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おえちゃんの独り言

気ままに書いてみたい

手漉き和紙のお雛様

2012年02月22日 20時26分44秒 | 日々の話題
                 もうすぐひな祭りです     

           先日、五箇山こきりこ味まつりの会場で販売されていた、
         五箇山和紙のお雛様と、タペストリーです。

       
                まほろば雛
     
       
                タペストリー

     特産品販売コーナーでは、4種類の違った形のお雛様が売られていましたが、
   一目見た瞬間から、この「まほろば雛」の素朴で温かみのある姿が 気に入り買いました。

           このお雛様は400年の歴史を持つ「五箇山和紙」が、
            30年ほど前から開発してきた「紙塑民芸品」です。

        まほろば雛は、和紙を粘土状にして形を形成し、
         乾燥したものに和紙を張り着色したもので、
         ひとつひとつ職員によって握られ絵付けされ、
         すべての工程を経て出来上がるまでに、約1週間かかります。
         和紙と糊のみで作られているために生まれる、ゴツゴツとした自然な形が、
         ひとつひとつ違った表情をつくりだしています。


まほろばとは・・
古事記や万葉集に出てくる言葉で、
「周囲が山々に囲まれた 実り豊かな土地で、美しく住みよいところ」
  
    
        という意味があり、五箇山の自然をあらわしているようです。

     もう一つのタペストリーは、手漉き和紙にお雛様と桃の花が、
              型紙を使って 絵付したように見えます。

         手漉き和紙の、素朴な風合いとやさしい絵柄がとてもかわいいのです。

        今年の雛飾りは、タペストリーに春の花を添えて、玄関に飾ってみました。