ホルモン屋徒然草~珍しホルブロだ

新米ホルモン屋の親爺の日々。ホルモンのこと、店の出来事、周辺の自然や話題。

海は静かだった

2013-05-01 09:48:49 | 第1紀 自然・季節
日曜日、
非番を利用して若き友人と久し振りに沿岸に向う。







若き友人の実家は花巻の街中に梅園を持つ。
今は満開だ。







梅園の奥に野草園があり、そこは好きな人には楽園で、あぁここが自分のものなら長椅子でも引っ張りだして一日読書に耽れるなとため息。

彼の両親や祖先の畑を慈しむ姿が窺える空間だった。


さて、桜の蕾の気配もない遠野を過ぎて一路山田へ。



海は静か、凪だ。
サーフィンをしている若者も波の静けさに拍子抜けか。



しかし、大槌はいまだに何もない平地。
この両側ぎっしり商店や住宅や役場が並んでいたとは思えないありさま。

山田の「釜揚げ屋」に11時過ぎにつく。
あっと言う間に店は満席で、店主もゆっくり話す暇もなく、我等うどんを二杯ずつすすり店をあとにする。

店主からきいた別の仮設店舗にある彼の弟さんのパン屋を覗く。
お土産にパンを数個。

うどん屋もパン屋もまわりの仮設商店も大賑わいだが、三連休の中日の日曜からなのか。
いつもの光景であればと願うが、住人が前のように戻っていないことも事実であるときく。
うどん屋の店内ではあちこちで顔見知り通しの挨拶が見られた。
あのこと以前は近所づきあいであったのが今は離れた仮設住宅に住んでいるというのが窺えるものであった。
お互いの安否や健康を尋ねあう光景はいつまで続くのか。

たった饂飩二杯で夜まで腹が朽ちていた翌朝は、なにをしたっけ?
そうそう、昼餉は開店したてのうどん屋チェーン店に行ったのだ。
どこまで饂飩好きなのか。

帰って久し振りにポチの散歩に同行。



少し肌寒い青空。
桜の季節にしてはひんやりだ。





つくし。



一番乗りのチューリップ。





モクレンの白い花はもう散り際だ。







全国区の有名校となった花巻東高。
プロの世界に飛び込んだ二人も、寮の前で朝から大声で挨拶していた。
その頃は毎朝ポチと散歩していたのだが、今や一緒に歩くのも遅くて邪魔な老体である。
・・無念。













うちのチューリップはもうそろそろかな?


さて、五月。
明日まではぐずつくみたいだが、ゴールデンウィーク後半は寒いけど晴天予報。

催事の準備も真っ只中なのである。

本日全店営業。
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