２０１２、夏の思い出（５）

今年の夏の滞在中は、夫と二人で、ベランダや外壁に防腐塗料のキシラデコールを塗り、家具を２つ買って要らないものを整理したり、押入れの下段のカビを掃除して、乾かして下段にすのこを敷いたり、出かけない日は合間にいろいろ働きました。押入れには乾燥剤をたくさん入れてるのですが、普段長く家を閉め切っているので、かびてしまったのでしょう。カビを見つけたときは、げんなりしました。キシラデコールを塗ったその日は、1年ぶりに山道のカフェ、蕗の薹でランチを食べました。歩いていける場所に、カフェがあるのはありがたいです。880円のスペシャルランチを食べました。残念だったのは、パンが去年食べたような美味しいパンじゃなくて、トーストだったことです。サラダ、メインの鶏肉料理も、コーヒーもデザートも美味しかったけど、あのパンはもうやめてしまったのかしら？









私が静岡に帰る前日の25日に夫の大学時代のワンゲル仲間が各地から我が家に泊まりに来たので、その準備のため、布団を買いに行ったりもしました。同期の人ばかり7人我が家に泊まりました。山男ばかりで、元気の良い人たちでした。ベランダでバーベキューをしました。焼津から取り寄せたカツオをＩさんが、たたきにしました。飲むほどに絶好調になる人や、先に眠ってしまう人なども出て、それでも、翌日、黒斑山登山を控えていたので、全員、10時半頃には寝ました。翌朝、早くみんなを送り出して、朝の片づけをした後、静岡に一人向かいました。今年の夏の山籠もりの思い出はこれで終わり。また1年元気に働くことができそうです。

夏の思い出（４）奥日光

8月19日。今日は別荘に戻る日。今日は戦場ヶ原ガイドウォークに参加することにしました。10時までに赤沼自然情報センターまで行って申し込むと1時間程度、ガイド付きで戦場ヶ原を歩くことができます。その前に少し時間があったので途中の竜頭の滝に寄りました。竜頭の滝はなかなか立派な滝でした。駐車場のそばに滝をまじかで見られる茶店があり、そこで飲み物を買ってしばらく滝を眺めた後、滝沿いの道を少し上まで登っていきました。

店内から見た滝です。



涼しいし、絶好の場所に建っている店でした。





戦場ヶ原ガイドウォークはなかなか楽しかったです。標高1400メートルの高原なので涼しいうえに、木陰の多いコースで楽でした。日光国立公園なので植物を取ったりできないし、植物保護のために木道の上を歩くのです。ガイドさんがいろいろなことを説明してくれ、ゆっくりペースで進みました。目的地について、ガイドさんと別れてからも、私たちは引き返さずに進み、小田代原を回り、一周して赤沼まで戻りました。赤沼着は1時過ぎでした。戦場ヶ原ウォーキングの写真はフォトアルバムにしますので、ご覧ください。

お昼は湯元温泉で食べました。もっと賑やかな温泉街かと思ったら、ひっそりしてました。レストランが2件あり、「湯の香」という店に入りました。夫は蕎麦を、私はうどんを食べましたが、美味しかったので良かったです。その日はそのまま、まっすぐ別荘に戻りました。

戦場ヶ原ガイドウォーキング

２０１２、夏の思い出（３）日光～奥日光

8月18日は、まず日光に来てこれを見ないではという日光東照宮に向かいました。8時半ごろ奥日光の中禅寺湖畔の旅館「日光山水」を出発し、東照宮に向かいました。ところが早く出たつもりだったのに、駐車場はどこも満車でとても困りましたが、どうにか駐車し、東照宮にお参りしました。東照宮では、私はカメラを車内に置き忘れたため、夫のカメラを借りて少し写真を撮りました。あいにく改修工事中だったので、景観が今一つでしたが、陽明門は、やはり立派でしたし、石の間も素晴らしかったです。今回は華厳の滝を見る前に、霧降の滝をいうのを見ましたが、ちょっと遠くてイマイチでした。やはり華厳の滝のほうが、有料の観瀑台もあるほどですから、まじかで見れて迫力満点です。でも、今回は、エレベーターに乗っていく有料のところではなく、無料の観瀑台から見ただけで、浮いたお金をお土産に回しました。これは、滝の近くの民間駐車場のおじさんのアイディアでしたが、これでよかったと思います。駐車料は２００円で、しかもお土産店で割り引かれるというお得な駐車場でした。旅館で出された甚五郎煎餅と巻き湯葉とカステラを買いました。
日光市内は案外蒸し暑かったので、早めに奥日光に戻ることにしました。旅館に戻るにはまだ早かったので、中禅寺湖畔のレストランでお茶をして、中禅寺にお参りしました。中禅寺は、立木観音という珍しい観音様があり、立ち木に彫ったのだそうで、観音様の足元は地面に埋まっているのです。中禅寺は山の斜面を利用して建てられた建物があり、眺めが良かったです。





上からの眺めです。



その後、4時を回っていましたが、イタリア大使館別荘記念公園に行きました。自然保護のため記念公園へ向かう道路が車禁止になっているので静かです。素適な館内はフォトアルバムにしますので、ご覧ください。お薦めスポットですよ！建物は平成9年までイタリア大使の別荘として使われていたもので保存状態がよく、湖水に面した廊下からの眺めも素晴らしかったです。

イタリア大使館別荘記念公園

２０１２、夏の思い出（２）富弘美術館

8月17日～19日まで夫と日光に行きました。10年以上前に一度次男を連れて3人で行きましたが、もう一度、日光東照宮の陽明門と石の間が見たくて行きました。途中群馬県を通るので、富弘美術館に寄りました。昔、「愛、深き淵より」を読んで感動して以来、富広さんの絵と言葉が大好きで、一度行ってみたいと思っていました。彼の生まれた村にできた美術館で、かなり遠いけど、やっと行けました。今は市町村合併の結果でしょう。みどり市東町になってました。美術館はよく考えられた独特の建築で、展示室が丸いので壁が曲面になっています。水彩画の退色を防ぐため、照度が下げてありますが、優しい色合いも、その言葉もしっかり見れました。最近の作品がたくさん展示されてました。



富広さんは昭和21年生まれで66歳になられたようです。近影が飾ってありましたがお元気そうです。これからもお元気で素敵な作品を作っていただきたいと思います。館内は撮影禁止なので、玄関脇とカフェからの眺めを撮影しました。彼が育てたという花きりんの大きな鉢がありました。





お昼は館内のカフェで自家製のパンのセットを食べました。とても美味しいパンでした。

カフェの窓外の眺めです。





富弘さんの美しい絵は、星がとてもきれいだという、この自然の中から生まれると実感しました。
絵葉書と「鈴の鳴る道」という本と、クリアファイルを買いました。
美術館を出て、まっすぐに奥日光の旅館、「日光山水」に向かいました。

２０１２、夏の思い出（１）

今年は夏季補講が前期で終わったので、8月7日～26日まで長野に滞在できました。8月10日～12日まで次男が、12日～13日まで長男とフィアンセが別荘に滞在しました。長男の婚約者と次男は初顔合わせで、短時間でしたが、夕飯を家で一緒に食べました。次男は16日から中国に行く予定だったので、12日夜には東京に戻らないといけないということで、夕食後、私が佐久平駅まで送っていきました。長男たちは名古屋から来たのですが、ちょうどお盆の最盛期だったため、往復とも渋滞でかなり時間がかかったようです。13日にみんなで安曇野のちひろ美術館に行きました。子供たちが帰った後、14日に夫がテニス大会、16日にゴルフ大会を予定に入れていたので、バタバタしました。14日は昼間一人だったので、毎年行く東御市の芸術村の梅野記念絵画館に行きました。梅野記念絵画館は、館長だった梅野隆さんが一般にあまり知られていない画家を発掘し紹介するという方針の美術館で、今回は木村辰彦さんの展示と同時に梅野隆さんの仕事展もありました。残念ならが去年、梅野さんは亡くなられたようで晩年の梅野さんの絵や書が展示されていました。一通り見終わった後、明神湖が見渡せる美術館のカフェで一息入れて、明神館のお風呂に入ってから帰宅しました。

カフェから見た明神湖





明神館前からみた浅間連邦



8月16日も夫がゴルフ大会に行っていた間、私は佐久市立近代美術館に行きました。新・収蔵品展をやっていました。とても空いてました。ちひろ美術館の混み具合と大違いです。静かなんでじっくり絵の鑑賞はできますが。最近私は日本画が好きで、大野百樹さんの絵葉書を買ってきました。雪林です。



ランチは前に行ったことがある鯉料理の三河屋に行き、鯉丼を食べました。味付けした鯉のから揚げが乗っている三河屋の名物料理です。美味しいですよ！