トドの小部屋

写真付き日記帳です。旅行記、本や美術展の紹介、俳句など好きなことをつれづれに。お気軽にどうぞ。

フィットネスクラブを退会しました。

2017-09-11 16:22:35 | つぶやき
今日はフィットネスクラブの退会手続きをしてきました。6月末に起った脚の不調は匡ペインクリニックで治療したおかげで、今月8日に4回目の理学療法を受けた後、治療完了になりました。完治に5ヶ月ほどかかるかもという予測が思いがけず早く回復し、今は痛みもなくサクサク歩けるようになりました。休会していたフィットネスを再開しようか迷いましたが、今回のように歩くことすらままならない症状になると、普通に歩けることのありがたさが身にしみました。なので無理せずに自分にあったやり方で少しずつ運動を取り入れた生活にしようと考えました。2年前の9月に入会し、楽しくやってましたが、しかたありません。会員だと週に3回くらいは行きたくなるし、どうしても頑張ってしまうので退会しました。来年になったら3ヶ月単位くらいの市のスポーツ教室でよさそうなのがあれば、週に1度程度なら参加できるかなと思っています。テレビ体操と理学療法士に薦められた脚の筋トレは毎日続けます。
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天地明察

2017-09-08 16:02:55 | 
冲方丁さんの「天地明察」を読みました。主人公は江戸時代前期の天文暦学者、囲碁棋士、神道家という渋川春海(安井算哲)という実在の人物です。彼は碁をもって徳川家に仕える”四家”の一員、お城の碁打ち衆であった。例年11月、本因坊、林、井上、安井の名を持つ者たちのみに許された御城碁を、彼らは将軍様の前で打つ。それは各家に伝わる棋譜の上覧の場であった。彼は12歳で将軍家綱の御前で碁を打つ公務を務めた。13歳で父が亡くなると父の名、安井算哲をついだが、彼が生まれる前に養子として迎えられていた安井算知が義兄として存在していた。算知の働きは申し分なく、会津藩主、保科正之の碁の相手として会津藩に召し抱えられていた。そのため、春海(算哲)が江戸滞在中は、会津藩邸に滞在するのだった。そういった事情から春海は、わざと一字を変えた保井にしたり、公務でないときは、渋川春海を名乗ったりしていた。実のところ、春海は碁以外にもっと熱意を持っていたものがあり、それは、算術と天文であった。春海が22歳の頃、宮益坂の金王八幡神社に奉納された多くの算術絵馬に、たちどころに解答した男がいた。彼の名は関。磯村道場にもときおり関は現れ、壁に貼られた難問に次々に解答を書き入れ、それがすべて明察(正解)であるという。男の名は関孝和。春海は関に非常に興味をいだき、また対抗心から関に自ら出題したのであるが、関からの答えはなかった。ただ、無術(解答不能)と書こうをして、やめた跡のみが見られた。春海の遺題が病題だったのだ。その直後、春海は幕命により、日本各地の緯度を北極星を使って計測するよう(北極出地)命ぜられ、伊藤、建部らとチームを組んでの長旅に出た。或る晩、4分半の月蝕が観測された。伊藤、建部の両名は、日本各地で買い求めた暦に照らすが、どれも月蝕をただしく予測できていないことを春海に教え、基になる宣明暦に狂いが生じているというのだった。改暦の必要があることを春海はそこで知るのだったが、それが生涯をかけて改暦をめざす春海の闘いの幕開けになった。後年、同時代を生きた和算の天才、関孝和から改暦にあたり、学術面の協力が得られたのが史実ならば素晴らしいことだと思いました。また、囲碁界の天才、本因坊道策も同時代の人物で、春海に勝負碁を真剣に挑んでいた様子も面白く、多士済々の江戸時代だったのだと思いました。エキサイティングな話でした。お薦めです。
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今日は2句入選しました!

2017-09-06 13:59:13 | 俳句
今日の午前中は9月の句会でした。毎回、兼題句を1句、季節の季語で2句投稿しておくのですが、今月は3句中2句が先生から入選に取っていただけました!しかも残りの句も次点に取られました。嬉しい。俳句を初めて2年余りですがこんなことは初めてです。入選句は、兼題の「七夕」で作った句:「七夕や千の願ひの笹飾り」と、帰省した次男を読んだ句:「帰省子と一献若やぐ夕餉かな」です。嬉しくて次男にメールで知らせました。次点になった句は「水引の花弓なりに丸き紅」です。

なので今日は気分よく、蔵のラーメンを食べてきました。9月になって涼しくなり、温かいラーメンが美味しい。玉子麺を注文しました。基本となる中華そばに味付き卵を載せたもの。私はキムチがさほど好きじゃないので、蔵麺でなくこれにしました。にんにくのすりおろしを一匙と、酢を少々加えて食べました。美味しかったです。



来月の句会は5日(木)。兼題は、「蛇穴に入る」または「穴まどひ」ですが、蛇が穴に入るところを見たこともないし、想像したくもないです。どうしたものか・・・(^_^;)
コメント (2)
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