新栄堂の占い日記

私はプロの占い師ですが、鑑定をしながら日頃感じる事…を書いております。

行運について・・・2

2015年10月12日 | 行運
昨日の続きで行運について記入します。
命式によっても異なりますが、通常はその年代にあった変通星が出る人は運の巡りが良いと言われています。
例えば…
通常の結婚適齢期は20代~30代初めです。
命式によっても多少は異なりますが、女性の場合は財星は家庭を表しますし、官星(特に正官)は夫を表します。
男性の場合は、財星は女を表しますので、結婚適齢期にこの様な変通星(財官)が出ると良いと言えます。
しかし、適齢期の大運に分離を表す比肩・劫財(敗財)等が出ていると、なかなか良い人に出逢え難い場合もあります。
特に命式本体に比劫が多い場合はその傾向があります。また、強い傷官がある女性の場合は、却って官星(正官・偏官)の大運は注意が必要です。この場合は財星の時期が良いと言えます。

命式本体の月上に偏印があり、偏印を抑える財星が弱い場合には財星が働く行運での妊娠・出産が良いと言われています。
この様に結婚や出産に適した変通星が、その様な年代に出ている人は運の巡りが良い人ともいえます。

子供が大学等へ行ってお金が必要な時期に、比較的お金を生み出しやすい大運が廻っていたり、会社で出世しやすい年代に正官 建禄等の、社会運がアップする大運が廻っている人も運の巡りに恵まれた人と言えます。

この様に、まず四柱本体の命式が良いことが一番の条件ですが、その次に運の巡り(大運)に恵まれることが重要になります。
財(お金)が必要な時期に財星が大運に出る。
官(社会運)が必要な時期に官星が大運に出る。
受験生などは、受験の時に旺相した官星や印星が出ると希望校に入りやすい傾向があります。
受験の時期に偏財等が出ると、遊んでしまう傾向がありますね…。
その他様々…。

この内容は一般的なものです。実際の鑑定は四柱本体と五行によっても変わって来ます。

クリックしてね
新栄堂のホームページヘ
コメント (10)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする