こどもたちが口ずさんでくれる歌を書きたい。なかなか書けない。書いても口ずさんでくれる歌にはならない。でも諦めないでまたトライする。さぶろうは、ふっ、案外けなげだ。
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こどもたちの口ずさみそうな童謡詩「ふっふう」
ふ/ふ/ふ/
「ふ」はふううっと息を吐きかける「ふ」/
ちょいと力を抜くと/「ふっふう」になる/
やってごらん/
口を閉ざしていては/できない/「ふ」/
こころを閉ざしていてはできない/「ふ」/
息を/大空に/吐きかける/
空まで届くように/力いっぱいに/ふっふう/ふっふう/
四角四面がまあるくなるよ/
笑いがはじけて来るよ/ほおら/
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さぶろうは曲が作れない。合唱曲ふうになれないかな。得意の口笛で吹くのは吹くが、メロデイーができても、それを音符には移せない。