今日は一日ずっと曇りマーク。天気予報では。日射しが届かない。ひんやりとする。お爺さんは炬燵にはいって暖を取っている。牡丹は一輪散り始めた。
日ノ隈公園の桜はもうあらかた散ってしまったようだ。今朝の新聞情報では、白石の歌垣公園のツツジがはや五分咲きになっている、らしい。行く元気はない。
裏の畑の草取り作業が精一杯という処か。五月には薩摩芋の蔓の、植え付け作業に入る。いのちがそこまで続いて行けば、の話だが。夕べの露と落ちてしまうかもしれない。
今日は一日ずっと曇りマーク。天気予報では。日射しが届かない。ひんやりとする。お爺さんは炬燵にはいって暖を取っている。牡丹は一輪散り始めた。
日ノ隈公園の桜はもうあらかた散ってしまったようだ。今朝の新聞情報では、白石の歌垣公園のツツジがはや五分咲きになっている、らしい。行く元気はない。
裏の畑の草取り作業が精一杯という処か。五月には薩摩芋の蔓の、植え付け作業に入る。いのちがそこまで続いて行けば、の話だが。夕べの露と落ちてしまうかもしれない。
シャガの花が咲いています。南天の垣根に。葉っぱは長く細い葉っぱです。
楚々と咲いて楚々と散って行きます。
人間をしているわたしは、あれこれあれこれ思い迷うことばかりですが、畢竟するに、これでいいんだなあと思います。
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このシャガの花は、根っこを山の中から抜いて来て庭に植えたものです。年ごとにどんどん繁殖します。
駆け比べなんてないんだよね。100m競争なんて、ないんだよね。あれは運動会のプログラムであって、人生にはそんなのはないよね。
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比較なんてないよね。スタートもゴールもそれぞれ一人一人違うんだし。だから一等賞二等賞三等賞なんて、ないよね。
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走ってゴールインも歩いてゴールインも、杖突いてゴールインもいいんだよね、どちらも。走り切れたってことが素晴らしいんだよね。生まれてから死ぬまでの全行程を辿り切れたってことが。
駆けっこの一等賞には拍手をするが、びりっこには冷ややかだ。見ようともしない。
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でも、神様だったらびりっこにも拍手をなさるはずだ、と思う。涙を一杯目頭に溜めて。
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びりっこに拍手を出来たら、だったら、神様と等しい? ううん、どうかなあ? 分からないけど、近いかなあ。
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そのびりっこのお父さんお母さんだったら、ぜったいぜったい拍手をするよね。きっときっときっと。お爺さんもお婆さんも、きっと。
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是は今朝方のお爺さんの夢の内容。どうしてそんな夢を見て感動を覚えていたか。分からない。
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びりっこ擁護物語の夢を見た。わたし自身のことが気になっているのかも知れない。
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わたしの人生のゴールが間近だ。もうテープなんか張ってないかもしれないが。情けない顔をしてびりっこで到着する。するとそこに拍手の音が聞こえている。