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もんく [とある南端港街の住人になった人]

スペインかポルトガルの港町に住みたい
日本→インドネシア→台湾→マレーシア→日本
since Oct. 2004

マレーシア的に忘れるのを待つ

2017-03-31 13:58:08 | マレーシアでニャー2017
昼飯を食べに歩いて工場の外に出ます。
道の反対側には50cm位の用水路、つまりドブがあって、
その向こう側がすぐに別の工場の敷地だからトタン板で囲まれている。

そのある部分の下のところに穴が開いていて、
その前のドブの縁のコンクリートで固めたところにいつも大きなトカゲがいる。
1mまでは無いにしてもそれに近い大きさがある。

歩いて近づくと3mほど手前のところでこちらに気付く。
すると、サッと穴に身体を隠す。

今日はどこまで行ったんだろうとスマホのカメラを突っ込んで中を撮ってみた。
ああ、あまり遠くまで逃げていないどころか、
身体を隠したところで安心して止まり、行きすぎるのを待っているのか、と。




マレーシア人の時間に対する感覚と言うのはある部分とても"短い"。

何が短いかと言うと、忘れるまでの時間が短い。
今やらなきゃいけない事は、
あれ、これ、それ、そしてこっち....あたりで "あれ" の事を忘れている。

忘れていると言うのか、故意に忘れるのか?
とりあえず、気にならなくなるらしい。

当事者の顔が見えなくなるとすぐに忘れる。
または忘れたふりをする。
もしかしたら穴に入ってみんなが忘れるのを待っている。

みんながそんなだから集団でやらなきゃいけない事が何も行われない。
赤信号みんなで渡れば怖くない式の振る舞いになる。





たびたびの告知ですが、エイプリールフールのセールやってます。
おーい田中: つぶちゃんの田中を探す冒険 バカ猫写真集 - Amazon
どうかレビューお願いします。
「バカ」って書いていただければそれでOKです。

食べ物を平気で残すマレーシア人

2017-03-30 23:05:05 | マレーシアでニャー2017
マレーシアで外食すると見ていて嫌になることが1つある。
食べ残しがテーブルの上に大量に残されているのがそれだ。

マレーシアの場合、日本と同じように注文した分だけ出されるのもあるが、
多くの店では用意されている料理の山から自分で好きな量だけ皿に盛る。

このお皿の店もそうで、お腹が空いていたら多めに、
そうでもない場合は少なめに自分で取る事が出来る。
それで値段はと言うと、極端に多くなければ変わらない。
1品あたりいくらと決まっている。(一応そんな感じ)

なかなかシステムとしては良いと思う。

が、好きなだけ好きなものを取ったはずなのに
多くの人がこうして残す。
しかも残し方が汚い。
一度はその食べ物に触って、何だか隣のおかずとちょっと混ぜたりして
それから残す。
魚とかチキンとか、骨から普通に剥がして食べるはずのものが
何と無残にも食べ散らかされる。

それが1人や2人ではなくてかなり多い。



マレーシアは、日本がこんな経済状況でもまだ日本よりは低所得国だ。
日本的な考えではマレーシアの人は食べ物を無駄になんかできないだろう
なんて思ったりもするのだが、実態は全く逆なのだ。

マレーシアの最低賃金は1000リンギで約2万5千円。
それでやっているマレーシア人はそう多くないにしても、2倍だって5万円。
果物や肉、お米を輸入しなければならない国だから決して楽とは言えない。

にも関わらず、この残し方。
理解するのには相当な努力を要する。


あえて、どこかの国では餓えて亡くなる人がいるのに...
とは言わないが、
それでなくとも、どーーーにかすべきじゃないのかーーーー!

やる気失くしたまま3年は嫌だろう

2017-03-29 13:35:49 | マレーシアでニャー2017
つぶちゃんの「おーい田中」の写真、そう言えば載せていなかった。
忘れていた。まずい、まずい。
4月1日まではセール中なのでかなりお得にダウンロードできます。

こちら勝手にセール中なんですが、
Amazon自体も同時期にキャンペーンがあって、ビデオのクーポンもらえるらしいです。
(これはご自分で確認されたし。ちなみに私はもらった。)


ダウンロードされた方はレビューに「バカ」とか
「アホ」とか、何かそれに準ずる言葉をいただければ幸いです。
レビューは文字数が最低30文字必要らしいので、
「バカ」なら15回、「アホ」でも15回繰り返す必要があります。
ただ、それをAmazonが勝手に消す可能性も無きにしも非ず、ですが。

kindle本のコーナーで「猫」で検索すると新着マークとともに出てきます。




年度末なので作業員の評価と言うのをまたもしないといけない。
一番下の作業員の場合、まずもって難しいのは、評価が英語とマレー語で書いてある事。
わからない。
そして、皆と同じ仕事しているのに評価に上限がある意味が、わからない。

評価して上下がついてしまうと給料がそれにともなって上下してしまうのか?とは思う。

が、可笑しいのは、会社的には評価するけれど、どちらにしても最低賃金+残業代、
給料を変えられるわけではない。
それで評価してあなたはこうですよ、ああですよ、次回はここがんばりなさい、
と言うでもない。

だって誰にもそんな事言えない。給料に差が付けられないのだから。
じゃ、評価ってどんな意味があるの?と言う事にちゃんと答えられる人間もいない。

ったく!
なわけだが、やるからにはちゃんとやってやりたい。
外国人労働者は今の給料が欲しいだけで来ているとは言え、
何かで隣の人と差が付くのはやはり気持ち良いことではないし。

それで、普通は自分でまず点数をつけてもらうわけだけれども、
何だかわからないままに管理人がこうだろ、こうだろ、と付けるのと同じになってしまう。


そしてその評価を見たところ、2名が平均よりちょっと下になっていた。
これ、本当に本人納得した数字なのか?と思い、本人たちを呼ぶ。
やっぱりわかっていなかったらしい。

まあ、それが本当に劣っているポイントだったとしても、
それを引き上げるのは管理者の仕事ってわけで、
ちょっと聞いて、本人がどう感じているか、
それと評価ポイントに無いスキルもあったりする事を考慮して
平均レベル程度に評価を引き上げる事にした。


最終的にこんな事、意味あるのか?と言うのは残るが、
変な事でやる気失くしてしまっても困るし、
彼らだってやる気失くしたまま3年も外国で仕事なんて嫌だろうから。

過去を振り返って読んでみる

2017-03-28 13:52:14 | マレーシアでニャー2017
ブログと言うのは過去を振り返るには良いものだと思う。

今朝、ふっと過去の事を思い出した。
過去と言っても何十年も前ではなくて、
マレーシアの最初の仕事の終わり頃の事を。

あれは2012年の後半、もう5年近くも前になる。
その年の中頃に日本の親会社が民事再生法適用会社になって
マレーシア工場が閉鎖される事になった。
別にマレーシア工場が悪かったわけじゃないのに。

それまで会社に貢献してきた人たちが冷たく扱われるようになった。
会社はいろいろな事、つまりその後の事について、
ほとんど何も説明しなかった。
ただ、早く人を追い出そうとだけしていた。


会社が潰れると言うのはこう言う事なんだな、と、
その時初めて実体験したのだった。

そうしたどうにもならない状況の中で
説明したりしないで追い出すと言うのは必要な事なのだろうか?
ダメはダメだろう、それは決定している。
金銭的にもうどうにもならない、従業員だってそこにいても
そのうちもう給料は出なくなる。
そんなのは誰にも容易にわかる。

出がけにむしり取っていくような物だってあるわけでなし。
誰かが残って誰かが離れるって状況でもない。
全員そこにもういられないのだ。

その状況で経営者やそれに準ずる人間が本当に何も一言も発しなかった。

それで....終わり。



あの頃、自分は何を思い、何を書いていたんだろう?
全部は読めないが時間を追って少し読む。

良く書いている。
びっくりする位いろいろ書いている。
けっこう自分なりにしっかり書いている。

でも、肝心な事が書いてないように見える。
無意識に、それとも意識的に避けていたのか?
けれど、自分の事なのでその裏に何があるかは読める。


これ書き始めてもう13年目に入っている。
あとどれだけ続けられるんだろう?





ところで、猫の写真集「おーい田中」今日の夕刻からセールに入ります。
Amazonのkindle本のところで「猫」で検索すると新着マークが付いて出てきます。

懲りずに報告書を書かせてみる

2017-03-27 14:05:50 | マレーシアでニャー2017
先週金曜日と今日、あるトレーニングで現場管理の1人と
平(ヒラ)だけれどもう1人をそれに入れてみた。

前回何かのトレーニングがあった時にはその平の方はいなくて、
現場管理の2人だけだった。
何のトレーニングかは忘れたけれど。品質管理だったか?


前回、情けない事にそのトレーニングの報告書が書けなかった。
2人ともだ。
あの項目とこの項目とそれとあっちを習ったまでは書けるが、
だからどうしたとか、こう感じたとか、疑問点とか、
あの部分に応用できるとか、そこまで全く行かない。

...マレーシアの教育レベルってそんなものなのだろう。
だいたい学校の宿題で文章って書くんだろうか?
理科の実験とかでノートに何かまとめて書くってあるんだろうか?
..無さそう。

日本だったら小学校高学年位になれば人前で発表する原稿らしきものを書く。
下手くそでも上手でも、書くには書く。
読書感想文なんかも先生に叱られない程度には書く。
マレーシアにはそう言うのが無いのかもしれない。

それで何で50%も大学行くほど大学の数が多いんだ?
それにけっこう大学出もいる。
謎だ。


それはそうと、今回は報告書にテーマを決めて書かせることにした。
「XXX(トレーニングの主題)とナシ・ルマ・ワルン」
つまり実際の仕事に関係ある事じゃなくて日常生活にある何かと
今日学んだ事を、全然関係無さそうだけれどくっつけて考えてみる。

報告はA4の紙1枚にイラストなどで良い。
文章が不得意そうだから。
最後にちょっとだけ感想文を書く。


全部文章で書かせるとどうせ前と同じでつまらないものになりそうだから。



ところで、Amazonさん、仕事が早い。
もう出版できていた。
なので今夜から4月1日のエイプリールフールまでキャンペーンあり。
無料なのだ。
タイトルは「おーい 田中」

猫ブーム、消えて無くなる写真集

2017-03-26 22:54:34 | マレーシアでニャー2017
久しぶりにくだらない本を出版しようとしている。
全くもって本当の本当にくだらない。
何がくだらないって、中身が無い。
完全に何も無い。

まっさらのスケッチブックみたいに真っ白なページと言うのではない。
スケッチブックの方が描ける分、まだマシ。
今度のは写真集だから落書きもできない。

何と、猫の写真集なのだ。
とネタ明かししてしまうと、お分りと思うけれども、
このブログの頭に使っている写真にもうちょっと足して
まとめた写真集だ。

タイトルは「おーい田中」。
Amazonがあまりのくだらなさにリジェクトしなければ3日位で出るはず。


ところで、ついでだから写真集の作り方を書いておく。
他の人が書いているけれども、
そこに書かれていない事もちょっとあるので。

1. 写真を撮る。
2. 写真をトリミングする。(これ大事)
iOS用には「画像サイズ」と言うアプリがあるのでダウンロード。
16:10のサイズに設定変更。
今回は1920x1200にした。(もう少し低くてもOKかもしれない。)
このサイズだとiPadで撮った4:3の写真がちょっと細くなるようにトリミングされる。
そしてKindle標準に合う縦横比率。
3. 写真の見栄えを良くする加工。
これは絶対ではない。
自分の場合はSnapseedでやっている。
4. 写真に文字を入れる。
これも必須ではない。
写真汚したい人だけ。
自分はPhontoと言うアプリでやっている。
5. 表紙の作成。
基本的には中身の写真と同じだけれど、
Amazonが高解像度を要求するので上記2-4と同じ事を
解像度を1段高くしてやる。

上のファイルはパソコンに全部コピーする。

6. Kindle Comic Creatorに表紙と写真を読み込む。(パソコン)
表紙以外の写真にはページ順に連番にしておくと
いっぺんに読み込んだ時にページが思った通り出来上がっている。
7. mobi形式に変換。
8. kdpの本棚から必要事項を書き込んだ後、mobiアップロード、
そして表紙画像(Comic Creatorに使ったのと同じ画像)もアップロード。
後はAmazonの言う通りやって終わり。


AmazonがOKと言うまで2〜3日待つ。
ダメならダメと言ってくるのでどこか間違っていても気にしない。
読んでくれる人のために本の中身だけちゃんとできてればその他は
後からどんどん修正してやれば良いのでとりあえずやってみるべし。

結局、何もしないんだろうなあ、と思う

2017-03-24 13:35:17 | マレーシアでニャー2017
あるミーティングでの小さな出来事。

新しいコピー機(3月18日の記事に出て来たあれ)の
先月の運用コストはxxxでしたみたいな事を言っている。
氏によると、まだ少ししか使ってないから
デスクトップのプリンターを使うのが良いか、
そのコピー機を使うのが良いかわからないような事も言っている。

それでどうするのかと言うと、
結局様子を見ると言う。
そりゃ様子見るだろうさ。
毎日トナー交換するわけじゃないから。

はて、それで、コスト比較ってのはどうやって算出するんだろう?
もちろんそれには答えなんて期待できないわけで、
質問する必要はない。

で、デスクトップのプリンター、
これ別に印刷した数なんかを記録してるでもなし。
結局使ったインクカートリッジの数しか手掛かりは無い。
まあ、だからと言ってカウントしてくれと言って来るわけは無い。


...きっと何もしないで終わるんあだろうなあ、と思う。

例えば、わからないならわからななりに、
今月からみんなインクジェット止めてみてコッチ使ってみよう、
それで結果が悪かったら戻そう、とか何とか簡単にできる事はあるはず。
分からなくてもとりあえず結果は出るかもしれないし。


ともあれ、そんな簡単な事さへ考えない。
聞いてる方も、まだ分からないと言われて、ああそうですか、
と考えない。

こう言う考えない習慣の中にドップリ浸かっていれば、
脳味噌必要ないかもしれない。

Maxisの1年間番号キープ無くなってた

2017-03-23 22:57:56 | マレーシアでニャー2017
知っている人にとっては全く新鮮味の無い話題なのだ。
しかし、自分にはリアルタイムに新鮮なのだ。

今使っているMaxisのsim、
番号1年キープができるから使っていたのに、
それが無くなっていた。
それできなくなると毎月RM30トップアップしないといけなくなる。

スマホでネットをバンバン使うならそれでも良いが、
そっちはだいたいiPadで済ませているし、
もう1つのTablet用simも入っているから軽く電話できれば良いわけで、
何しろ安く済ませたい。

以前やはり1年キープがあったDigi、
こっちももう止めてる。


残るは噂通り、これだけだ。
できれば避けたいAirAsiaグループのTuneTalk。
まともに事務処理できる会社なんだろうか?
それに困った時のサービスセンターが無い。



今の番号キープしながらTuneTalkのsimをもらうには
ネットで注文しないといけない。
来るのが半年後みたいな事にならないか、
不安だ。

どこまでできるんだろう?

2017-03-21 13:42:27 | マレーシアでニャー2017
今日で仕事、一区切りかなあ....

日本から人が来て試験していたので夜8時半までちょっと忙しかった。
明日からはこちらでスケジュールしてできるので楽になりそう。
(内容的には楽とは言えないが...)



ところで、3月10日に書いたあの男。

なかなかやるじゃん、と感心している。
仕事って言うのは、動けば動くほど問題が出てくる。
特にマレーシアでは、明文化されないままに動いている事がけっこう多くて
こっちではこうだと思っていてもあっちでは違ったりするのが多い。

その違いを誰も何も言わないと相手のせいだと言って放ったらかす。
いつまで経ってもちゃんとやれる気配がない。
特にあまり注目されない分野だとずっと続く。


が、こう言う人が一人いるとずいぶん違う。

「この書類にはここにハンコ捺してないといけない」と誰かが言ったとか。
待て待て、そこにハンコ捺せとどこに書いてある?
だいたいにしてハンコの欄が無い。
これまで2年やってきてそんな事聞いたことないぞ。
「いやいや、2か月か3ヶ月前までハンコは捺されていた。」
じゃ、なぜこの2か月か3ヶ月誰もその事を指摘していなかったのだ?
しかもハンコ捺せと言っている部署の人間がその書類を手にして処理した後、
そっちに渡している。なぜその時に言わないのか?
何のためにハンコが要るのか?
もしハンコだけならそこに最初からハンコだけ印刷しておくぞ。
そのルールはどこに書いてあるんだ?

と言う意味の分からないことになっていたりする。
こうした変な事があぶりだされるだけでも価値があるな、と思っている。


そのうちにこの地位も何も無いただの作業員がここに無くてはならない人間になるだろう。
彼はどこまでできるんだろう?

1ヶ月以上置かれたままのコピー機

2017-03-18 23:59:59 | マレーシアでニャー2017
最近、と言ってももう1ヶ月以上だったか?
仕事場に新しいコピー機が来た。

これまで使っていた白黒コピー機の
コピー画質が悪くなってきたための導入。
今度はシャープ製のカラーレーザー機。

が、置いてあるだけで使えない。
使えない原因とは......

その1
カラーコピーするとトナー代が高いとか言って
個々人にパスワードを設定するとか。
と言いつつ、パスワードを知らせて来ない。
別に紙コピーなんてたまに数枚、古コピー機でちょっとするだけだし、
机の上にスキャンが出来る小型プリンターがあるので
それで十分だったりする。
だから放って置いている。

その2
ドライバーソフトをインストールしないといけないとか。
なのにいつまで待っても順番が回って来ない。
ネットワーク越しにプリントしても取りに行くの面倒だし、
高速でプリントできてもそれじゃ意味ないので
放って置いている。
100枚一度にプリントする気になったら考える。


と、そんな状態で来ていたところ、
古いコピー機が無くなった。

そう言うわけでネットワーク上に見えている
シャープのコピー機から自分のパスワードを引っ張り出すか、
設定してしまおうと思った。
簡単だった。
なぜなら、初期設定の管理者パスワードが変更されていなかったから。

ついでに色々設定を見てみた。
シャープさん、これ、マレーシアで売っちゃダメ。
機能が豊富だけど、こんなの誰も使いこなせない。

たぶん納入業者が最低限設定していったままだっただろう。
もしかして納入業者も何して良いかわからなかったかもしれない。
紙入れてボタン押してコピーできるだけに戻した方が良いな。


マレーシア人、何でも他人を管理したがる。
だからパスワードとか言うと喜んで設定したりする。
そう言う時に限って話し合うとか言わない。
勝手に決めて守れみたいな事になる。

管理って言うとどうしても上から物を言う事だと
履き違えて考えている。


一応、自分の受け持ちの職場では
ルールはルールを守る人間に決めてもらう事にしている。
他人から押し付けられたルールより
自分で決めたものの方が守りやすいだろうと思うから。


と、まあ、くだらないので
パスワードは自分で設定して使いやすいように自分ですれば良いのだ。
どうせ管理者パスワードはずっとそのままだろうし。

"仕方ない" から先が全然ない

2017-03-17 13:33:25 | マレーシアでニャー2017
先日、日本から来たある方とちょっと雑談していた時の話題。

「考える習慣」


XXX(人の名前)は頭悪くないんだろうけれど、
どうも考える習慣ってのがあまり無いらしくて...

1つの事からこれはこれで良いのかと考えてみるとか、
どうしてこうなったんだろうと考えてみるとか、
全然周囲で課題にも何も上がっていないけれど考えてみる、
そう言うようなのが習慣になっているかどうか。

それがけっこう人間、仕事でも何でもしていく上で大きいようだ。


例えば物の値段。

一般には高い物は安い物より良いと思われている。
だから良い物が欲しい時にはできるだけ高い物を買う。
そう言う人は多い。

子供はそうした感覚が出来ていない時には欲しい物を買う。
高いとか安いとか、あまり関係がない。
しかし何時の頃からか値段を気にするようになる。
値段は値札に書いてある。
だからそれを見ればその物の価値がだいたいわかる。
だいたいわかると、それだけ見て価値を決め、そこから離れる事が無くなる。

つまり、考えなくなる。


マレーシアなどは顕著にそう言うのがある。
そう言うの、とは考えない習慣だ。

ZZZがAAAをDDDと言った。だからAAAはDDDだ。
考えていない。
常に誰かがこう言ったからあれはこうだろう、で終わる。
だから仕方ない。
さようなら。


マレーシアばかりでなく、人間には少なからずそうした傾向がある。
だからよく宣伝されたブランドの物は売れたりする。
だとしたらある程度仕方ない。
けれど、マレーシアはそれが顕著。

"仕方ない"から先が全然ない。

こんな事したら誰か辞めるかな?

2017-03-16 13:52:41 | マレーシアでニャー2017
先日、メンテナンス担当のテクニシャンが1人辞めた。

仕事はイマイチだったけれど、
グループの仲間内ではけっこう上手くやってたのかと思ったのだけれど。
もう他の会社に仕事を得たと言っていた。

やっぱりつまらなくなっていたのか?
それとも給料が上がらないからか?

どっちもありそうだ。


あのグループ(も)、何だかできるだけ余計な事やらないで
済まそうみたいな雰囲気がある。
それに加えて上司がほとんどかまってやってない。

そう言う状態は楽なように思えるのかもしれないが、
人間そのものとして満足できる状態なんだろうか?

中長期的には自分の中にストレスを作っているんじゃないだろうか?
それで結果的に移動と言う決断になるのでは?



メンテ要員が1人辞めたので、
こっちもそれに対応すべく、編成を変えないといけないなあ。
辞めた穴埋めはしてもしなくても良いのだけれど、
同じレベルの人間を補充されてもあまり意味が無いわけだし。


こちらは割り振りを変えてみんなに新しい仕事にしようかな、と。

それもストレスになって誰か辞めるだろうか?

ほんのちょっとした事が...

2017-03-14 23:28:30 | マレーシアでニャー2017
毎朝、時々休むにしても...猫を散歩に連れて出る。
散歩と言ってもほんの100mかそこら。
たいした距離でも時間でもない。

猫たちは尻尾を上げてはしゃいだ様子で歩く。
尻尾を触ってやると得意になってまた歩く。
時々地面にひっくり返ってお腹を撫でてくれとねだる。

いつまで君達とこうしていられるんだろう。

いろいろあって、
ここを引っ越さなきゃいけない事もあるかも知れない。
もしかしたらどこか別の国に住む事になるかも知れない。

と、言うような事を思う。

もしこの猫たちがいなかったら、
もしこの猫たちの母親に前の家で出くわさなかったら、
もしそこに住む事が決まらなかったら、
この猫たちここにいなかったかも知れない。
全く知らない場所で密かに生まれて育っていたかもしれない。

さらにそんな事を思う。


そんな「かも知れない」はもうずっと前に消され可能性になっていて、
思っても意味の無い事。

人の運命とかそう言うものがあるのなら、
それは猫に会うとか会わないとか、
そんな小さな事実で勝手に決まってしまうものらしい。

決断のようなもの、それもある場合もあるけれど、
四六時中決断なんかしている人はいなくて、
こうした小さなどうでも良さそうな事の方が余計、
影響しているのじゃないかと思う。

その影響ってのはけっこう大きいものがあって、
今やこの猫たちがいなかったら、
と言うような前提条件は選べなくなってしまっている。

ビックリだ。

と、思ったりする

2017-03-13 22:25:18 | マレーシアでニャー2017
毎朝同じような時刻に家を出る。
同じ車を運転して、同じ道を通る。
同じような混み方で同じように対処して、
同じように仕事場に着く。

同じようにやると言うのは考えなくて良いと言う事。

考えないと言うのは全くぽっかりと頭に穴が開いたような事ではない。
個々の出来事には個々に対処するために頭は使うにしても
その様式はいつでも同じ。

だから何か自分は考えているように感じているけれども
実際はパターンの中でいつも通りの処理をしているだけ。
そう言うのは考えているとは言えない。


でも人間はなんとなくそれで
毎日頭を忙しく働かせているような気がして満足してしまうものだ。

そして何日も何週も、下手すると何年、何十年、
考えもせず、見つめ直すことすらなく自分と言う人間が形作られる。


と、車を運転しながら思ったりする。

いろんな言葉がウソになる

2017-03-11 23:07:54 | マレーシアでニャー2017
東南アジアはじめ海外の国々での評判でよくあるのが、
XXX人はウソつきだと言う事。

まあね、旅行なんかだと全く正反対の道を教えられたり、
なんて事なのだけれど、
生活したり仕事していると事態はもっと深刻さを増す。

深刻さと言うのは、ウソ深さもあるし、
ウソの幅広さ、そして頻度と言う面でもなかなかだ。


例えば、携帯電話の契約の事でサービスセンターに行く。
コンシェルジュみたいなカッコいい役割の人がいて質問に答えてくれる。
が、念のため別の人を捕まえて聞いてみると、別の事を言う。
ではさらにもう1人、また別の事を言う。

さあ、本当の事を言っているのは誰でしょうゲームです、って感じになる。


仕事だともっともっと大変。
あの仕事どうなったの?
はい、終わりました。
それ具合は?
問題ありません。

ご察しの通り、ウソなのである。
日常茶飯事。


さて、これでコイツらホントにウソつきだ、どうしようもない、
と片付けてしまうのは簡単だけれども、
これは皆さん感じている通り、局所的に発生している事例ではないので、
ある意味、社会現象なのである。

毎年、申し合わせたわけでもないのに自殺者の数がだいたい一定だったり、
交通事故数が一定だったりするのと同じなのだ。

と言う事は、これは個人の問題ではなく、
社会の問題、文化の問題のような視点で捉えるべきなのかと思う。


そう言うわけで、特定の1人とか2人とかでなく、
これまで経験してきた大枠の中で感じるのは、
ウソはホスピタリティの裏返しなのだろうと言う事。

簡単な言い方をすれば、皆さんも感じているだろうけれど、
その場で相手に良い返事を返さなければいけないと言うような習慣、
その場だけでも喜んでもらえる返答をしたいと言う感覚、
そう言う何かが働いている。

悪く言えば、その場丸く収め主義、
その場切り抜け主義、
なのだ。

あくまで、"その場"なのだ。

その場を凌ぐために言葉を使う。
時には、と言うか、多くの場合、質問に対して直接の答えを言わなかったりする。

XXXはどうなった?
に対して、
AAAがこうこうこう言って、こうなって、ああなって...
と、遠回りして結局答えを言わないなんてのも普通にある。

そう言う場合、XXXはダメでした、のような事を言わなくて済むようにしている。

"どうなった?" のような質問場合、彼らは責められていると感じ、
防衛線を厚く張り巡らすわけだ。

それも、相手に不快な思いをさせる言葉吐かないためで、
良いように解釈すれば、ホスピタリティの一種なのである。



とは言え、こう言う中で暮らしていると
面倒臭いには違いないのだけれど。