今朝の朝日新聞、「asahi.com」を見る。
毎年楽しみにしている、第一生命が「第22回サラリーマン川柳コンクール」の入選作100句を発表したという。
この中で、朝日の記者がこの句『仕事減り 休日増えて 居場所なし』を選んだのはなかなか。
実感に基づいているのかな?
というのも、我が「をかしら屋」にもちょっとした異変が。
住宅街にあり、いつもは平日は割と暇な「をかしら屋松園東黒石野店」の先週の金曜日。
なぜか会社員の常連さんたちで混み合ったという。
「なんで?」と店長に聞くと、「土曜日と間違えたんじゃないかな」という迷答。
ワタシにも(こじつけかや思い込みかもしれないが)思い当たる節が。
というのも、昨今のニュース。
「100年に一回の大不況」なそうで、大手企業も軒並み減益。
中には在庫調整のため、工場を長期休業したり、ワーキングシェアとかいって強制的に有給を与えているところもあるという。
(ワタシの相方も、なんか最近、お休みが多いようであります。)
そうなれば、
『「明日、有休」 妻の舌打ち 気のせいか』
じゃないけれど、けっこう行き場が無いのがお父さん。
『妻からは いつも低額 交付金』
『破綻した オレの小遣い 支援なし』
でありますから、昔みたいにこそっとゴルフにいけるわけもなく、パチンコや競馬などのギャンブルというか庶民の息抜きもままならぬ。
まあそれでも久しぶりの平日お休みで、家族とともに食事でもって感じかな。
「をかしら屋」でホルモン喰っているうちは、そうご家庭の財政にも負担がかかりませんし、満足度は高い(と確信します!!)ですからね。
でも、こういうご時世ですから、飲食業はじめサービス業界にいい影響は少ないですね。
ビジネス街・飲食店街のなっ只中にある「をかしら屋大通店」も最近は会社や職場単位の大宴会は滅法減って、あるのは仲間うちの飲み会だけ。
それも平日は少なく、週末集中型であります。
そういう中でも元気なのは、OLさん達。
彼女たちはきっちりした経済観念をうまれながら持っていますし、使うところは使う、締めるところは締める。
どこでどう使うのかを良く心得て、今どきの男性より「きっぷ」がいいように見えます。
閑散とした夜の大通界隈でも、ほとんど見受けないネクタイ姿のかわりに、ハイヒールで闊歩する女性の姿の多いこと。
男子も負けるんじゃないよと声をかけたくなるこの頃です。
さて、ワタシなりに選んだ他の句を。
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『コスト下げ やる気も一緒に 下げられる』
これはいつの世も。断言しますが、これはトップの判断を受けて部下にその意をきちんと伝えられない中間管理職が悪い。そして明日の明日の夢を共有して持たせない指導者も。
『辞表出し 「あずかっとくよ」は ドラマだけ』
はい、ワタシは二度ほど味わいましたね。自分の存在の軽さを。自業自得といってしまえば、それまでさ。プンプン!!
『ヒラで終え 町内会で 役員に』
いました、いました。実話です。ねえ、(前)常務。「いや~、今は町内会長を仰せつかって、忙しいんだな~~」ってが。それもいいさな。
『「言ったよね!」 覚えていたら ミスしません』
はい、その通り。これが「真」。
『待ちわびて 来れば寂しい 給料日』
無言で肯く。
『ガス抜きに 誘ったつもりが 引火させ』
おいおい、こういう方はできれば他の店で。
『朝バナナ 効果があったの お店だけ』
ハハハッ。
『妻よりも 家電の方が いい返事』
デスネッ!!
『ナビの言う 「おかえりなさい」に 癒される』
っと、ここまでくると病気一歩手前。
でも、ほんとうは・・・
『「おかえり」の 笑顔のために 仕事する』
わけですよ、世の中のお父さんは。
そんでも かなわぬ時は、
『連立を 組もうとポチに 言ってみる』
ですが、最近のポチはすっかり相方に餌付けされちゃって、ワタシが帰っても見て見ぬふりであります。
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ご興味ある方は、「
こちら」から。
歴代の「迷」作もあります。