朝が来たかと思ったら、まだ9時を過ぎたばかりだった。目覚めた。ダムの放水をした。もう眠らなくともいいほどに眠った感がある。どうしよう、これから。枕元の本に遊んでもらおう。テレビは見たくない。何日も見ていない。
それほどに冷えこんではいない。羽根布団から足を出している。
己は自堕落をして老いている。もすこしましな生き方はできないかと自問するが、それっきり。風も吹かない低いところに下りて、ていのいい満足をしているきりだ。
朝が来たかと思ったら、まだ9時を過ぎたばかりだった。目覚めた。ダムの放水をした。もう眠らなくともいいほどに眠った感がある。どうしよう、これから。枕元の本に遊んでもらおう。テレビは見たくない。何日も見ていない。
それほどに冷えこんではいない。羽根布団から足を出している。
己は自堕落をして老いている。もすこしましな生き方はできないかと自問するが、それっきり。風も吹かない低いところに下りて、ていのいい満足をしているきりだ。