9月2日(火)~3日(水)夫と二人で木曽駒ヶ岳へ登ってきました。
今年の干支の”午”に因んで、名前に駒が付き、
比較的手軽に登れる山として、「木曽駒ヶ岳」を選んだのです。
さらにお天気の良い日も選びたく、1週間前から晴れる日を待ち、
2~3日に決め、頂上木曽小屋へも宿泊予約を入れました。
9月2日、朝4時起床、5時、自宅を車で出発。
能越自動車道~東海北陸道~東海環状道~中央道と走り、
駒ケ根ICから駒ケ根高原には、9:20に到着。

ずーっと曇り空だったが、駒ケ根高原・菅の台バスセンター駐車場に着くと、
すっかり晴れのお天気になっていました。
菅の台駐車場(料金500円)で準備を整え、
9:45 菅の台バスセンターからバスで、しらび平ロープウェー駅(30分間)
10:30 ロープウェーで日本で一番高いところにある千畳敷駅 (7分間)
バス・ロープウェー料金は、往復で3,900円/人
10:40 標高2,612m、気温14℃の千畳敷駅到着。

しかし、外はガスがかかり、真っ白でしたが、すぐに青空が見えてきました。
駅で登山届を記入しポストに入れ、外へ出ると、目の前に壮大な千畳敷カールと、
宝剣岳、木曽駒ヶ岳の峰々の美しい姿が広がっていました。

11:30 駒ケ岳神社に、お天気と登山の安全を祈願し、お花畑が広がる千畳敷カールの
遊歩道から登山口へ、いよいよガレ場と急登の登山道へ入りました。


登山道はよく整備されていて歩きやすく、八丁坂と呼ばれる急峻な場所も
登山道の両側に咲き誇る可憐な花や、険しい岩が霧の中から現れて、元気づけられました。
オットセイ岩が出迎えてくれます

登山道はこの辺りが狭くて危険な個所、注意して登りました

美しい青空と宝剣岳(標高 2,931m)も、霧の中から突如現れます。

約1時間で乗越浄土と呼ばれる鞍部に出ました。
乗越浄土からは、剣岳を小さくしたような形の宝剣岳や前岳、
これから向かう中岳が真近かに見えています。

緑のハイマツが美しい渓谷を目の前で眺めながら、ここで昼食を取り休憩。
13:00 乗越浄土を出発、中岳を経て木曽駒ヶ岳へと向かいました。
宝剣山荘を通り抜ける時、急峻な岩肌の宝剣岳に天狗岩と呼ばれる岸壁が
霧の中からその姿を現していました。

中岳までは稜線歩きのためアップダウンも軽く、15分で中岳(標高 2,925m)へ到着。

木曽駒ヶ岳へは、中岳を越えて一旦駒ヶ岳キャンプ場まで下り
再び頂上を目指して登ります。
14:00 木曽駒ヶ岳(標高2,956m)頂上へ到着。
頂上からは360℃の展望で中央アルプス、遠く北アルプスや、南アルプスの山々などが
見えるはずだが、遠くは一面の雲で全く見えませんでした。
頂上表示の案内柱と方位盤

歴史の長さを感じさせる古い頂上神社に参拝し、時々晴れる雲間から現れる
美しい山々の姿を眺めたのち、頂上直下の「頂上木曽小屋」へと下りていきました。

頂上小屋と書かれた屋根が見えてきました。

14:30 頂上木曽小屋到着、気温13℃
木版を木の棒でたたくと、優しいおじいさんが出てこられ、受付をしました。

宿泊料は1泊2食付で 8,000/人。
おじいさんの話では、今夜の宿泊は8名とのことでした。
部屋は、昔ながらの薄暗い部屋で、奥の方は10畳ほどの畳の部屋、
残りは、中央の通路を挟んで2段式の部屋です。

もちろん、どこにも仕切りはなくすべてオープンで、お布団のセットが
きちんと並べられていました。
私たちのほかに女性が2人、先に到着していて、4人でおしゃべりをしていると
「午後のお茶にしませんか?」と、小屋の方が呼びに来てくれました。
「山小屋でお茶の時間って、経験ないね~、うれしい~」と、4人で顔を見合わせ食堂へと集合。
熱い緑茶と、かりんとうと梅の甘露煮を出してくださり、1時間余りおしゃべりに花が咲きました。
その間に、他の泊り客の女性1人と男性3人グループが到着し、8人全員が揃いました。
17:15 夕食 この小屋の名物は、「肉じゃが」です。
席に着くと、炊き立ての熱いご飯と、肉じゃが、味噌汁を
オーナーが運んできてくれます。
小さなグラスにワインもサービスで、これもまた珍しいことです。

ワインで乾杯! ランプ状の電球

食事をしながら、2人連れの女性は、新潟と東京から、一人登山の
女性は横浜からで、3人とも「山ガールではなくて山女です」と
言うほどの、登山愛好女性でした。
男性3人のグループの方たちとは、お話しできなかったので、
どこから来た方たちか判りませんでした。
18:00 夕食後小屋の前に出ると、雲間からうっすらとした夕焼けが見えましたが、
ほとんどが雲に覆われて残念な眺めでした。
ときおり雲の間から、遠く乗鞍岳の姿が見えていました。

強い北よりの風が吹いていてとっても寒いが、オーナーは、
「この風が吹くときは、きれいな星空とご来光が見られるんだ」と、
教えてくれました。
小屋の外の気温は、5~6℃ぐらいだった。
19:30 明朝の準備をしているとオーナーが「湯たんぽ」をどうぞ!」と
持ってきてくださった。
ペットボトルに熱湯を入れた熱々の「簡易湯たんぽ」です。

冷えた足元に湯たんぽを入れ、早々と布団にもぐりこみました。
~~ つづく ~~
今年の干支の”午”に因んで、名前に駒が付き、
比較的手軽に登れる山として、「木曽駒ヶ岳」を選んだのです。
さらにお天気の良い日も選びたく、1週間前から晴れる日を待ち、
2~3日に決め、頂上木曽小屋へも宿泊予約を入れました。
9月2日、朝4時起床、5時、自宅を車で出発。
能越自動車道~東海北陸道~東海環状道~中央道と走り、
駒ケ根ICから駒ケ根高原には、9:20に到着。

ずーっと曇り空だったが、駒ケ根高原・菅の台バスセンター駐車場に着くと、
すっかり晴れのお天気になっていました。
菅の台駐車場(料金500円)で準備を整え、
9:45 菅の台バスセンターからバスで、しらび平ロープウェー駅(30分間)
10:30 ロープウェーで日本で一番高いところにある千畳敷駅 (7分間)
バス・ロープウェー料金は、往復で3,900円/人
10:40 標高2,612m、気温14℃の千畳敷駅到着。

しかし、外はガスがかかり、真っ白でしたが、すぐに青空が見えてきました。
駅で登山届を記入しポストに入れ、外へ出ると、目の前に壮大な千畳敷カールと、
宝剣岳、木曽駒ヶ岳の峰々の美しい姿が広がっていました。

11:30 駒ケ岳神社に、お天気と登山の安全を祈願し、お花畑が広がる千畳敷カールの
遊歩道から登山口へ、いよいよガレ場と急登の登山道へ入りました。


登山道はよく整備されていて歩きやすく、八丁坂と呼ばれる急峻な場所も
登山道の両側に咲き誇る可憐な花や、険しい岩が霧の中から現れて、元気づけられました。
オットセイ岩が出迎えてくれます

登山道はこの辺りが狭くて危険な個所、注意して登りました

美しい青空と宝剣岳(標高 2,931m)も、霧の中から突如現れます。

約1時間で乗越浄土と呼ばれる鞍部に出ました。
乗越浄土からは、剣岳を小さくしたような形の宝剣岳や前岳、
これから向かう中岳が真近かに見えています。

緑のハイマツが美しい渓谷を目の前で眺めながら、ここで昼食を取り休憩。
13:00 乗越浄土を出発、中岳を経て木曽駒ヶ岳へと向かいました。
宝剣山荘を通り抜ける時、急峻な岩肌の宝剣岳に天狗岩と呼ばれる岸壁が
霧の中からその姿を現していました。

中岳までは稜線歩きのためアップダウンも軽く、15分で中岳(標高 2,925m)へ到着。

木曽駒ヶ岳へは、中岳を越えて一旦駒ヶ岳キャンプ場まで下り
再び頂上を目指して登ります。
14:00 木曽駒ヶ岳(標高2,956m)頂上へ到着。
頂上からは360℃の展望で中央アルプス、遠く北アルプスや、南アルプスの山々などが
見えるはずだが、遠くは一面の雲で全く見えませんでした。
頂上表示の案内柱と方位盤


歴史の長さを感じさせる古い頂上神社に参拝し、時々晴れる雲間から現れる
美しい山々の姿を眺めたのち、頂上直下の「頂上木曽小屋」へと下りていきました。

頂上小屋と書かれた屋根が見えてきました。

14:30 頂上木曽小屋到着、気温13℃
木版を木の棒でたたくと、優しいおじいさんが出てこられ、受付をしました。

宿泊料は1泊2食付で 8,000/人。
おじいさんの話では、今夜の宿泊は8名とのことでした。
部屋は、昔ながらの薄暗い部屋で、奥の方は10畳ほどの畳の部屋、
残りは、中央の通路を挟んで2段式の部屋です。

もちろん、どこにも仕切りはなくすべてオープンで、お布団のセットが
きちんと並べられていました。
私たちのほかに女性が2人、先に到着していて、4人でおしゃべりをしていると
「午後のお茶にしませんか?」と、小屋の方が呼びに来てくれました。
「山小屋でお茶の時間って、経験ないね~、うれしい~」と、4人で顔を見合わせ食堂へと集合。
熱い緑茶と、かりんとうと梅の甘露煮を出してくださり、1時間余りおしゃべりに花が咲きました。
その間に、他の泊り客の女性1人と男性3人グループが到着し、8人全員が揃いました。
17:15 夕食 この小屋の名物は、「肉じゃが」です。
席に着くと、炊き立ての熱いご飯と、肉じゃが、味噌汁を
オーナーが運んできてくれます。
小さなグラスにワインもサービスで、これもまた珍しいことです。

ワインで乾杯! ランプ状の電球


食事をしながら、2人連れの女性は、新潟と東京から、一人登山の
女性は横浜からで、3人とも「山ガールではなくて山女です」と
言うほどの、登山愛好女性でした。
男性3人のグループの方たちとは、お話しできなかったので、
どこから来た方たちか判りませんでした。
18:00 夕食後小屋の前に出ると、雲間からうっすらとした夕焼けが見えましたが、
ほとんどが雲に覆われて残念な眺めでした。
ときおり雲の間から、遠く乗鞍岳の姿が見えていました。

強い北よりの風が吹いていてとっても寒いが、オーナーは、
「この風が吹くときは、きれいな星空とご来光が見られるんだ」と、
教えてくれました。
小屋の外の気温は、5~6℃ぐらいだった。
19:30 明朝の準備をしているとオーナーが「湯たんぽ」をどうぞ!」と
持ってきてくださった。
ペットボトルに熱湯を入れた熱々の「簡易湯たんぽ」です。

冷えた足元に湯たんぽを入れ、早々と布団にもぐりこみました。
~~ つづく ~~