ホルモン屋徒然草~珍しホルブロだ

新米ホルモン屋の親爺の日々。ホルモンのこと、店の出来事、周辺の自然や話題。

【回答】

2010-03-24 16:41:34 | 第1紀 生きる
メールで質問をいただきましたが、少し個人情報が入っていますので公開いたしかねます。

メールの方に、お答えだけ。

たぶん、ワタシはその方のそうとう後輩になると思います。

それでは。

双葉町ナイト

2010-03-24 11:58:30 | 第1紀 食べる・飲む
久々のOFFは、久々の少し年下の友人二名と花巻の夜を遊ぶ。

一軒目はいつもの「三吉」。

やはりここの焼鳥がいい。

いつもの、焼鳥、カワ、砂肝、つくね、ハツを一串ずつ。

絶妙の焼き加減。

旦那さんが大きなウチワで炭火を調整する。

奥さんのサービスも心地好い。

いつもの角の席をとって、近況を語り合う。

やはりサラリーマンは、いろいろあるな~。

自分の思い通りにならない切なさは、みやづかいの宿命さ。

それに比べりゃ、全て自己責任のワタシャ、お気楽そのもの。


二軒目は、最近できたばかりの「呑気屋」。

前の「村さ来」。

戸を開けると広い座敷は満席。

カウンターで呑む。

従兄弟の店。

ねじりはじまきで頑張っている様子は、なかなかいい。

ぶりかま、イカ塩辛、煮凝り・・、なにをとっても、うまい。

串焼きも名物なのだろうが、先程、焼鳥を喰ったばかりなので、これは次回。

この閑散とした双葉町で満席とはなかなか繁盛店。

この内容で、この値段はやはり魅力。


従兄弟に挨拶をして、あとはいつもの動物園。

気をぐっと緩めて、カウンターで呑む。


やはりホームグランドの花巻で、気のおけない仲間と呑む酒はうまい。

十日間の断酒をすっかり忘れ、その効用も台無しにしてしまうほど呑んだくれた双葉町ナイトであった。

雪まじりの雨の日 大沢の湯にひしひしと浸かる あめゆきとてきてけんじゃ

2010-03-24 11:57:06 | 第1紀 生きる
久々の完全OFF。

身も心も腰も肩も疲れ切っている。

母にカバノアナタケのおすそ分けを持って行った後は、久々の大沢温泉。

あいにくの雨混じり、雪まじり、そして黄砂が気になる露天風呂。

しかし思い通り、一時間半強の露天はワタシをすっかり癒してくれた。



大沢温泉といえば大沢の湯である。

一昨年くらいかな、女性専用の脱衣室ができたが、それまでは混浴のこの湯の壁側にあるここで皆、着替えていた。

まあ、なんと女性は勇気がいることだろう。

男とて、隣にうら若き娘や、うん十年前は美少女だったおばはんが着替えている隣で脱ぎ脱ぎするのは、どうも気恥ずかしかったのである。



その入口側の比較的浅く、湯温も少しぬるめになっていく方にのんびりと構えるのはとてもいいのだが、そういうことで女子脱衣所ができてからは、案外とおばはん専用スペースとなっている。

この日も、二人の立派なおばさん、おばあさんたちがベチャグチャと話語りしながらゆったり浸かっていた。



こちらは温泉が湧き出ている比較的熱めのところ。

少しだけ深く、肩まで浸かって休むのにはいい場所。

ロケーションもいいが、この時期は一番寂しいときかもしれない。

新緑は連休ごろだし、雪もおよそ無くなって、水墨画の世界で少し味気ない景色となる。

でも、この頃から毎週、湯に来ると、北国の春が刻一刻と訪れてくるのを目で確かめられる。

そう、サラリーマンの頃は毎週通っていたものだ。

1月の雪深いころに一人で三夜、投宿したのは想い出深い。



この真中の柱と石は眺めるたびにおもしろい。

石が亀や、スフィンクスや、ラクダやそんな生き物に見えて、好ましく思えるのだ。

風呂の壁のタイルの紋様もそのように一つ一つ、顔に見えたり昆虫に見えたりして、名づけながらゆったり浸かるのもいい。

雨は途中で雪まじりとなった。

といっても垂直に落ちてくる、半ば大粒の雪まじりの雨といった様相。

やはり春の声である。


もう少し季節が過ぎれば、大沢の湯に浸かり、車で少しかかるが、豊沢ダムを越えて沢内に抜ける路が好きだ。

あとはぐるりと廻って北上に出て自宅に戻るコース。


まだゴールデンウィークあとでないと開通しないだろう。

ダムに沈んだ母の生まれ故郷を見ながら、カタクリや水芭蕉を見に行くのもいい。


その頃に、また来ようと思う。