新栄堂の占い日記

私はプロの占い師ですが、鑑定をしながら日頃感じる事…を書いております。

華蓋(かがい)

2013年05月14日 | 吉凶星
月支から見て三合(三局)する十二支の土用の支(丑・辰・未・戌)にあたる十二支を華蓋(かがい)と言います。月支から年柱を見ます。

【月支に下記があり】  ⇒【年柱に下記があると華蓋】

・亥卯(木局)     ⇒     未

・寅午(火局)     ⇒     戌

・巳酉(金局)     ⇒     丑

・申子(水局)     ⇒     辰

三局のうちの四庫(丑辰未戌)は帰(き)とも言い、物事が行き着く地点(例えば人生なら墓場)のことを言い、生産に携わることや、実業的な世界を超えた無形の世界と深く関係する神殺で、この星を持つ者は気品があり、おのずと権威が備わっています。
この星(華蓋)は宗教・芸術・文化・孤独・放浪を意味する星で、技芸の素質に恵まれ、人より尊敬を受けますが、多くは孤独の星で自分の世界に入る為に、男女共結婚運は良いとは言えず、結婚しても配偶者との縁が薄い傾向があります。
その為か、僧侶・宗教家・芸術家・職人・芸人・学者・医師・占い師・研究者等の偏業に的性があります。
命式に偏印・印綬・傷官や十二運の墓があるとその傾向はさらに強まります。

※ この内容は、あくまでも部分的な要素ですので、実際の鑑定は命式全体を見る必要があります。

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1 コメント

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Unknown (薔薇)
2013-05-28 14:14:27
小野里先生
こんにちは。薔薇と申します。
先生のサイトを参考にしております。
今回、華蓋を紹介して下さりありがとうございました。
私は月柱に華蓋がつき、傷官が縦に2つ並びですので、華蓋の傾向が強いのかなと思います。年柱には印綬があるのでさらに倍増ですね。
これからも楽しみにしております。
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