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おえちゃんの独り言

気ままに書いてみたい

内山邸と萩の花

2011年09月16日 19時11分11秒 | 日々の話題
9月15日(金)
今日の富山市の最高気温は35.9℃、日本で一番気温が高い街でした。

前日の新聞に「豪農の館 内山邸」の萩の写真が載っていました。
秋の七草のひとつ”はぎ”、しだれ咲く姿が見たくなり、出かけてみました。

「内山邸」は、富山県民会館分館としての施設でもあります。

    

              内山邸 表門 

春の梅や、桜の季節は、とても有名ですが、一度も訪れたことがなかったのです。

つい先日も、この場所でお茶会「名月の会」が開かれ、とても素晴らしかったと聞きました。

 内山邸は、越中の豪農であった内山家の邸宅、庭園等を13代内山季友氏から昭和52年に
 富山県へ譲渡されたものです。
 富山藩時代の豪農屋敷を残している内山邸、美術品、民俗資料等を観覧できるとともに、お茶、
 お花などの文化的行事の開催の場としても利用できるのです。


表門をくぐり、順路に沿って大広間、表座敷、ぬれ縁と月見台、書院の間、書院の茶室、仏間などを
見学、すべて選び抜かれた材でつくられ、当時の千石地主の繁栄ぶりを伺うことができました。

     
                   正面             

     
                   表座敷

     
                   手水鉢と月見台
     
                 
                   鹿の絵の板戸
    
また、広大な庭園には、多種類の樹木や名石などが配置され、緑が広がるすばらしい眺めです。
庭園の一角には、萩がこぼれるように咲いていました。
 
     
                庭園


藪内流家元の指導により作られた茶室「三入庵」は、4畳半の本勝手、腰掛待合付の本格的な茶室です

     
                茶室「三入庵4」

ぬれ縁と庭園を背景にして、結婚式の記念写真の前撮りをしているカップルに出会いました。
白無垢の花嫁と羽織袴の新郎が、暑い暑い日が射す場所で、ポーズを決めているようでした。

          
                 和装のカップル(後ろから)

又いろり部屋や仕事部屋には、当時の台所用具や作業道具などが展示されていました。

          
                 諸道具

かくし二階部屋や、押し入れの中の隠し階段など、不思議な造りも見ることが出来ました。

大きな萩の木は、井戸や仕事部屋のある庭に、赤白一対で見事に咲いていました。
赤のほうは、もう散り始めていましたが、白はとてもきれいでした。
すぐそばの釣瓶井戸には、朝顔の鉢が置かれていました。

 ”あさがおに つるべとられて もらいみず”

          
               

     
                紅白の萩の花

                 

内山家と交流のあった文人、墨客の作品なども展示されていました。







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2 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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Unknown ()
2011-09-17 16:33:04
山内家、こうして見ると綺麗ですね。
というのも、変な話ですが、梅の頃に何度か行ったことがります。
緑も少なく、写真には不向きだと思っていました。
今、萩の花は、たおやかで楚々とした風情があっていいですね。
あの満月の日、最高のシチュエーションですね。
もっとも、月が出れば萩は見られませんが・・
ヒマジンさん、1句と言わず、何句かできたのでは・・
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Unknown (ヒマ子)
2011-09-18 17:22:22
姫様
お庭の萩、とっても素敵でしたね。
お茶のメンバーで、来年の「月見のお茶会」に、絶対行こうねと約束したほどです。
俳句のほうは、私は全く関知せずです。

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