上図は或る女性の大運です(架空の命式)。
彼女の日干は甲。
甲から見ると羊刃は「卯」になります。
羊刃の意味するところは「障り」と同じで、「比肩」的な意味合いも出てきます。
比肩(劫財・敗財)は財という宝(大切なもの)を尅す星でもあります。
上図の場合は、数え28歳~36歳の間の大運が乙卯 敗財 帝旺(羊刃)となっています。
敗財の性質は比肩に似ていますが、敗財には崩壊、厭世、偏向、破綻、怠慢、浮沈等の意味があり、比肩は地味で着実な性格だが、敗財には、うぬぼれや欲、身勝手さがあり、金銭感覚も乏しく、流されやすい時期ともいえます。
その敗財に「卯」の羊刃が付いているのですから尚更です。
28歳~36歳という、女性として最も美しい大切な期間に魔が刺さない様に注意の暗示も出てきます。
この様なストーリーが考えられ場合もあります。
もともと美しい彼女。
しかし、やや傷つきやすい性格(多少ガラス細工様なところも)。…この辺は命式(四柱本体)によっても異なりますが、今回はその様な設定で話しをすすめたいと思います。
繊細さ故に思春期に傷つき、高校を卒業して10代で水商売の道に…。
19歳~27歳の比肩の大運では、コツコツと真面目に働くが、数え28歳からの敗財(帝旺)羊刃の大運に入り、その美貌故に年配のお金持ちの男性から誘惑を受ける。
この世ではお金は力。いつの間にか流される日々が続き、その結果として生活も派手になる。
女性にとってこの期間は家庭を築く大切な次期ですが、ややもすると流されて時だけが過ぎ去る場合もあります。
敗財 帝旺(羊刃)は財(宝)を尅す星です。
宝(大切なもの)は、「愛・生命・財産」ですね。
財星を強く尅す星が出ると…
1.志し(心)を失うことです。…若い頃は美しいですが不安定さもあります。
2.40~50代の中年期は、お金という宝に魔が刺さない様に注意ですね…。
3.65歳以降の番年期は、健康という宝を失わない様に注意ともいえます。
また、大切なものにも順番があるかも知れません。
心(精神)> 肉体 > お金
あなたはどう思われますか…?
クリックしてね
オンライン講座
ちょっと似ていますが 違うところもあります
お酒が飲めないので水商売は無理です
お金よりも自分のプライドを守ります
健康が一番大事・・・こんな運でも生活次第でかわりますか?
ありがとうございます。
65歳から・・・今から 心がけて生活したいと思います。