新栄堂の占い日記

私はプロの占い師ですが、鑑定をしながら日頃感じる事…を書いております。

六親(りくしん)について

2010年04月16日 | 六親(肉親関係)
■六親(りくしん)=自分を中心にした家族構成・・・父・母・兄弟・姉妹・配偶者・子孫等。

●比肩・敗財・劫財               
・男命→兄弟姉妹
・女命→兄弟姉妹  

●食神
・男命→
・女命→子供

●傷官
・男命→
・女命→子供

●偏財 
・男命→妻・妾・父
・女命→父

●正財                
 ・男命→妻・(父)      
 ・女命→(父)        

●偏官
・男命→子供
・女命→夫・(愛人)

●正官    
・男命→子供    
・女命→夫  

●偏印
・男命→継母・義母
・女命→継母・義母 

●印綬
 ・男命→実母
 ・女命→実母

■見方の例
・比肩星の強い子供と、年・月・日が冲になる子供は、親元を離れた方が良い。
・男命で、月上:正財-長生⇒良き妻を持つ。
・女命で、月上:正官⇒良い夫と結婚する。しかし、月上:正官の女性は仕事ができるので、夫は見下される傾向もある。(干合支合で出る官か、隠れた官星が良い)
・四柱に食傷星-長生は、良い子に恵まれやすい。

■生年をして、祖父母と見る。(父母・生まれ故郷・先祖)
(例)
・年上:正財-冠帯⇒祖母が発展したので、現在ある財を作ったと見る。
・年上:比肩が出ると、祖父母が失敗して財産をすり減らしたと見る。(地支が沐浴・死・墓・絶)

■生月をして、両親の星とする(兄弟とも見る)
(例)
・月上:偏財-建禄⇒父親は立派な財産家(また兄弟と見る場合もある)。
・月上:比肩-絶⇒兄弟縁に薄く、生死別し、力にならない。
・月支を母親と見る。月支:帝旺⇒母は強かった。男命の場合はマザコンの傾向あり。または、母が早く亡くなる場合もある。

■生日をして、配偶者と見る。・・・日支のこと。
(例)
・男命で財星⇒良き妻に恵まれる。(地支星が弱いと、あまり勢いが弱いと見る)
・女命で正官⇒良き夫に恵まれる。
・女命で偏印⇒夫は怠け者?
・比肩⇒自己主張が強い同士。
・女命で偏官⇒地支が弱いと働きのない夫?(たとえば絶)

■生時をして、子供と見る。
(例)
・正官-長生⇒自分より良い男の子ができて、それに養われるという意味。
・食神-冠帯⇒老後は、子供にきちんと面倒を見てもらえる(女命)
・比肩-絶⇒晩年は孤独になりやすい。経済的にも貧しいので、準備が必要?
・時柱の十二運が沐浴や休囚していると、男の子の跡継ぎ運は下がる。

※ 最終的な判断は、四柱の星の並びや、五行全体を見て判断します。(上記は、あくまでも 部分的な見方です)
続く…
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3 コメント

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ほとんど子供というのは (過傷官の人)
2010-04-19 17:22:21
 こんにちは。楽しく拝見させて頂いております。わたしの命式はほとんど子供だということがわかりました。あと年柱に兄弟の星があるだけみたいです。これは社会人としてちょっと不適応しやすいのでしょうか。またまた流年や月運、日運に官星がくると何故かトラブルが起こるというか、イライラし易かったり、ちょっと苦労するのですが、それも何か関係があるのでしょうか。

 己酉 敗財 傷官 死
 癸酉 正財 傷官 死
 戊申    食神 病
 庚申 食神 食神 病 
返信する
過傷官の人様 (xxx)
2010-04-20 10:31:29
日干:戊の金の傷官ですね。
そしてしかも過傷官ですね。
金の傷官は、金属でできた刃物と同じです。
幸い、官星(偏官・正官)が出ていないので良かったですが、行運に官星が廻ってくると少々危険ですね。
官星の流年・流月などはイライラしたり、事故を起こしやすくなります。
返信する
有難うございました。 (過傷官の人)
2010-04-20 21:02:15
 官星が来る時は気をつけたいと思います。
返信する

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