雷さんがゴロゴロ。ピカッと光ったぞ。落ちた‼️凄い音がした。空は暗くなった。そこへまた稲光。ゴロゴロピカピカ。やりたい放題って感じになって来た。雷さん大暴れ。大粒の雨も落ちて来た。これだけ暴れたら、もう気がすんだだろう。でも、まだまだ続く。夕方6時。大空の窓ガラスが何枚割れただろう。
なややな、かを、かさ、りさ。呪文を掛けたぞ。ヒラケゴマの。
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高校野球夏の甲子園大会、第4試合を見ている。福井県代表チームと宮崎県代表のチームとの試合。いま3対1。6回表。また1点追加された。
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高校野球の選手って見事な体躯だなあ。身長、体重ともに。みな100キロの巨漢に見える。鍛えられているんだなあ。この猛暑をものともしていない。逞しい‼️
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ひたむきな試合ぶりが気持ちいい。そして、笑い顔がいいなあ。
なややなかをかさりさ。呪文をかける。
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大いなるもの過ぎて行く野分かな 高浜虚子
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わたしは俳句が分からない。良さが分からない。それでも近寄ろうとする。どのみち、誤謬誤診に終わるのだが。
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「野分」は「のわき」とも「のわけ」とも。野の草を分けて吹く風をいう。秋から初冬に掛けて強い風が吹く。そして季節が移る。
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野を風が過ぎて行くのだが、見ている風の勢いがあまりにも強力なので、そこら中の草が薙ぎ倒されて低く平伏している。それで風の後ろへ目が行ってしまった。そこに大きな力を考えざるを得なかったのである。
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言葉では言い表しようがないもの、ものを動かしている大元の力、捕まえようとしても捕まえられないもの、人間の測量技術を逸脱して、遥かに超脱して存在、存在のハタラキカケ、それらを「大いなるもの」と呼ぶのだろう。
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それが、風となって野を過ぎて行く。見えるハタラキとして過ぎて行く。それをこころのスクリーンに映して、俳句のことばが捕まえた。
かなかな・さはさは・あたあた・やらやら・わまわま。
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スマホで予めこう書き出さないと、このパソコンでのグーブログは動き出さない。ヘンな、の。
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白牡丹といふといへども紅ほのか 高浜虚子
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一見したら白牡丹だったが、近づいて行くと、真っ白ではなくて、花片の奥の辺りに仄かな紅があった、というのである。初見が覆されたのである。もったいぶったような言い回し「といふといへども」が句の中心にどっかり居座っている。字余りで。初句の「白」が結句で「赤」に切り替わっている。劇的に。ここで固さが取れて、場面は一気に柔らかくなった。仄かな希望が見えて来るようじゃないか。
お昼は熱いラーメン🍜🍥を食べた。汗が噴き出している。滅多に滅多に食べないのだが、食べてしまった。それなりにおいしかった。これで終わり。
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口の中が臭い。口の周りも臭い。へたべたする。歯を磨かないとどうにもならない。
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夏場は麺類が喉を通りやすいんだよなあ。噛まなくてすむし。
筑後川温泉の宿の湯殿に覆い被さるのは赤い花。キョウチクトウの花。川土手に大木が生い茂っている。湯殿の大きな硝子窓が赤く染まる。大河は悠々と流れて下る。
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4回目の湯を浴びた。これで最後にする。10時に宿を出る。
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この高齢だから、もう一度来る可能性は薄い。たぶん、今回で最後だろう。いい湯だった。
赤トンボがすいすい。すいすい飛んでらあ。いい気持ちがするだろうなあ。すいすいという音がしてらあ。筑後川の川面を、大群で。白い雲の真ん中に青い夏の空。
僕のブログには、楽しいことが書いてない。そう思う。娯楽性に乏しい。読者に申し訳ない。
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楽しませようとしていない。サービス精神の欠如。
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もしかしたら、それは、己が、楽しんでいないためかもしれない。
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もう少し、楽しんだらどうだ。けらけら、おけらのように、笑ったらどうだ。湿っぽい顔、難しい顔をしていないで。
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話が硬い。堅物。いいことじゃない。
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もっと色っぽい話を書いたらどうだ。色恋沙汰の。
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そういう経験がないからなあ。
わ。九州地方は猛烈な暑さになるらしい、今日は。テレビが伝えている。やだなあ。
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避暑はどうするか?
奥山の谷川へ行けばどうだろう?
それともまた温泉か。静かに図書館で過ごすのもいいな。夏休みの図書館はこどもたちでいっぱいだろうな。
一人だけのハーモニカコンサートをした。朝風呂から戻って来てから30分間も。この頃、腕が上がって来ている。ふふふ。といっても、音符は読めない。耳に聞こえて来た曲を、口が吹く。自動的に吹く。習い覚えた曲を。イギリス民謡やイタリア民謡や、ドイツ民謡やロシア民謡、日本の文部省唱歌、童謡などを。
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映画音楽が吹きたいけど、曲が思い出せない。
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吹き疲れた。休憩。8時から朝ごはん。それからもう一度温泉に入って、帰ろう。金子<きんす>が乏しいわい。