ああ恐い。恐い夢を見ていた。血管をぷっつんぷっつん切られている夢だった。恐くて目が覚めた。恐怖体験をしたときのように、体内の奥深いところをアドレナリンがズズズズーンと走る。もう目を閉じたくない。閉じたら、また恐い夢の続きを見せられてしまいそうで、恐い。顔を洗いに行って来た。冷たい水でジャブジャブ洗った。でもベッドに横になったら目が潰れそう。起きているにはどうすべきか。しかし、頑張ったところで朝まで起きていられまい、どのみち。まだ午後11時20分。
夕方畑に出た。草取りをして耕して土作りをして、ブロッコリーやセロリの苗を植えた。すぐに暗くなった。蚊にたたられた。
畑仕事は一人でいられる。無言でいられる。周りに迷惑を掛けない。依存をしないでいられる。甘え掛からないでいられる。
庭仕事に移ったら、庭のバラのトゲが指に複数箇所刺さった。刺さったトゲを抜いた。赤い血が出た。痛い痛い。
根株ごとばっさり切ってしまうぞ。癇癪が起きた。己は小さい小さい。バラは知らんぷりして花を咲かせている。黄色いミニバラの花。
千代田ハンギーホールに、能に親しむ会「班女」を見に来ています。1時からの開演です。わたしに、果たして、分かるのでしょうか? 疑問符が幾つも付きます。