多病息災発達障害者こよりの日常

両手で数えきれない障害と持病を抱えつつ毎日元気に活動中。発達障害の息子たちの子育ても終え、悠々自適の毎日です。

高額本が欲しい。

2023-10-23 13:02:00 | 自分への投資
欲しい本があるが、買うのを躊躇している。あまり万人受けしなさそうな歴史の本で、発行部数が少ないせいか、一冊一万数千円する。

本にはお金を惜しまない私だが、一冊一万円超えるとやはり悩む。中古なら三割から四割安だが、人に受けない本を執筆して、販売まで漕ぎ着けた筆者の為に、新刊書店で購入して差し上げたいと思う。

そこで今月から本の為の貯金を始めた。買い物の時に付いたポイントや、クーポンを使って浮いた分を、無かったものと考えて、その分貯金する。

10ポイント付いたら10円、100円値引きクーポンを使ったら100円、10%オフのクーポンを使ったら、値引き分を貯金である。

細かいお金も、塵も積もればなんとやら、で、今日までに何と二千円を超えた。これから年末にかけて、買い物や支払いの回数も増えるので、もっと早いペースで貯金が増えそうである。すでに消費税分はクリアしたので、後は本体分を貯めればいい。

来月いっぱい頑張ってみて、足りない金額はお小遣いから出して買うことにした。

お金がら貯まるのも楽しみ、本が買える日が近づくのも楽しみである。


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入院中の構ってちゃん

2023-10-18 16:42:00 | その他
入院するといろいろ制限がある。持ち物の数にも制限がある。多額の現金の持ち込みも禁止である。医療費の支払いは退院時だから、入院中は自販機や売店での買い物くらい。病状によっては病棟から出ることも許可か付き添い付きである。

女性はメイク禁止、着る物は病院の指定病衣、自分のパジャマを着る人もいるが、どの人も見た感じ大差ない。こうなるとあとは持って生まれたものが大きい。

すっぴんにパジャマでも、上品な女性は雰囲気が違う。もろに性格と育ちが出るのが面白かった。逆にニコニコして明るい感じの人がスタッフには横柄だったりもした。

男性でやたらスタッフを呼びつけては、何か言いつける人がいた。声が大きいので、別の部屋の私にも丸聞こえである。

スマホの充電をしろ、喉が渇いた、お茶買ってこい、家族に電話しろ、などなど。おうちでは何か言えばご家族がなんとかしてくれてたんだろう。お仕事場でも部下にあれこれさせてたんだろうな。

ここは病院。患者は平等でも、スタッフが優先するのは病状が重い人。この男性、外では何か肩書きがありそうだが、それが通じないのでイライラしてて、みんなにあしらわれてちょっと気の毒になった。

ご家族が面会に来るのは週一回、自分の言うことを聞いてくれる人がいないので、それが大きなストレスなんだろう。

「俺は誰々だぞ!」でなんでも思い通りになった世界から真逆の世界に来て、大変だったろうなあ。

スタッフにお茶買ってこいと言っても、今は無理ですが後からならとスルーされて、「買ってこないと水道の水飲むぞ!」と叫んでいたのが聞こえて、思わず吹き出しました。「どうぞ〜」と言われて無言になったあの人、今頃おうちや職場でわがまましているのでしょうか。

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久々に入院した話 番外編

2023-10-07 21:12:00 | 忘れ物
退院してしばらく経ったが、なかなか支払いが終わらずにいた。やっと届いた請求書を持ち、支払いを済ませてホッとした。

たくさんの主治医に入退院の報告をして、入院していた日々も過去となったある日、とある保険会社から郵便が届いた。

私は持病がたくさんあり、入院経験もある。若い時に加入していた生命保険は、更新の時に見直した。結果これだけの持病と手術や入院の経験がある方は、別の保険に加入し直しですねと言われ、保険料の高さで加入を諦めた。

お手軽な保険ですよと知り合いにお願いされて加入していた保険があったが、経済事情が悪化した時に解約した。解約しても払い戻しはありませんよ、保障を低くして、引き続き加入した方が良いですよと何度か言われたが、毎月の出費を抑えるのが優先で、それ以外の選択肢は無かった。

もう一つ入っていた保険があったが、引き落としが少額だったのと、やはり誰かに勧められて入ったらしく、誰に連絡したらよいのか記憶がない。手元に保険証券もない。解約せずにずるずる時間が経っていた。

今回郵便が届き、契約内容がはっきりした。契約を勧めてくれた人が誰かも判明した。手続きをすれば入院日数に応じていくらかの金額が下りるとあった。

記載された電話番号に連絡してみたが、私が加入した当時の担当者はすでに退職しており、新しい担当者は私の事を何も知らない。私も加入当時の記憶があやふやである。

とりあえず手続きに必要な書類を送ってもらう。これは電話した翌々日に届いた。公立と違って民間は早いなあと驚いた。

「ご記入後、同封の封筒に入れて返送ください。」
申告書、保険金請求書、何枚かの書類と記入例が添えられている。それは良いが、添付書類を見て血の気が引いた。

病院の領収書と入院中の診療明細書のコピー。

あああ。

支払いした後、領収書どこに入れたっけ?診療明細書、退院する時に受け取ったけど、他の書類や紙類が膨大で、こちらも行方不明。

以前も違う保険の手続きをした経験があるが、その時は領収書や診療明細書なんて要らなかった記憶が。

よくよく書類を読んだら、「診断書は有料でしょ、発行に時間かかるし、何度も病院行くのも面倒でしょ。病院の領収書と診療明細書のコピーでいいよ(大意)」

あー。がっくり。診断書もらってくればいいと思って、他の書類が必要になるとは予想してなかった。

保険も進歩してて、良い時代ですが、私はしなくていい苦労を何日かして、書類見つけてコピーして、先日保険会社に送りました。

あー疲れた。要らないと思った物が、いつ必要になるかわからないので困ったものです。書類の整理と保管方法を、これから考えないといけません。

無くしたら再発行というやり方で何度も乗り切ってきましたが、今回それが通じない事態に慌てふためきました。今後の人生の課題です。

振り返れば忘れ物と失くし物ばかりの人生、多分食事に費やした時間よりも、探し物に費やした時間の方が長いはず。

とっくに人生の後半戦に入ってますが、少しでも失くし物が減らせますように。


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久々に入院した話 最終話

2023-10-07 20:18:00 | 病気あれこれ
無事退院して、荷物の整理やら留守中に溜まった家事を片づけていた。翌日からかかりつけ医をはしごして、退院の報告と今後の療養の相談に忙しかった。

後から送ると言った支払い伝票は、数日待っても届かない。入院する時に退院時に支払いをすること、後日払いたい時は事務課で手続きをすること、一定期間支払いがない時は保証人に連絡が行くとしつこく確認されたのに、こんなのでいいんですかあ?と問い合わせの電話をしたくなった。

支払い金額もわからないので、不安である。我が家から病院は離れているし、平日の昼間しか窓口は開いていない。毎日ポストを見ても病院からの郵便物は来ない。

郵便事故でも起きたかも、と思ったその日に郵便が届いた。金額を確かめ、夫に報告したら、目を回していた。無理も無い。夫は成人してから入院の経験がない。夫の家族は何度か入院したが、支払いはほとんど夫の父がしたので、夫にとっては久々の経験である。

前回私が入院した時は、日数が短かったので、支払いも今回に比べたら少額だった。前回と比べて負担が大きかったのは、医療費より食事代その他。食事の患者負担の計算方式が変わり、外食するよりは安いけれど、一食当たりの金額は予想よりも多かった。

明細をチェックしたら、その他にもあれこれ支払い項目があった。非課税世帯や後期高齢者、その他社会的弱者には請求されない項目も、私に対しては請求される。

夫も非正規とはいえ仕事に出ているし、息子達も社会人として働いているので、こうした負担が払えるのはありがたい事である。

夫と息子達が相談し、支払い分の現金を渡してくれた。振り込みしても良いとあったが、夫が休日に病院まで送ってくれると言うので、お願いした。

病院の支払い窓口に出向き、無事に支払いを済ませたが、レンタル病衣の請求書がまだ来ない。以前は病衣の利用料も一括で請求が来たが、今は病院から独立して民間業者が請け負っている。

業者の受付カウンターまで行き、先月退院したが、まだ請求書が届きませんがと尋ねてみた。カウンターのお姉さんは私の名前や利用歴を聞く事もせずに、事務処理は済んでるはずだから、そのうちに請求書が届きます。と言ってすました顔である。

私は専業主婦だし、家族が平日に休みだったりするからこうして病院に来たり銀行で振り込みしたりもできるけれど、介護や子育てで外出が難しい人や、家族全員フルタイムで働く人はこうした時に大変だろうなあと思った。

病院の請求書も病衣の請求書も、普通郵便なので土日祝日は郵便業務はお休み。事務処理も時間がかかり、郵便業務も平日のみで、予想外に遅れて届いた。

数日後にレンタル病衣の支払いを済ませてホッとしたが、使用の都度支払いができたら便利だと思った。自販機でお金かプリペイドカードを入れて、サイズを押したら受け取る仕組み。どこか実用化してくれたら良いなあ。
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久々に入院した話 その9

2023-10-04 19:45:00 | 病気あれこれ
長いような短いような、二週間の入院生活も終わりに近づいた。退院の手続きの方法やおおよそのスケジュールを確認する。

退院後、いつかかりつけ医に診察を受けるか、何回も確認される。薬が足りなくなる事が無いようにしたいが、総合病院の中の薬局は入院患者や救急の患者への処方優先なので、退院する患者への追加処方は最小限にしたいそうだ。

薬はまだ少しあるし、退院の翌日か翌々日に診察に行けば薬を切らさなくてすみそうだ。入院費の支払いがいくらになるかは、病棟ではわからない。退院当日に医事課から伝票が届いて初めてわかる仕組みである。後払いを希望する時は、別な手続きがいる。金額がわからないのは不便だが、仕方ない。

後は荷物の管理。不用な物は家族に持ち帰ってもらったが、ギリギリまで使う物もある。ロッカーに入っている着替えや小物も、カバンに入れて、当日の入れ替えが少なくて済むようにした。

主治医が来て、この調子なら退院日の変更をしなくても良さそうだと言う。突然熱でも出たら、入院継続だが、多分大丈夫でしょうとニコニコしている。

当日は家族に荷物を預け、私は医事課で支払いをして、支払い完了した事を担当看護師に確認してもらい、腕にはめた患者IDバンドを外した後に退院完了となる。

そして迎えた退院の朝。体温と血圧を測り、ノートに記録。次々顔を出す看護師さんに挨拶して、同部屋の奥さん方にも挨拶。

朝食食べて、荷物をまとめた。家族が駐車場まで来ているとラインが来たので、スタッフに連絡する。まだ医事課から伝票が来ていないので、お待ち下さいと返事。とりあえず荷物だけロビーに出して、車に積んでもらう。

待つ事1時間弱。時刻は9時半を回っている。退院は10時と言われたが、支払いを済ませてないと無理なので、指示を待つ。

家族を待たせたまま、10時を回った。他の患者さんのお世話に来たスタッフが、私がまだいるのに気づいて怪訝な顔である。
「今日退院ですよね?」「支払い伝票がまだなんです」ああ、と納得して出ていった。

今度はシーツ交換のスタッフが来て、不思議そうな顔。「今日退院なんですが、支払い伝票がまだなので。外にいたほうがいいですか?荷物も出したので、ロッカーも空です」

部屋を出て、廊下を歩く。師長さんと目が合った。「お世話になりました。」「退院おめでとうございます。伝票をお待ちですか?医事課に連絡入れさせますね。」

と言うことは、伝票はまだ出来ていないわけで、まだ時間かかりそう。夫にまだ伝票待ちと連絡して、時刻は11時近くになった。

ロビーの自販機で飲み物買おうかなぁと思ったら、詰所から看護師さんが走ってきた。何事かと思ったら、
「医事課との行き違いで、まだ伝票できてないので、今日はこのまま退院なさってください。伝票はご自宅に郵送しますから、後からのお支払いで構いません。お待たせして申し訳ありません。」深々と頭を下げ、それから私の患者IDバンドをカットしてくれた。

お世話になりましたと挨拶をして、夫と息子が待つ駐車場に向かう。かなり待たせたので機嫌悪くないか心配だったが、病院の売店でそれぞれ飲み物買ったりしてて、あまり気にしていない様子で良かった。

支払いは後払いになった事を伝えたら、お金準備して来たし、お昼も近いから、ついでにどこかで外食して帰ろうと、どこに行くか相談が始まった。

普段あまり来ない場所なので、自宅に向かいながら適当な店を探す。ファミレスに立ち寄り、久しぶりに病院食ではない料理を食べた。

予定通り10時の退院だったら、お昼は食べずに帰宅になっただろうから、人間万事塞翁が馬。夫は待ち時間が長かったと言ってましたが、外来なら診察や処置が終わった時点で伝票作成、私の場合退院が確定してから医事課に連絡が行き、それから伝票作成だから、時間がかかるのも仕方がない。多分退院確定の連絡が、うまくいってなかったんだろうなあ。

患者はたくさんだしスタッフは三交代勤務で引き継ぎがうまくいかない時もあるだろうなあ。どこも人手不足ですが、病院の人手不足も深刻なようでした。ナースコールが鳴っても、皆仕事中で、即駆けつけられる時ばかりではないので、同室の奥様はいつもイライラしてました。「一人で歩くな、ブザーならせと言う癖に、誰も来ない!」

詰所に人がいないことも多く、他の仕事を中断して駆けつけるわけにもいかず、大変そうでした。

今後は地元のかかりつけ医で診察を受けるので、この病院ともお別れです。入院前より薬が減ったし状態が良いので、このまま維持できるように頑張ります。
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