ホルモン屋徒然草~珍しホルブロだ

新米ホルモン屋の親爺の日々。ホルモンのこと、店の出来事、周辺の自然や話題。

午後の幸せな一かけらの時間を 仙北町の「chao」ですごす

2010-03-05 09:44:28 | 第1紀 食べる・飲む
ここんとこ、ずっと本宮店の応援にランチ、夜ともでかけている。

しかし、店仕事の他にも、へっぽこ経営者には雑用、私用、多々あるからランチ終了後の空き時間に急ぎまわるというパターンが常態化している。

そうすると、なかなか飯にもありつけない!!

訳がなくて、この広い盛岡西南地区の飯屋を探して短時間にグルメを満喫しようというのが、また楽しみ。

この日もぐるっと廻って飯屋を探すが、さすがにこの午後3時から5時という時間帯は閉めている店が多い。

もうすぐで店に戻っちゃうというその時、信号待ちの旧4号線の信号で止まった時に目に飛び込んだのがこの店。

ずっと気になっていた。

崩れかけた記憶では、数十年前、新人営業マンであった時からあったのではないか。

「chao」

カフェであると看板が示す。

事前知識ではイタリアンカフェだ。

幸い空いていた店前の駐車場に止める。

外観と同じように、店内も開放的ながら清廉でしゃれた感じ。

「いかにも」という喫茶店。

昔は街にたくさんあった喫茶店。

懐かしさも感じさせられるのは、そういう喫茶文化の中で若いころをおくった自分の記憶から。

花巻にもたくさんあった。

上町のレブロン。

一日市のフルーツパーラー奥の喫茶コーナー。

午後の時間はちょっぴり背伸びした高校生達でいっぱいだ。

レブロンのバイオレットフィーズ。

フルーツパーラーでのクリスマスパーティー。

女子校との「ごうこん」だった(その言葉は昔はなかったけど)。

ブランは今も市役所前にあるが、当時はその女子校御用達だった。

そして、レブロンもフルーツパーラーもとっくに無い。


おっと思い出に耽ってしまった。

朝食はパスタだったし、ハンバーグという気分でも無いので、マリゲリータをセットで頼む。

高級そうな陶器のカップに入ったコーヒー、曲線美のイタリアっぽい器に入った砂糖と生クリーム(これがなんか上品だったよ)。

そして、ピザ。

適度なテクスチャー。

クリスピーでもなく、柔らかすぎもせず。

クリーミーな優しい感じのチーズたっぷり、タップリ。

間口は狭いが奥行きのある店内は、午後の時がゆったりすぎていく。

そして、久々のおいしいコーヒー。

薫り高く、しかし主張すぎず、まろやかながらしっかりした褐色の珈琲。

なるほど、この地区での午後の過ごし方の一つを学んだような気がする。

参考:盛岡はらぺこ日記

固焼きそば

2010-03-05 00:59:07 | 第1紀 生きる
という事で、バースディーの朝、塩の固まりがドブンと入ってしまったお湯で煮たパスタを食べたわけだが、次の朝もひどかった。

前日に懲りて、ここは「固く」カップ焼きそばと思ったわけ。

「バゴーン」だ。

ワタシは「一平ちゃん 焼きそば」派なのだが、台所にあったのは相方の買ってきたソレだった。

「バゴーン」も悪くはない。

わかめスープが取り柄だ。

しかし、からしマヨネーズがついていないから、これは自作のをかければすむ。

さてさて、熱湯を沸かし、三分たってお湯を棄て、さあとふたを開けたら、アリャリャ。

薬味の袋がそのまま残っている。


まあ、しゃあない。

なんとかなるさと、麺の中に突っ込み、たぶんふやけるだろうと少し待つ。

とうせフリーズドライだから多少「固くても」体に悪いわけじゃない。

α化しているのだから吸収には問題ない。


・・・で、少し固かったが、・・・そうそう肉のフリーズドライなんかがとくにね、・・でもなんとか喰えたよ。


どうも、この先、一番の友、食べ物になんか差し障りのある事が待ち続けているような、ウン十ウン歳のワタシ。