あれは,あれで良いのかなPART2

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4月24日(日)のつぶやき

2016年04月25日 03時31分12秒 | ツイッター

今回の補欠選、予想どおりの展開でしたが、今回の選挙で改めて分かったこと、それは野党連合の読みの甘さです。
「自民党の批判票はすべて野党に流れる」という前提での統一候補でしたが、実際には「自民党の批判票はそもそも投票に行かない」という流れになり、思ったほど票が取れませんでした。


野党連合の今後の課題は、「本当に自民党の批判票を取りたいなら、棄権する有権者の掘り起こしをきちんとやること」に尽きるでしょう。
そもそもなぜ棄権するのかといえば、多くは政治不信です。なので、単に自民党批判だけの選挙活動では、とても批判票の取り込みはできません。


一方、自民党も油断できません。普通なら鉄板の選挙区でここまで苦戦するというのは、次の参院選のとき、ちょっとした風向きで大きく情勢も変わりかねないというリスクを負っていることが露呈したといえます。
また、景気より福祉を優先して考える有権者が逃げやすいことも痛感したと思います。


あと、与野党とも「震災対策」をどう考えるのかが、次の参院選のテーマになります。東日本大震災の復興も忘れずに、その中で熊本のことも考え、そして首都圏での地震発生にどう対策するのかというところで、納得の得られやすい説明をした政党や候補者が、有権者から評価が高いと思われます。