2月29日から3月2日まで伊豆へドライブ旅行に行きました。
1日目:2月29日(水)つづき
駿河湾フェリーで、西伊豆・土肥港に12:00に到着。
すぐに国道136号線で修善寺へ向かい、「伊豆月ヶ瀬梅林」と「天城温泉郷」「浄蓮の滝」へ
行く予定だったが、フェリーから眺めた伊豆の山々は、時ならぬ雪で、真っ白に見えていたので、
あきらめることにしました。
天気予報通り関東地方は雪が降り、伊豆にも降り積もっていたのです。
長いダウンコートを着ていても、この日の伊豆は真冬のように寒かったのです。
とりあえず、今夜の宿「かんぽの宿 修善寺」へ向かうことにしました。
冷たい雨が降り続いていました。土肥から修善寺へ行くには、船原峠を越えなければなりません。
山間部に入ってくると、道路の両側には雪が見え始め、先へ進んでいくうちに、
とうとう渋滞が始まり、殆ど進まなくなりました。
それもそのはず、冬タイヤを付けているいる車はいないのです。
(当たり前です、必要ない所ですから)。
もしかして、我が車だけだったかもしれません。
大きなトラックや観光バスも、チェーンも付けずにのろのろと動いているのです。
乗用車は、動かれなくなって、道端に乗り捨ててあります。
冬の北陸から、春の伊豆へと来たのに、伊豆も完全に冬の状態に陥っているのです。
除雪車も渋滞の中へは入れず、道の端に止まっていました。
除雪もされてないガタガタの道を、なんとか通り抜けて、
修善寺まで30分で行ける峠越えは、1時間以上かかりようやく宿に到着しました。
チェックインを済ませたものの、まだまだ早いので、修善寺温泉街へ出かけることにしました。
修善寺温泉街には、名刹「修禅寺」があります。
車を有料駐車場(3時間500円)に預け、散策しました。
まず「修禅寺」へ、
「修善寺」は、弘法大師空海が大同2年(807年)に開基したと伝わる古刹。
鎌倉時代に源氏一族興亡の舞台となった。
山門をくぐると、龍の口から流れるお浄めの水が温泉でした。さすが温泉地です。
手と口を清め、本堂にお参りする。
雨に濡れた紅梅と白梅が鮮やかに咲いていて、ようやく伊豆に来たことを実感しました。
本堂の脇には、開祖弘法大師像もあり、蝋梅もきれいでした。
また東側書院では、庭園鑑賞と、”おかみのもちより雛”展が開催されていました。
ちょうど良い機会だったので、鑑賞することにしました。
書院に入ってびっくり!。まず玄関で大きなお内裏様が迎えてくれました。
そしてお部屋の中へ、見事な雛段がずらーっと並んでいます。
段飾りの脇には、吊るし雛も並んでいます。
案内の人の説明では、修善寺温泉の旅館や、女将たち所有のお雛様を持ち寄り公開しているのだそうです。
明治から大正、昭和、平成までのお雛様や珍しい御殿飾りなど、目を見張る光景でした。
明治時代のお雛様
昭和時代のお雛様
昭和時代の御殿雛
お人形もお道具も、時代とともに変化していることを鑑賞できた素晴らしいお雛様展でした。
また、東海第一園と言われる修善寺方丈庭園も、期間限定特別公開されていて、
白い雪の残る名園を、ガラス越しに眺めてきました。
その後、桂川沿いの湯の花小道を歩き、桂橋を渡り、竹林の小径へと散策しました。
桂橋と竹林
竹林の小径
河原には、足湯もできる「とっこの湯」がありました。
とっこの湯
「とっこの湯」
とっことは、独鈷(仏具)のことであり、弘法大師が桂川で病父を洗う少年に心を打たれ、
独鈷で川の岩を打ち霊湯を沸き出させ、温泉療法を伝授したと伝わる。
修善寺温泉のシンボルで、伊豆最古の温泉と言われている。
修善寺を後にし、四季の花々が美しいレジャー施設「修善寺虹の郷」へ向かったが、
雪のためか休園していました。
さらに修善寺梅林も予定していたが、ここも雪で足を踏み入れることができず、
あきらめて、宿へと帰りました。
夕方からは雨も止み、宿の部屋から全く見えてなかった富士山が、
雲間からすそ野のほうが少し見えてきました。
明日は晴れそうな、うっすらとした夕焼けでした。
長い一日の疲れを、伊豆では珍しい、雪見露天風呂で癒すこととなりました。
1日目:2月29日(水)つづき
駿河湾フェリーで、西伊豆・土肥港に12:00に到着。
すぐに国道136号線で修善寺へ向かい、「伊豆月ヶ瀬梅林」と「天城温泉郷」「浄蓮の滝」へ
行く予定だったが、フェリーから眺めた伊豆の山々は、時ならぬ雪で、真っ白に見えていたので、
あきらめることにしました。
天気予報通り関東地方は雪が降り、伊豆にも降り積もっていたのです。
長いダウンコートを着ていても、この日の伊豆は真冬のように寒かったのです。
とりあえず、今夜の宿「かんぽの宿 修善寺」へ向かうことにしました。
冷たい雨が降り続いていました。土肥から修善寺へ行くには、船原峠を越えなければなりません。
山間部に入ってくると、道路の両側には雪が見え始め、先へ進んでいくうちに、
とうとう渋滞が始まり、殆ど進まなくなりました。
それもそのはず、冬タイヤを付けているいる車はいないのです。
(当たり前です、必要ない所ですから)。
もしかして、我が車だけだったかもしれません。
大きなトラックや観光バスも、チェーンも付けずにのろのろと動いているのです。
乗用車は、動かれなくなって、道端に乗り捨ててあります。
冬の北陸から、春の伊豆へと来たのに、伊豆も完全に冬の状態に陥っているのです。
除雪車も渋滞の中へは入れず、道の端に止まっていました。
除雪もされてないガタガタの道を、なんとか通り抜けて、
修善寺まで30分で行ける峠越えは、1時間以上かかりようやく宿に到着しました。
チェックインを済ませたものの、まだまだ早いので、修善寺温泉街へ出かけることにしました。
修善寺温泉街には、名刹「修禅寺」があります。
車を有料駐車場(3時間500円)に預け、散策しました。
まず「修禅寺」へ、
「修善寺」は、弘法大師空海が大同2年(807年)に開基したと伝わる古刹。
鎌倉時代に源氏一族興亡の舞台となった。
山門をくぐると、龍の口から流れるお浄めの水が温泉でした。さすが温泉地です。
手と口を清め、本堂にお参りする。
雨に濡れた紅梅と白梅が鮮やかに咲いていて、ようやく伊豆に来たことを実感しました。
本堂の脇には、開祖弘法大師像もあり、蝋梅もきれいでした。
また東側書院では、庭園鑑賞と、”おかみのもちより雛”展が開催されていました。
ちょうど良い機会だったので、鑑賞することにしました。
書院に入ってびっくり!。まず玄関で大きなお内裏様が迎えてくれました。
そしてお部屋の中へ、見事な雛段がずらーっと並んでいます。
段飾りの脇には、吊るし雛も並んでいます。
案内の人の説明では、修善寺温泉の旅館や、女将たち所有のお雛様を持ち寄り公開しているのだそうです。
明治から大正、昭和、平成までのお雛様や珍しい御殿飾りなど、目を見張る光景でした。
明治時代のお雛様
昭和時代のお雛様
昭和時代の御殿雛
お人形もお道具も、時代とともに変化していることを鑑賞できた素晴らしいお雛様展でした。
また、東海第一園と言われる修善寺方丈庭園も、期間限定特別公開されていて、
白い雪の残る名園を、ガラス越しに眺めてきました。
その後、桂川沿いの湯の花小道を歩き、桂橋を渡り、竹林の小径へと散策しました。
桂橋と竹林
竹林の小径
河原には、足湯もできる「とっこの湯」がありました。
とっこの湯
「とっこの湯」
とっことは、独鈷(仏具)のことであり、弘法大師が桂川で病父を洗う少年に心を打たれ、
独鈷で川の岩を打ち霊湯を沸き出させ、温泉療法を伝授したと伝わる。
修善寺温泉のシンボルで、伊豆最古の温泉と言われている。
修善寺を後にし、四季の花々が美しいレジャー施設「修善寺虹の郷」へ向かったが、
雪のためか休園していました。
さらに修善寺梅林も予定していたが、ここも雪で足を踏み入れることができず、
あきらめて、宿へと帰りました。
夕方からは雨も止み、宿の部屋から全く見えてなかった富士山が、
雲間からすそ野のほうが少し見えてきました。
明日は晴れそうな、うっすらとした夕焼けでした。
長い一日の疲れを、伊豆では珍しい、雪見露天風呂で癒すこととなりました。