多病息災発達障害者こよりの日常

両手で数えきれない障害と持病を抱えつつ毎日元気に活動中。発達障害の息子たちの子育ても終え、悠々自適の毎日です。

夫と外食

2023-10-03 16:37:00 | 食生活
今日は夫の仕事が休み。朝から夫を専属運転手に任命し、市役所、銀行、スーパー、ドラッグストアをはしごしました。いつもはバスや電車なので、乗り継ぎに時間がかかりますが、夫がいるからスイスイ…とはいかず、トラブル続きでした。

私の支度が出来て、車に乗り込んだら夫が忘れ物をしてまた振り出し。市役所までお願いと言ったのに、夫は何を思ったか、市役所方面ではない道を走ります。

いやそっちじゃないのよ、いや戻らなくていいから、あの信号左に回って。

お互い何か調子が悪くて、テンポの悪い感じでした。それでも必要なことは済ませたので、昼食を取ろうと夫が好きな回転寿司に入りました。

席にはすんなり入れましたが、夫はメニューを見て浮かない顔です。あー、好物が売り切れだものね、でも他の物食べて、機嫌なおるといいな。

いつもより夫にしてはスローペースで食事を終えて、割り勘で支払いをしました。車の中でつぶやく夫。

なんかなー。寿司も変わり映えしないなー。いつ行っても同じような味だし。

諸物価値上がりの秋。夫は値段を気にして、安いネタばかり選んでいたので、あまり満足出来なかったようです。

ちょっとかわいそうですが、今月はいろいろ支払いがあり、私も財布の紐を締めています。また10月は始まったばかりです。今から気前よく奢っていたら、悲惨な月末が待っています。

夫はまだ気づいていませんが、来月は結婚記念日。ささやかですが、夫にプレゼントを贈るため、コツコツお金を貯めている私。おかずがあまり豪華でなくても、お昼の外食の満足度が低くても、それは来月の結婚記念日のサプライズのためなので。

毎日の楽しみが少なくても、どうか希望を捨てないでね。あなた。

緊縮財政ですので、夕飯のおかずもあまり豪華ではありませんが、ご飯は新米でーす!買いに行ったら新米しか置いて無くて、意図せずして今年の初物をいただくことになりました。

新米だから、ご飯の美味しさを味わいましょう!とご飯のお供をいっぱい用意しました。

明日はもう少し、夫寄りの献立にします。





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久々に入院した話 その8

2023-10-03 15:44:00 | 病気あれこれ
入院生活にも慣れ、治療も進んで、体重はなかなか減らないものの、食事療法と運動の成果が出てきた。見た目も体重も変わらないが、データ上は改善されていて、主治医もスタッフも笑顔である。

これ以上長く入院しても、できる治療がないし、あとはかかりつけ医にバトンタッチという結論になった。退院まであと数日。

あまりストレスが溜まらない程度に食事に気をつけて、できれば運動を続けてほしいと主治医からも看護師からもリハビリスタッフからも要望があった。

私は自転車に乗れない。昔は乗っていたが、今は無理である。家でできる運動と言われても、思いつかない。通院や買い物がある日は移動中に結構歩くけれど、一日家にいる日はあまり動かない。

「ご近所に、公共施設とかないですか?公民館や体育館。」と言われたが、市の体育館ははるか彼方、公民館には小さな広場があるけれど、運動できるスペースはない。

「やっぱりお家で工夫するしかないですね」とあれこれ体操を勧められたが、もともと運動が好きではないのて、気が進まない。

関節に難があるので、負担がかかるのも困る。結局ラジオ体操でもいいし、自己流で手足バタバタでも何でもいいから、とにかく動いてくださいね、という事になった。

リハビリで一緒になった方たちは、退院したらジムに通うだの、公民館の体操教室に申し込むだの、しっかりプランを練っている。

適当に返事をすれば、解放されるのだろうが、私はこういう時にごまかしができない。毎日「退院後の運動、大丈夫ですか?」と聞かれ、「やる気はあるけどできません」と返答して、みなさん困った顔である。

退院後もこの病院の外来でケアをしてもらえば、リハビリ室を利用できるそうだが、ただでさえ大混雑の外来より、かかりつけ医のほうが気楽だし、家から近い。バスと電車を乗り継いで、ここに通うのは時間も交通費もかかる。

そのうちに「運動を継続して欲しいですねー」と会う人すべてに言われるようになり、げんなりしたので「頑張ります」という返事をすることにした。

退院の日取りも決まり、息子達が面会に来てくれた。面会時間は15分。慌ただしく退院の日の段取りを決め、使わなくなった荷物を持ち帰ってもらった。幸い退院日の希望が出せたので、夫と長男の休みに合わせた。

入院生活も残りわずか。体脂肪が少し減り、代わりに脚の筋肉が増えたとリハビリの先生が教えてくれました。体重は変わらず、見た目も変化なし。

「…母ちゃん、ちっとも痩せないね」と次男。二週間で劇的に痩せたら、それは怖いですよ。

入院中に減ったものは、体脂肪と内服薬。下がったのは中性脂肪と血圧。上がったのは脚の筋力と握力。まずまずの結果だと、主治医から合格点が出ました。退院後も結果を維持するのが私の目標だそうです。
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久々に入院した話 その7

2023-09-28 07:57:00 | 病気あれこれ
入院生活ではあるが、闘病生活ではないお気楽な患者の私。主治医はじめ、私に関わるスタッフも皆さんお気楽そうである。

発作が起きるとか、転倒注意、トイレ介護必須、誤嚥注意、そういう事が何もないので、のんびりした様子になるのも納得である。

ここは大病院。「スタッフや学生の研修の為、患者様にご協力をお願いする事があります」と張り紙がしてある。

入院の時に、同意書書いたし、病院のHPのリンクに色んな病気の治療データがたくさんあったので、治験までいかなくてもあれこれやらされるだろうなあと覚悟はしていた。

生活全般に細かい指示があり、運動や食事、血圧体温血糖値、その他諸々すべて記録される。

入院して数日後、薬を切り替えると言われた。いいですよ、と承諾して食後に飲んだ。1時間くらいしてから、気分が悪くなった。薬のせいかなぁと思いながらナースコール。看護師さんに様子を伝えて、主治医の指示を待つ。

主治医が忙しいので他の先生に診察してもらい、結果薬の副作用なので、また以前のに戻しますということに。

新しい薬の効果を見たかったのでしょうが、私には合わなかったので、仕方ない。
よく効く薬が自分に合うかはわからないし、飲み合わせもあるし。

そんなことがあった翌日、「よくわかるお薬の話」の勉強をした。患者数名、会議室に集めて勉強開始。

現在処方されている薬の主な作用、副作用、どういう病状にどの薬を処方するか、医師と薬剤師から説明があった。

普段医師や薬剤師から、こんなに長時間話す機会はないので、私は単純に知識が増えて楽しかったが、他の患者さんは視点が違った。新薬の説明に目の色が変わり、最後に質問があったらどうぞと言われて我先に手を挙げていた。

すべての質問が、大体同じ。

新薬を処方してもらうにはどうしたらよいか、なぜ自分の主治医は新薬を使ってくれないのか。

先生も診察しないで薬の処方はできないし、単なるお薬講座で個々の病気に関する質問には答えられないのだが、皆さんヒートアップしてて、先生も大変そうだった。

「それぞれの担当医にご相談ください!」と連呼する先生、お疲れ様でございます。


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久々に入院した話 その6

2023-09-25 18:09:00 | 病気あれこれ
入院生活は毎日慌ただしい。検温血圧体重血糖値、時には心拍数、あれこれ測って記録しなければならない。

主治医に副主治医、研修医に看護師、栄養士に看護学生、もう何がなんだかわからないくらい、私の担当者は多い。

病室や検査室、リハビリ室、外来、ありとあらゆる場所であれこれ聞かれるので、メモ必須である。

とある場所でここならいいだろうと油断していたら、出会ったスタッフに、「ここに来る直近の〇〇を教えてください」と言われてさすがに答えられなかった。うーむ。

私は自分の患者IDは、空で言える。後から「私のIDはコレコレですから、電子カルテ開いてくれたら記録が見られるはずですよ」と言えばよかったと気づき、あー、しまった!とがっくりした。

一日中スケジュールが決まっていて、あれこれ指示される生活、なんかこの雰囲気は…と考えて、ああ、学校にそっくりだ、と気づいた。

学校なら夕方帰れるが、今回は外泊はもちろん、外出もだめ。面会も制限付きで、厳しく言われた夫は、荷物すらなかなか持ってきてはくれず、私は困ってしまった。

必要最低限の物はあるけれど、趣味娯楽がない。病室にTVはあるが、元々好きではないので、電源すら入れていない。

本を数冊持ってきたが、すぐに読んでしまい、代わりがない。病院の売店には雑誌や漫画、ほんの少しの書籍があるが、読みたい物がない。家族が買ってきてくれれば助かるが、夫は活字より映像の人なので、本を選んで欲しいと言っても困惑するだけだろう。長男は私とは読書の趣味が違うので、変なのを勧めてきそうである。次男は夫と同じく、活字より映像派。

仕事と家事で忙しい夫と息子に本を買ってきてと頼むのも酷な気がして、読書をしない生活を続けた。スマホでニュース見たりするが、つまらない。

本のない生活がまだまだ続く。せめて活字が見たくて、「糖尿病患者のための無理のない食事療法」やら「高血圧はこんなにリスクが!あなたは大丈夫?」だの病院の健康教室で配られたテキストを何回も読んだりする。

食事療法や運動療法、朝早く起きて夜も早く寝る生活がつらい患者さんは、退院したその足で焼肉やらラーメンやら食べに行く事もあるそうだが、私は退院したら、まず書店に寄って新しい本を買いたいなあと思いました。

衣食住も大切ですが、本を読めない生活が私には一番つらいと改めて感じました。活字中毒、恐るべし。
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久々に入院した話 その5

2023-09-22 15:32:00 | 病気あれこれ
入院から数日経ち、入院生活にも慣れてきた。前回の入院とは、病気も違うし、主治医も違う。必要だと思って荷作りしたのに、全く使わない物もあり、逆に足りない物もいくつかあった。

ベッドの脇にコンセントがあったので、スマホの充電をしていたら、注意された。「そこは医療機器のコンセントですから、患者さんは使用しないでくださいね」
他の場所にもコンセントはあるが、そこに刺すとベッドにもロッカーにも届かず、スマホを床に置く事になる。とりあえずいらない紙を敷いてその上に置いた。時間帯によってはお掃除の人が来たりするので、充電の時間帯には気を遣った。

衣類は病院で安く借りられるので、主に下着や靴下を持参したが、リハビリが始まると着替えが足らなくなり、困った。リハビリ室は窓全開で、冷房が効かない。汗だくだくの私を見て、療法士さんが扇風機を持ってきて、私に当たるようにしてくれた。

体操やエアロバイクなどを30分弱で、汗拭きタオルはぐっしょりになる。病院にはコインランドリーもあるが、着替える度に使っていたら、結構な金額になる。

スマホ充電用の延長コード、リハビリ用の着替え、飲み物も欲しいなあと夫に電話してみた。

「面倒な事お願いしたいんだけど。延長コードと私のTシャツと下着2、3枚、台所にあるペットボトル5本持ってきて欲しいです」

しばらく無言の夫。

「延長コード?どこにあるんだ?」
「寝室の左のコンセントに、刺したままになってるから、外して持ってきて」
他の物もどこにあるか場所を教えましたが、翌日面会に来た夫と息子達、ロビーで止められました。

コロナ感染予防の為、家族でも一回に2名までなので、夫は荷物を息子に預けて、二人が病室まで来てくれました。

が。夫が持ってきた延長コード、長すぎて病室では使えません。私が欲しかったのとは違います。これは夫の作業用のやつでは。

結局頼んだうちで無事に私の手元に来たのはペットボトルだけでした。電話じゃ顔も見えないし、夫はスマホを持っていますが、通話しか使えないので細かい事を伝えたい時にこうした行き違いが起きます。

再度長男に伝えて、病棟入り口で〇〇の家族です、これを本人に渡してください、と言ってスタッフに渡せば良いからと帰ってもらいました。

次に来てくれるまでなんとか凌げないか、病院の売店に行ってみましたが、どれもこれも高くて悩みました。家族が来るまで待てない人や、急な入院で今必要という人は高い安いなんて言ってられないだろうし、スーパーと違って仕入れも違うだろうから、仕方ありません。

半袖Tシャツを買おうとしましたが、私が着られるサイズは一枚しか在庫がなく、デザインも変で値段が高い。あとは全部長袖。

以前なら、短時間の外出許可をもらって荷物を取りに行けたけれど、今は外出禁止、面会も制限つきである。

数日後、長男から連絡があった。荷物を持ってきてくれると言う。Tシャツとペットボトルを差し入れてくれた。「Tシャツ、リハビリや外来行く時いるんだろ?うちにあるのよりこっちが良いと思って」と新しいのを買ってきてくれた。

私が息子達の祖父母や曽祖母の入院に付き添っているのを、長男はよく覚えている。夫はその時代には自分の事情で手一杯だったから、たまにお見舞いには来ても、入院に何が必要かはわからないまま過ごしたと思う。

慣れない事を一生懸命やってくれたので、私の希望通りにならなくても、夫の努力がありがたいし、カバーしてくれる息子たちも頼もしい。

その後も夫にいくつかお願いをしたのだが、面会制限について厳しく言われたので
それが印象に残ってしまったらしい。

何を言っても「面会は一週間に一度と言われたから、来週しか無理だ」の一点張り。
面会はできなくても、荷物は預かってくれるからと説明しても、納得してくれない。

息子達は毎日フルタイムで仕事をし、帰宅してからは食事やお風呂の支度をしてくれる。そのほかに買い出しもあるから、時間に余裕がない。夫も仕事があるが、今はパートタイムなので、息子達よりは時間に余裕がある。

無理強いしても仕方ないので、足りない物は売店で調達したが、スーパーや100均の値段に慣れている身なので、買い物する度にドキドキした。

病院の売店は大手コンビニと提携しているので、ポイントカードも使えるし、クーポン券もくれる。私は病院食以外食べられないので、買うのはブラックコーヒーやお茶くらいなのだが、結構ポイントが貯まって驚いた。

外来患者や入院患者、お見舞いに来た人や病院スタッフが利用するので時間帯によってはとても賑わう。昔の病院の売店は地味な雰囲気だったが、今はコンビニですが入院用品も置いてますといった感じで、面白いなあと思う。
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