小田急中心の模型のブログ

Nゲージで私鉄電車を楽しむブログです。
旧小田急中心の模型のページ(2003~2014)の製作記も再掲載しています。

小田急2600形非冷房車製作記(2010~版)

2012年01月10日 00時11分10秒 | 小田急2600形(2010年版)
新年初のブログですね。
今年もよろしくお願い致します。
久々に2600の製作状況を製作記形式で投稿してみたいと思います。
プロトタイプは新塗装化直後、S44年頃の2663Fです。
カタチとしては以前作った2662Fと全く一緒で、
前作で不満のあった点を徹底的になくす!のが今回の目標です。


■小田急2600形非冷房車製作記(2010~版)

2012年1月9日




ディテール関連の工作がほぼ済み、ようやく塗装できる段階まで仕上がりました。
今回は使う塗料や塗装の順序を工夫するつもりなので、追ってご紹介致します。

さて、ディテールのなかでも今回最も苦労した配管・・・
ランナー伸ばし線による配管作りは10年くらいの経験があるはずなのですが、
今回は1年以上のブランクがあったせいか手こずりまくりんぐ(´・ω・`)
3両中1両は丸々やり直したりと凄まじい苦労の果ての完成です。。

2年くらい前に2662Fを作った時には、配管止めのバンドは炙って薄くしたプラ板で
作っていましたが、その後イエローサブマリンのプラペーパーが容易に手に入る
ようになった為、今回はそれで作ってあります。




たいしたことない配管に見えるでしょ?
でもすごい苦労したんだから(´・ω・`)
やっぱそろそろ真鍮線工作の技術磨こうって今回つくづく思った。
同じ苦労するならより細密なほうがいいもんね。

この時代、ランボードはゲタを履いたスタイルなので、脚(キットのランボードを
薄くスライス)を付けてあります。
今のところ脚の接着まで。ここで上の板までくっつけちゃうと、
雨樋のモールドとかもあって塗装が充分に入り込まないので、
別々に塗って最後にくっつけます。

扇風機カバーは2662Fと同じタヴァサのPX040、パンタ台も同様に富士川の7012です。
使ってる部品はほとんど変わってませんね。
今回は何も考えずPT4212Sに合わせた寸法で台座を付けちゃいましたが、
S44年当時の資料を見た感じ碍子周りの雰囲気的にPG16のほうが近い気もする。




配管無しの妻面も2662Fの時と全く同一構成。
すなわち、敢えて0.4で開けた穴にトレジャーのTTP214の三角手すりを
少し埋もれるように差し込んであります。
屋根板のはじっこにある手すりもTTP214に入ってるものですが、
取り付け位置と間隔にこだわりました。




乗務員扉周りは試行錯誤の結果旧作の構造をほぼそのまま踏襲してます。
これだと奥まりすぎなんですけど、上手い凹み具合かつ均一に作るのが
思いのほか難しく・・・ここだけが既に気に食わない箇所です。
手すり周りの作りや長さのバランスは前回よりホンモノに近くなってるはず。
強いて言うならドアノブとの位置関係がちと間違い気味。

あとは雨樋がより滑らかに繋がるよう整形しました。
この辺の微細な整形作業には光硬化パテが威力を発揮します。
光を近づけるとたちまち硬化するので、作業の効率の良いことこの上なく
ちょーお気に入り(・∀・)
食い付きいい上に削りやすいし・・・発明した人に感謝!




やっぱ乗務員ドア奥まってるわー(´・ω・`)
敢えて今作るのに妥協するなんて!と思ってあれこれやったんだけど、
今の技術では却って不揃いで見苦しくなる!ということで渋々旧作と同構造にしました。

前面は今までにも書いてきたようにだいぶ改善してます。
細かくはこのカテゴリの最初のほうの記事に書いてありますが、
種別表示窓・行き先表示窓周りの立体感向上が一番のセールスポイントです。
特に種別表示は裏から幕入れたら中々カッコイイんじゃないかと今からワクワク!




顔の比較。
色が付いてないのでわかりにくいですが、新作のほうは窓がちょっと大きくなってます。
こうして拡大してみるとHゴムの整形がまだ不十分ですね。




最後に側面のディテールを書いておしまいにします。
といっても、ここも2662Fと全く同一のつくりです。
タヴァサのPN-459のテンプレートを使ってドアコック蓋を筋彫りしてあります。
側灯はランナー伸ばし線のスライスですが、ちょっと薄すぎたかな・・・。
もう一回見てやっぱ薄いと思うようだったら直したいと思います。

さて・・・配管作業に続いてちょーーー久々にボデーの塗装をやるわけですが、
果たしてうまくいくでしょうか。。。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする