トドの小部屋

写真付き日記帳です。旅行記、本や美術展の紹介、俳句など好きなことをつれづれに。お気軽にどうぞ。

山種美術館&根津美術館

2020-02-02 10:04:59 | 美術
2月1日(土)は珍しく合唱が休みになったので、横浜在住の友人を誘って東京の山種美術館に企画展「上村松園と美人画の世界」という企画展を観に行きました。美術館入口で10時半に待ち合わせましたが、15分くらいに着いたのでチケットを買っておこうかなと思っていたら、すでに友人はエントランスのそばのソファに座ってました。早く会えて良かった。今回の企画展は山種美術館の広尾移転10周年を記念したものだそうです。山種美術館収蔵の上村松園の作品を一挙公開ということで、とても楽しみでした。上村松園の作品はあちらこちらで見る機会がありますが、まとめて見られたのは初めてでした。若いころから年齢を経た作品までありましたが、美人画の顔が変わっていきました。たとえば。38歳の作品「蛍」の美人画は若いちょっとあどけない顔をしていますが、晩年になってくると、顔がほっそりし、目も少し細めになったようでした。65歳という私たちと同じ年の作品もありましたが、ちょうといい感じでした。今回、私は牡丹雪という作品がいいと思いました。構図も素敵でした。山種美術館は日本画専門の美術館で、とても良い企画展をやってくれるので、要チェックだと思います。数年前の奥村土牛の特別展には感動しました。混みすぎることなく、ゆったり見られます。観終わったら12時前だったので、ちょっと歩いて根津美術館にいくことにしました。こちらは友人のお勧めでした。根津美術館は南青山にありますが、山種から徒歩で20分ちょっとで行けました。国宝の尾形光琳の燕子花図屏風を収蔵していることで有名ですが、建物や広い日本庭園があることも魅力の一つと思います。根津美術館は、私は今回初めて行きました。根津美術館は古代中国の青銅器を多く収蔵していますが、その他にも多くの国宝、重要文化財があります。(資料より)。お昼は美術館の根津カフェに入り、私はBLTサンドイッチとカフェオレを、彼女はミートパイとカフェオレを頼みました。庭を眺めながらの感じのいいカフェでした。BLTサンドはボリュームがありました。フォトチャンネルにあげてありますので、ご覧くださいね。本館の企画展を観る前に、2人で庭を散策しました。山種美術館は、山種証券の創立者である山崎種二氏が個人で集めたコレクションが元になっていますが、根津美術館も実業家、根津嘉一郎氏が1941年に南青山に開館し、庭園は17000平方メートルを超える広さだそうです。(資料より)。燕子花が咲くころに行ったら、庭園は見事でしょうね。今回の企画展は「対で見る絵画」。屏風や掛け軸など、多くの作品が二幅対であったり、三幅対だったり、比較しながら、面白く観れました。企画展を見た後、収蔵品展も見て、3時半頃、渋谷駅へ。渋谷駅は新しくなったので、ホームの話題の天井をパシャっと撮影しました。



最後に渋谷スクランブルスクエア11階のスタバでコーヒーとゴーフレットを食べながらおしゃべりして、友人とは品川で別れました。楽しい1日でした。他の写真はフォトチャンネルをご覧くださいませ。
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