂には一人で新聞を読みながらロティを食べている人が多いが家族連れもいる。その女の子はまだ幼稚園位の年齢だろうけれども大人と一緒にきちんと座って高すぎるテーブルからロティを口に運んでいる。お父さんとお母さんは向かい合って座りながら静かな声で話しながら食べているが、良く見るとその子も話しに参加している。

見た目はその子だけ小さく凹んでいるが話をする様子は1+1+0.5ではなくて1+1+1の様子。お父さんは子供に対しても大人にするのと同じように普通に対応しているのが印象的だ。


そう言えば、マレーシアでは子供がダダをこねて騒ぐ光景をほとんど見たことがないかと思う。観光地でもマジュマジュのような食堂でもショッピングセンターでも。日本だと、ダダをこねて騒ぐ子供とそれに対してキーキー怒る母親と言うのはどこでも頻繁に見るものだ。けれど、マレーシアではこの1年を振り返って思い出せない。近所のいく組かの親子も静かで言い争うような声や子どもを大声で叱る声は全く聞いたことがない。

子供の育て方が全然違うのだろうなと想像する。

そう思ってみるとマレーシアの人は仕事でも何があってもほとんど怒ったりいきり立ったりする事がない。(1年で1回だけあったのを見た。)それに対して日本人はよく怒る。

公園にて

2010-12-18 20:44:05 | まさか、マレーシア!
マレーシアには人懐こい猫が多い。

公園を歩いていると猫がひょっこり現れて見ている前で芝生にごろり。



タイパンの板麺(パンミー)屋さんで夕食。キャサリンさんお勧めのメニュー。

パンミーと言うからには麺が板状なのかと思うが、どちらかと言うと"うどん"のようだった。トラディショナルなパンミーのスタイルはスープに入っているものだけれども今日はドライ、つまり冷し中華のように麺の上に豚のそぼろ肉と煮干と半熟卵などが乗っているもの。食べる前に自分で混ぜる。




公園にはアイスクリーム売りのおじさんが来て子供も大人も.....