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もんく [とある南端港街の住人になった人]

自分自身を変えなさいと言う

明日はちょっと早めに出ようと思うので早く寝ます。夜勤になるとやるべき事やってないようなのが見えるので早朝の気が緩んだあたりで行って見てみようと言う事。

外国人労働者ってのはなかなか難しい。日本ではどんな人でも会社って思考とか仕事って思考があってトップの思う事を多少なりとも誰もが知っている。が、それは日本だからだし、ほぼ日本だけなのかと思う。なのでそんな事を前提に仕事ってのはできないのだ。

そしてダメだからって無下に罰を与えるようなのも問題はあるのでよほど酷い場合にしかしない。


じゃ、さて、何が一番いけないか、何が原因として大きいのか?、と言うと、それは実際に働いている者達と言うのではないと感じている。と言うのは、それを管理するマレーシア人の方に問題が大きい。なぜなら日本人ちょっと違う意味で彼らはマネジメントを知らないからだ。

時々こう言う事はこれまでも書いているけれど、彼らのやり方は命令する、威張ると言うに尽きる。が、それはすぐに通じなくなる。と言うのも、いくら強く命令したところで、命令が命令だけのものとすぐに見破られてしまうからだ。命令されている一瞬をやり過ごばその後はもう何も無い。またしばらくして言われるのを待てば良いだけなのだ。


つまり、命令が仕事になっていると命令はするが、その結果は回収しない。だから命令される方は聞いていれば良いだけ。そのあと何もしなくても別になんて事はない。

そして命令する方も、何か問題が起きたら自分はちゃんと命令した。命令を聞いてちゃんとやらなかったのは奴らだと言えば自分のせいでないと言えると考えている。こうした思考はマレーシアでは一般的と思われる。



と言うわけで、自分は時々現場管理人に注意するのだが、長年の癖は治るものではない。言ってもすぐに命令役に逆戻りしてしまうし、何かあると自分は言ったのにあいつがと言い始める。

それで、面倒なので直接的な言葉で言う事にした。


自分自身を変えなさい、と。



厳しい言い方ではあるけれど、待ってはいられないし、その癖が全体に影響を与えているのだ。
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