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おえちゃんの独り言

気ままに書いてみたい

木曽駒ヶ岳登山ー1

2014年09月05日 12時45分57秒 | トレッキング・登山
    9月2日(火)~3日(水)夫と二人で木曽駒ヶ岳へ登ってきました。

       今年の干支の”午”に因んで、名前に駒が付き、
     比較的手軽に登れる山として、「木曽駒ヶ岳」を選んだのです。

     さらにお天気の良い日も選びたく、1週間前から晴れる日を待ち、
      2~3日に決め、頂上木曽小屋へも宿泊予約を入れました。

    9月2日、朝4時起床、5時、自宅を車で出発。
         能越自動車道~東海北陸道~東海環状道~中央道と走り、
         駒ケ根ICから駒ケ根高原には、9:20に到着。

     
        
      ずーっと曇り空だったが、駒ケ根高原・菅の台バスセンター駐車場に着くと、
            すっかり晴れのお天気になっていました。

     菅の台駐車場(料金500円)で準備を整え、
      9:45  菅の台バスセンターからバスで、しらび平ロープウェー駅(30分間)
     10:30  ロープウェーで日本で一番高いところにある千畳敷駅  (7分間)
             バス・ロープウェー料金は、往復で3,900円/人

     10:40  標高2,612m、気温14℃の千畳敷駅到着。
        

      しかし、外はガスがかかり、真っ白でしたが、すぐに青空が見えてきました。
      駅で登山届を記入しポストに入れ、外へ出ると、目の前に壮大な千畳敷カールと、
      宝剣岳、木曽駒ヶ岳の峰々の美しい姿が広がっていました。

      

     11:30  駒ケ岳神社に、お天気と登山の安全を祈願し、お花畑が広がる千畳敷カールの
            遊歩道から登山口へ、いよいよガレ場と急登の登山道へ入りました。

           

     

      登山道はよく整備されていて歩きやすく、八丁坂と呼ばれる急峻な場所も
      登山道の両側に咲き誇る可憐な花や、険しい岩が霧の中から現れて、元気づけられました。

       オットセイ岩が出迎えてくれます
     

       登山道はこの辺りが狭くて危険な個所、注意して登りました
     

       美しい青空と宝剣岳(標高 2,931m)も、霧の中から突如現れます。       
     

          約1時間で乗越浄土と呼ばれる鞍部に出ました。

         乗越浄土からは、剣岳を小さくしたような形の宝剣岳や前岳、
           これから向かう中岳が真近かに見えています。
     

      緑のハイマツが美しい渓谷を目の前で眺めながら、ここで昼食を取り休憩。

     13:00  乗越浄土を出発、中岳を経て木曽駒ヶ岳へと向かいました。

      宝剣山荘を通り抜ける時、急峻な岩肌の宝剣岳に天狗岩と呼ばれる岸壁が
      霧の中からその姿を現していました。
          

      中岳までは稜線歩きのためアップダウンも軽く、15分で中岳(標高 2,925m)へ到着。
      
      木曽駒ヶ岳へは、中岳を越えて一旦駒ヶ岳キャンプ場まで下り
      再び頂上を目指して登ります。

     14:00  木曽駒ヶ岳(標高2,956m)頂上へ到着。

      頂上からは360℃の展望で中央アルプス、遠く北アルプスや、南アルプスの山々などが
      見えるはずだが、遠くは一面の雲で全く見えませんでした。

       頂上表示の案内柱と方位盤
        
       歴史の長さを感じさせる古い頂上神社に参拝し、時々晴れる雲間から現れる
       美しい山々の姿を眺めたのち、頂上直下の「頂上木曽小屋」へと下りていきました。
      

       頂上小屋と書かれた屋根が見えてきました。
      
      
     14:30  頂上木曽小屋到着、気温13℃

       木版を木の棒でたたくと、優しいおじいさんが出てこられ、受付をしました。
      

      宿泊料は1泊2食付で 8,000/人。
      おじいさんの話では、今夜の宿泊は8名とのことでした。

      部屋は、昔ながらの薄暗い部屋で、奥の方は10畳ほどの畳の部屋、
      残りは、中央の通路を挟んで2段式の部屋です。

      

      もちろん、どこにも仕切りはなくすべてオープンで、お布団のセットが
      きちんと並べられていました。
     
      私たちのほかに女性が2人、先に到着していて、4人でおしゃべりをしていると
      「午後のお茶にしませんか?」と、小屋の方が呼びに来てくれました。
      「山小屋でお茶の時間って、経験ないね~、うれしい~」と、4人で顔を見合わせ食堂へと集合。
      熱い緑茶と、かりんとうと梅の甘露煮を出してくださり、1時間余りおしゃべりに花が咲きました。

      その間に、他の泊り客の女性1人と男性3人グループが到着し、8人全員が揃いました。

      17:15 夕食  この小屋の名物は、「肉じゃが」です。
                席に着くと、炊き立ての熱いご飯と、肉じゃが、味噌汁を
                オーナーが運んできてくれます。
                小さなグラスにワインもサービスで、これもまた珍しいことです。

         
           ワインで乾杯!                  ランプ状の電球
             

                食事をしながら、2人連れの女性は、新潟と東京から、一人登山の
                女性は横浜からで、3人とも「山ガールではなくて山女です」と
                言うほどの、登山愛好女性でした。

                男性3人のグループの方たちとは、お話しできなかったので、
                どこから来た方たちか判りませんでした。

     
       18:00    夕食後小屋の前に出ると、雲間からうっすらとした夕焼けが見えましたが、
                ほとんどが雲に覆われて残念な眺めでした。

                ときおり雲の間から、遠く乗鞍岳の姿が見えていました。

      
         
                強い北よりの風が吹いていてとっても寒いが、オーナーは、
                「この風が吹くときは、きれいな星空とご来光が見られるんだ」と、
                教えてくれました。
                小屋の外の気温は、5~6℃ぐらいだった。

              
       19:30    明朝の準備をしているとオーナーが「湯たんぽ」をどうぞ!」と
                持ってきてくださった。
                ペットボトルに熱湯を入れた熱々の「簡易湯たんぽ」です。
                
               

                冷えた足元に湯たんぽを入れ、早々と布団にもぐりこみました。



                           ~~  つづく ~~