ホルモン屋徒然草~珍しホルブロだ

新米ホルモン屋の親爺の日々。ホルモンのこと、店の出来事、周辺の自然や話題。

熊谷

2011-06-28 13:41:42 | 第1紀 食べる・飲む
店の前の駐車場はもう一杯である。
店内はテーブル3卓、カウンター、そして奥に小上り2卓。
ひっきりなしに客は来る。

滝沢、巣子の裏道。
松園から若き友人と四十四田ダムの裏道を抜けて来た。

「そば処 熊谷」
友人のお気に入りらしい。
前に紹介をいただき来たが、味そのものより応対が気になった。

しかしこの間はいなかった今日のおばさんが「本当の」おばさんらしく、慌ただしいがかえって生業っぽくて良い。
愛想がいいのではなく、てきぱきしているのがいいのだ。

注文もなかなか通らないほど混雑しているが、注文してからは早かったのが蕎麦屋らしい。
注文したのは「そば定食」。



写真のとおり、蕎麦(温冷が選べる)、おにぎり(十種くらいから2個選べる)、沢庵、刻みとろろ、昆布、酢の物付きの満足できるセットである。
なお、写真は既に蕎麦を1/3ほど食べたあとであるから、「もり」の「もり」がいいのがわかるだろう。

しかしながら友人と帰りの道すがら、「大盛りにすれば良かった」と反省しているのだから、その点では似た者どおしなのだ。
ワタシの遅い朝麺が(朝は止めとこうと心に誓ったのはとうに忘れている)、久々の「在庫整理」の名のもとに素麺「3把」であったことは内緒にしておこう。

この日の昼餉も、結局、蕎麦とおにぎりという衝撃の炭水化物+炭水化物であった。

しかるに(まぁ、蕎麦はほどほどにおいしかったと思われる、汁は甘めだったが)、なにせこの炭水化物、いや「おにぎり」が秀逸だった。
さほど大きくもなく、少しだけ小さめの、炊きたてほくほくご飯を柔らかく握ってある。
おにぎりの三角の頂上にトッピング。
えいっとかじると中にもそのトッピングが豊富に。
思わず頬が緩む嬉しさである。

メインよりおにぎりで喜ぶのは和歌山ラーメンの「穣」以来であるかも。

そんな裏道の名店。
まだまだまだまだ、次から次へと来店。
しかるに高年齢層が多い。

松園に近いが、滝沢のおじさんおばはんの方が元気がある。
こりゃ、考えんとな。
住宅地もあるし、こっちの方が将来性があるか?????

などと。


さて、昨日も雨に関わらずたくさんの方がお見えになった。
なにせ「月火の市」で「90分飲み放題が980円」である。
生ビールのおかわりが出るたびにビクビクしていた小心者経営者であるが、もう開き直った。

どんと来い。
受けて立とうではないか。

いらっしゃいませ~~~