新栄堂の占い日記

私はプロの占い師ですが、鑑定をしながら日頃感じる事…を書いております。

平成30年の日干毎の大雑把な運勢傾向

2018年01月03日 | 毎年の運勢(日干から見た)
■平成30年の干支は「戊戌」です。
そこで、平成30年の「日干毎」の大雑把な運勢傾向を記入します(平成30年の立春から)。
※以下の内容は日干毎の流年の傾向性をワンポイントで記入しました(注意月も)。
詳しい判断は命式本体や大運も見ないと何とも言えません。
※日干とは、生れた日の柱の十干(甲.乙.丙.丁.戊.己.庚.辛.壬.癸)のことです。

●日干:甲の流年:偏財 養(偏財)…社交性も強まり、何かと人の面倒を見やすい年といえます。遊び心も出やすくなり、男性の場合は女性を口説きたくなる場合もあります。また、受験生の場合は、遊び心から勉強に集中できなくなる傾向がありますので、学習のスケジュールはきちんと立てて下さい。
商売(営業)等に携わる人は活躍の年とも言えます。
大運に敗財や食神が一緒に出ている場合は流されたり遊び過ぎたりしないようにして下さい。
2月・3月の月運は少し気になります。魔が刺さない様にして下さい。

●日干:乙の流年:正財 墓(正財)…一般的に正財の流年は安定した時期といえます。しかし、正財の十二運が休囚している場合は、そのエネルギーが弱い年ともいえます。大運に正財を尅す敗財(劫財)が出ていたり、四柱本体に正財を尅す敗財(劫財)が強く出て、流年の正財を尅す場合は注意も必要です。
2月・3月の月運は少し気になります。高い買物等は控えて下さい。

●日干:丙の流年:食神 墓(食神)…平成28・29年の辛い時期が過ぎてホッと一息。今年は吉星の食神の年ですので、まあまあの年とも言えます。しかし、食神の十二運が休囚しているので、その働きが弱く受け身の年ともいえます。但し、四柱本体や大運に偏印が強く出て、倒食となる場合は「儘ならない」運気になる場合もあります。…倒食かどうかで、吉凶が変わってきます。2・12月は月運が偏印ですので少し注意が必要。また、5月は流されない様にして下さい。

●日干:丁の流年:傷官 養(傷官)…平成28・29年の冬の時期が過ぎて、運気に明るさが出てきます。しかし、現実と理想のギャップで少々ナーバスになる場合もあります。焦らずに気分転換を心掛けると良いですね…。また、四柱本体や大運との関係で傷官と官星との尅が強くなる方は、事故や怪我には注意が必要かも…。5・11月は少し注意かも知れません。(命式全体を見ないと何ともいえませんが…)

●日干:戊の流年:比肩 墓(比肩)…10個の天干の中で、今年は少々注意が必要なのが「戊:つちのえ」の方かも知れません。…特に大運にも比肩・敗財(劫財)が廻っている場合は尚更です。無理なことや高い買物は控えて下さいね。また、身体の弱い方やお年寄りには気を付けて下さい。月運では6・7月は少々嫌ですね…。

●日干:己の流年:劫財 養(劫財)…今年の傾向は物に賭けたくなる運です。特に、四柱本体に劫財や比肩が強く固まっている命式の方は気を付けて下さい…一か八かの投資は避けて下さいね。大運や四柱本体に確りした食神がある方は、「劫達」的要素で「棚からぼた餅」的な事もあるかも知れませんが、それらは稀です。欲をかかずに地道を心掛けて下さいね…。特に6・7月は気を付けて下さい。9月は少しおもしろいかも…。

●日干:庚の流年:偏印 衰(偏印)…平成28・29年の疲れが出やすい時期です。特に大運や四柱本体との関係で「倒食」となる方や年配の方は健康診断をお忘れなく…。受験生の方は、勉学がはかどる年ですので頑張って下さい。経営者の方は、足もとを固める時ですので、もう一度事業内容を見直すのも悪くは無いと思います。月運では8・9・10月は少々気になります。※ 「倒食」とは、偏印と食神とが並び、偏印が食神の福禄を壊してしまうことをいいます。

●日干:辛の流年:印綬 冠帯(印綬)…思考力や理解力が発揮される年ですので、勉強や研究には良い年となります。また目上の引立てもあり、母親の様な年配の女性とも縁がある暗示があります。一般的に平穏な年で、良い官星と並ぶと社会的評価を受けられる暗示もあります。月運では8・9月は少し注意。

●日干:壬の流年:偏官 冠帯(偏官)…行動力が湧き、カッとしやすい年でもあります。また、人によっては、他からプレッシャーを受ける場合もあります。そして、現状を変革させたい気持ちが強くなり、地位や職場の異動が生じやすい年ともいえます。また、既婚女性の場合は夫に対する不満も出やすくなり、とにかく現状を変えたくなる気持ちが強くなります。この年は強い行動力と変化の年ですので、冷静に判断して行動しましょう(特に印星が弱い命式)。3・10・11月。

●日干:癸の流年:正官 衰(正官)…未婚の女性の場合は夫を得る暗示もあります。また、責任感も増し、社会性も強くなり、評価も受けられる年ですので、受験や就活等には良い年ともいえます。但し、大運や命式本体に強い傷官を持つ場合は、せっかくの正官の良さが半減する場合もありますので、やはり命式全体を見て判断する必要があります。2・11月は少し気になる月運です。


クリックしてね
新栄堂のホームページヘ
コメント (16)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする