トドの小部屋

写真付き日記帳です。旅行記、本や美術展の紹介、俳句など好きなことをつれづれに。お気軽にどうぞ。

修学旅行

2013-10-22 22:54:31 | 旅行
10月15日から18日まで沖縄へ修学旅行の引率で行ってきました。沖縄への引率は今回で4回目でした。最初の日は道の駅嘉手納に立ち寄り、飛行場を展望台から見学しました。写真はクリックすると大きくなります。









沖縄に来て毎回思うことは、今も多くの米軍基地が金網の向こうに広々広がっているという現実です。狭い沖縄に広大な米軍基地があり、小さな伊江島にさえ米軍基地がありました。伊江島を車で回った時、基地の金網にたどり着き、行き止まりで引き返したことがありました。沖縄の人たちが基地を少しでもなくしたいという思う気持ちがよくわかります。

私にとって初めてだったのは、2日目に伊江島へ渡ったことでした。生徒たちは伊江島のご家庭に民泊させていただき、いろいろな体験をしました。1日一緒に過ごしただけなのに、翌朝は、受け入れ先のご家族と別れるのが辛くて泣いていた生徒もいました。きっと暖かく迎えていただき、楽しく幸せな体験をさせていただいたんだと思います。私たち教員も伊江島では、生徒と一旦離れたため、のんびりできました。旅行社の人の運転する車で伊江島の名所を回りました。生徒たちもそれぞれのご家庭の車で島の名所に連れてきてもらっていて、現地で多くの生徒と会いました。中でも感動したのは、伊江島たっちゅーと呼ばれる城山と湧水(わじ)と呼ばれる海岸でした。
沖縄では、「城」という字を「ぐすく」と読むそうで、伊江島たっちゅーという呼び名は、伊江島の外の人の呼び方で、島の人は城山というらしいです。麓のお土産屋さんのそばに城山登山口という登り口があり、急こう配の石段291段を登ると海抜172mの山頂に着きます。頂上からの360度の展望は、良い天気だったこともあり素晴らしかったです。眼下の島の畑がパッチワークのように見えました。







上の写真はフェリーから眺めた伊江島タッチュー。下の写真は頂上からの眺めです。
その後、海のそばのニヤテイヤ洞窟(鍾乳洞)に行きました。洞窟内部にビジル石と呼ばれる石があり、妊婦が持つとお腹の子の男女がわかるのだそうです。









その日の昼食はそーき蕎麦を食べました。とても美味しかったです。











湧出はワジと読みます。昔、伊江島の人たちは島の北端のこの絶壁の下から湧き出す水を生活用水に使っていたそうですが、今では沖縄本島から海底の送水管を通して水をもらっているそうです。水は昔から大切なんだそうです。
湧出の海は、台風26号の影響があり、すごい強風だったせいで、真っ白に粟だち、紺碧の海とのコントラストがとても美しかったです。

沖縄では、どこのお宅にも門に一対のシーサーがあります。
このシーサーは私たちが泊まった伊江島のホテルの食堂にあったものです。



翌朝はまたフェリーに乗って沖縄本島に戻り、ひめゆりの塔と資料館、平和祈念資料館と平和の礎などを見学した後、美ら海水族館を見学しました。水族館では、ジンベイサメが餌をもらっているところをしっかり見れました。餌をもらうときは、口を水面までもっていくので、縦泳ぎのような恰好をしました。



夕方は那覇に戻って、国際通りなどを見学しました。国際通りでは、生徒は各自で夕飯を食べ、ホテルに帰ることになっていたので、私たちもマキシ公設市場で、買ったエビ、フグ、蟹を2階の食堂で料理してもらって食べました。1品につき、500円の手数料がかかるから、高めにつきます。でも、一度は経験してもいいかもしれません。

コメント
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