ホルモン屋徒然草~珍しホルブロだ

新米ホルモン屋の親爺の日々。ホルモンのこと、店の出来事、周辺の自然や話題。

贅沢

2012-11-08 09:49:14 | 第1紀 生きる
どうもボンヤリな秋。
昨日は事務所に携帯を忘れて仕事場の大通店でヒヤヒヤの一日だった。
ホルモン屋の親爺もバー・スナックのママさんと同じように店の電話にかかってくる一般客の予約よりおなじみさんから携帯にかかるほうが多い場合もあるし、暇な日は携帯で営業もする。
なかなか離せない財布より大事なものとなる時代である。

そんなどんよりとした昼下がり、少しは落ち着いたかなとこの間オープンした中三(「ななっく」だっけ?)へ視察に向う。

感想は、頭に?マークが三つ。
一階の食品売場のそれぞれのテナントは頑張っているのだが、一体全体このレイアウトはなんなんだろう。
だいたい、このレジ配置は売上をいくらと見た配置なのだろうか。
客導線をどうとっているのか?

昔の中三のころの古い城下町の市場のような賑わいと活気のある地下食品フロアと、やはり対比してしまう。

などと考えながら、しかし精肉売場の「盛岡牛」のコンセプトに感心したり、田清さんの鮮魚に喜んだりして三度行ったり来たりした。


もう一つの昼下がり「中の橋」あたり散策の目的は「新蕎麦&牡蛎蕎麦」であったが、残念ながら直利庵は定休日らしく、またもや店の前で胃袋と頭が葛藤をはじめ街を彷徨い始めた。

あちこち右往左往して頭と胃袋の整理がつかないままたどりついたのは、やはり「ダンテ」であり、大きなスピーカーからご機嫌の音が流れる中、純和風の弁当ランチ(珈琲がついて650円!)に満足したのだった。


そんな夜だから楽しみにしていたのは事務所での晩酌。
なぜならその中三の田清でおつまみをたらふく買っておいたから。



「牡蛎蕎麦」のイメージが頭から離れず買い求めたカキフライ。
大好きな、そして間違いの無い「田清」の戻り鰹。
刺身か焼くか迷いに迷った「カジキ」。

結局ボリュームで切り身に軍配が上がり、事務所に帰るなりガーリックバターで焼いた。
美味。
うれし。
牡蛎うれし、カツオうれし、カジキうれし。


そんな、ぼんやりした秋の夜。

吸入がこんなにも楽にしてくれるのかと、やっと喘息患者の自意識が芽生えたぜぇぜぇ一人。

そして、今朝も雨。

アレルギー持ちに気圧が低いのはいい時と悪い時があり、肌には良くても循環器系にはそうとう悪そう。

そんな今夜も大通店にてお待ちいたします。


そうそう、昨夜は直前予約しながら結局来なかった三人組あり。
社会人なら来れないなら来れないで電話ぐらいするものだと思う。

さぁ行こうと思ったら、仲間の一人が「わたしホルモンは今日はちょっと気分じゃないわ。ホットペッパーで見たあの新しい店へいこう」、、
とかいう場面があるのは、ホルモン屋の親爺は充分理解できる。
世の中、やはりホルモンはかなり嗜好度の高い、つまりそう一般的でないことも充分承知である。

しかし、やはり一度電話で予約したなら、来れなくなった時にはやはりお断りいただきたい。
こっちは「では、またの機会においでやす」と言うだけなのだから。

めくじら立てるわけじゃないけど、  ね。

じゃ、