トドの小部屋

写真付き日記帳です。旅行記、本や美術展の紹介、俳句など好きなことをつれづれに。お気軽にどうぞ。

佐伯祐三展&ショッピング

2014-04-12 21:52:10 | お出かけ
今日は友人と静岡県立美術館でやっている佐伯祐三展を見に行きました。佐伯祐三さんは、東京美術学校で絵を学んだあと渡仏し、モーリス・ヴラマンクという画家に持参した裸婦の絵を見せたら、「アカデミック!」と激しく否定されて、その後、彼は画風を変えて、アカデミックから抜け出し、自分らしい絵を追求したということでした。佐伯祐三さんは、命を削るように画業に打ち込んだ画家というイメージを持ちました。彼の絵は緊張感をはらみ、画面から気迫が立ちのぼってくるみたいでした。パレットを持った立位の自画像が気に入らず、顔の部分を削り取ってしまった絵も展示されていました。出来上がった絵に満足できず、落ち込んで寡黙になってしまったこともあったようです。2度目のフランスで体調を崩し、30歳で夭折した天才画家。今回の展示では、佐伯祐三さんの絵は58点。ヴラマンクや絵の先輩だった里見勝蔵や他の画家たちの絵も何点か展示されてました。土曜日だし、すごく混んでいるかと思ったのに、さほどでもなく、ゆったり鑑賞できました。
その後、静岡駅南の「ラ・トラビアータ」という名のイタリアンレストランでランチコースを食べました。サラダ、前菜盛り合わせ、小エビとアスパラのバジルスソースのスパゲッティ。コーヒー&デザートという内容で1260円でした。美味しかったし、店の雰囲気も良く、また行きたいと思いました。美術館で時間を取ってしまったので、ランチタイム終了時刻の2時ちょうどくらいに店に入りましたが、ランチコースを注文できました。2時半で閉店するとのことでしたが、普通に食べて2時半ちょっと過ぎてしまったけれど、無事にランチを楽しめました。御昼どきだったらもっと混んでいたかもしれません。もう一度行ってみたいと思います。ランチの後は、伊勢丹に向かって歩きながら呉服町通りをブラブラしているうちに、伊勢丹の出店があり、うまいもの市のような売り場だったので、いろいろ試食し、芋羊羹と安倍川おかきを買いました。その後、伊勢丹本館で洋服売り場を見て回り、薄手のちょっと長めのコートを買いました。これから初夏にかけてたくさん旅行をするので、風よけになりそうなコートがほしかったのです。赤札になっていて15000円でした。消費税込で16200円。友人が着ているバーバリーのコートみたいな高級品じゃないけど、気に入ったから良し。その後、伊勢丹8階でやっていた京都展で、私は乾燥ゆばと、しそ漬けラッキョウを買いました。その後、指輪がほしいという友人に付き合ってミキモトを覗いたり、安心堂で友人のメガネフレームを選んだり、新しくできたカフェを覗いたりしました。私と違って買うときは高級品を買うのに、なかなかその場で買わない彼女なのです。すごく似合っていたメガネフレームだったのに。また後日って思って後で行くと売れてない時もあるのにね。夕食は松坂屋のレストラン街のスギモトという店で牛ヒレの会席膳っていうお弁当みたいな料理を食べました。1980円でした。お値段も味も量もちょうどよく、私も完食しました。最近、たくさん食べれないので、あまりボリュームのあるものは敬遠しています。楽しい1日でした。
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