上図はあるの男性(80代)の命式です。
日干:丙で、地支に寅午戌と火の三局が揃う炎上格の命式です。
何かと運の良い人ですから、時上に正官がでるのかも知れません。
また、中心星である月上には旺相した偏財が出ていますので、偏財を尅す比肩の大運には注意が必要です。
彼の場合、昨年(2014年)から丙戌 比肩 墓(食神)の大運となりました。
比肩の大運という嫌な大運に入りますし、大運支に戌が来ますと、命式本体の寅午と火局して火に新たなエネルギー(火の▲)がプラスされます。
彼の命式では、火が比肩ですので、月上の偏財と言う宝が強く尅される大運に入った事になります。偏財=宝(大切なもの:健康・お金・人間関係)が壊される暗示があります。
彼の年齢から推測すると健康面が気にもなってきます。
火が強い炎上格の命式ですので、火に関連する病気といえば「心臓・脳溢血・循環器・火傷・目」というものが気になります。
彼の場合は、ある年齢になってから不整脈・そして脚が冷えやすいと言っていました。
血行不良からの脚の冷えだったのでしょうね…、血圧は平常とも言っていました。
心臓や血流の病気は通常は自覚症状が少ないものです、冷えやすい場合は温泉にでも入れば具合は良くなります。
しかし、今年の10月(流月:丙戌 比肩 墓)に突然、急性の下肢血栓症を発生しました。
緊急の手術で元気になりましたが、ここ3年間は無理をしないで欲しいものです。
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四柱推命で、その事をどう見るのかはまだ分かりませんが、
大運だけでいいますと、やはり秋から冬の時期、つまり、偏印を経て劫財、比肩辺りにあるのでしょうか?話は変わりますが、
流年で正財、墓はどう見たらよいのでしょうか?大運は食神、衰になります。
お教えください。
命式全体を見ないと何とも言えませんね…。
月上の正財を年時の比肩が挟んで尅しています。
天干に食傷や官星の時期が良いと思われます。
また、木の比劫の時期は注意が必要だと思います。