ホルモン屋徒然草~珍しホルブロだ

新米ホルモン屋の親爺の日々。ホルモンのこと、店の出来事、周辺の自然や話題。

今日は何の日

2009-02-14 20:55:09 | 第1紀 をかしら屋
13日の金曜日の翌日、今日はバレンタインディーらしい!?

こういう日はフレンチとかイタリアンとか全室個室とかいうところが大はやりなんだろうと思うが、意外に意外、ホルモン屋もカップルや家族で既に夜の2回転。
まあ、焼肉を喰う仲というからいいじゃないか。
カップルさんはこのあとにする事もあるだろうから、回転は速いのである(推測です)。

先日、テレビで韓国では「ブラックディー」なるものがあるというのでネットで調べてみた。

『ウィキペディア(Wikipedia)』では、以下の通り。

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ブラックデー(블랙데이、Black Day)は大韓民国で4月14日に行われる一種の記念日である。バレンタインデーやホワイトデーで贈り物を受け取れずそのまま恋人ができなかった者同士(ソロ部隊、솔로부대)が黒い服を着て集まり、チャジャン麺(中国の炸醤麺をもとにした、黒いあんをかけた韓国の麺料理)やコーヒー(ブラックコーヒーであることが普通)を飲食する日、とされている。

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食道で「チャジャン麺」を一人寂しく喰っている男と女が意気投合し、新しいカップルができる事もあるという。

な~るほど。

まあ、でも「ホルモン屋」ならやはりホワイトディーか。

お返しにホルモン(シロ)でも食べに行こうかなどと、あのチョコ以来、親しくなったお二人が揃ってホルモン焼いている姿は「いいんではないか」。

世の男性よ。
今から来月14日のホワイトディーのお返しを「をかしら屋」で執り行うプランを練ってみてはいかがかな。

曜日も同じ土曜日だから、予約はお早めに。
もし、この一カ月に「壊れた」らカウンターで一人寂しく喰うのもいいではないか!!

(戯れ言、ゆるせ)


仮病

2009-02-14 09:28:17 | 第1紀 生きる
小さいころは相当まじめだったから、今は想像できない華奢な体で毎日登校していた。
小首をかしげていつもなにか考えているように、まっすぐ前を見て歩いていた自分がそのままであれば、今頃はどこかの研究所か、大学に残るか、図書館の司書か、なにかの学芸員かになっていたのではと、ある時からムクムクと湧き出てきた怠け心と興味心、放蕩癖がうらめしい。

だから高校(花北)の三年生ともなると、偉大なる諸先輩をまねして、手帳に出席簿をまめにつけギリギリ出席日数が足りなくならないように「まめに」調整していた。
しかし、小心者は小さい時からであったから仮病で一日休むなんて親不孝はしないで、教室から途中で抜け出し街の本屋か喫茶店にでも行くというのが日課であった。

臆病者は大人になっても直らないもので、そう真面目でもないのに仮病で会社を休むなんて労働者の「権利」をむさぼることもなくサラリーマンを続けた。

仮病は、だから大嫌いなパーティーのご招待とか寄り合いとかの時にちらっと使ったくらいか。
本当の病気はけっこうつきあったけど、確かに「アトピー」で体がどうにも動かなかったり、顔に出たアトピーでとても「世」に出ることをためらった事は、はたから見たら仮病と取られたかもしれない。

さて、従業員には内緒だが、そういうワタシもいよいよ来週末は「仮病」を使うかもしれない。

というのも、「あさみちゆき」ちゃんのコンサートがあるのだ。
それも「金曜日の夜」に。
いくらなんでも普段はとんど従業員に任せっきりで、ワタシは邪魔者扱いであるのだが、週末の金曜・土曜日は皿洗いくらいの足しにはなっているはずで、このところ平日はがらがらの当店であっても週末のこの二日間だけは外れなく混み合うのだから。

「あさみちゆき」ちゃんを始めてみたのは(といってもこの一回しか見てないのだが)昨年の「IBCまつり」の屋外コンサートでのこと。
曲はラジヲで聴いたことがあるような気がしたのだが、なかなか遠目で見る雰囲気も良く、唄が進む毎に聞き入ってしまった。

その後はすっかり彼女の唄うメロディーが耳に残り、誰も知らない(だろう)唄をカラオケで絶唱してしまう有り様。
取りつかれるというのは、こういう過程を経るわけであります。

その彼女、井の頭公園の歌姫「あさみちゆき」ちゃんのコンサートが盛岡で行なわれるとなると、どうもあきらめきれない。
確かこの間は遠野でコンサートがあったっけ。これも行きたかったなあ。

さてさて、どう言い訳をしようか。

それとも経営者魂でぐっと我慢するか。

いやいや、人生は二度ない。もう片足、棺桶に突っ込んでいる歳じゃないか。

なになに、店を持つとはそんなもんじゃない。店主は常に店にいなさいと、田舎の万屋を営んできた母からきついお達しがあったじゃないか。

馬鹿なこといってんじゃないよ。そんなだから駄目なんだと、まわりの方や常連さん(や、あきれ顔の従業員も、ね!!)が罵倒する姿も目に浮かぶ。

さてさて、この感情に押されっぱなしの小人の悩みはあと一週間続く。

参考:ちゆきちゃんの公式ページ
   主催の岩手日報社の告示
 
   そしてパソコンの「お気に入り」に入れている、大好きな「青春のたまり場」のカラオケ版


・・ ふっ......