小田急中心の模型のブログ

Nゲージで私鉄電車を楽しむブログです。
旧小田急中心の模型のページ(2003~2014)の製作記も再掲載しています。

さよまら2010

2010年12月31日 01時02分25秒 | 京王帝都


ツイッターでもにょもにょつぶやいている通り、徐々に仕上がってきました。
しかし10両同時進行となると、どんな些細な作業も鬼畜と化しますな('A`)

顔のガラスは、これまたツイッターで愚痴ってたようにガチガチにボンド止め
されてるのを外したら華麗にヒビが入ってオシャカとなったため、塩ビシートで
再生しています。今ひとつすっきりしない仕上がりですが。。。
実車は熱線吸収ガラスか何かなのでしょう、微妙に色が入っているように
見えるので、今回のガラス作成にあたっても着色フィルムを添えましたが、
この角度で見ると側面ガラスの色と相俟ってエライことになってますな・・・。
前見えねえよ´Д`

懸案だったフルカラーLEDは、結局どうしても必要な種別表示だけ自作品を
用意して解決。下でも少し触れますが、ほんとお茶を濁したって表現がピッタリな出来栄えw
ほんとアンマリなので、行き先表示はGMのステッカー(幕表示)に
前述の着色フィルムを添えて印象を変えたもので誤魔化してあります。
なんとなくLEDっぽく見えるかなあと。。。
角度によってはこんな色に見える時があったようななかったような。

連結器その他まだまだ手を加えますが、年内はここまで。




側面ガラスにも着色フィルムを貼り付けて、一気に更新車っぽく(゜∀゜)
もしかしたらドア窓は色入ってないのが正解なのかもしれませんが、
自分が実車を見た限りではなんか全体的にスモークがかかってるような印象
だったので、色を入れてあります。客窓だけ青緑で、それ以外は薄水色です。

ヨコもまだまだ未完成です。そもそも一番の“大物”たる下回りの工作が
まだはじまってないので、まだまだ化けます。




満足な画像加工ソフトを持っていない+敢えて買うほど使わない・・・ってことで、
エクセルを使って四苦八苦した成果がこれです(´Д`;)
英字は小さすぎて潰れちゃうんで、・・・・・←で誤魔化してたり、
中々チープな出来栄えw
これは前面用で、ご覧の通り行き先も作ったには作ったんですが、↑の案のほうが
すっきりすると考えお蔵入りになりました。




どうでもいいんですが、僅か半年ほど前にはGMベースで2連を作ろうと模索していたりもしました。
ドアや窓枠の形はもとより、車端の寸法が違うとか諸々違いすぎてあっさりヤッテランネエヤ(゜∀゜)ノ=3●となりましたがw



今年入線した電車たち。
つっても京王はあと一歩で完成ならず・相鉄は1両試験的に改良した所で停滞中・・・ですが(´∀`;)
何だかんだで作業場の稼働率は昨年より更に落ちた印象。
今年着手して粗方出来上がったようなキット組立車が皆無ってのは中々由々しき事態だなぁ・・・。

まあ、もうちょっと甘い目で模型を見られれば、ってところなんでしょうねえ。
なんつーか、作っても作ってもどっかしらに納得のいかない所が出てきてしまって、
楽しいのだけど少し疲れもするのです。
妥協を許さない・・・ってのはかっこいいんだけど、趣味ですしねえ。
それで機嫌を悪くしたり、楽しめなくなったら本末転倒かなあと。
色々と余分な力が入りすぎている気がします。
来年からは・・・ってところでしょうか(・∀・;)

まあ、そんなところでしょうか。
何だかんだで本家サイトはほとんど更新できずじまいの一年でしたが、
ブログやツイッターで補完する仕組みを整えられたのは一応の成果かなぁと思います。
今年もご覧頂きまして、ありがとうございましたm(__)m

ほかにもいろいろと話の種はあるのですが、長くなるので今年は省略。
模型工作ともども、淡白にまとめたいと思います。
ではでは、、、良いお年をお迎え下さい♪
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よろめき

2010年11月29日 21時00分34秒 | 京王帝都
今でいう不倫だとか浮気の類を意味する言葉なのだそうです。
・・・つっても別にシモに走ろうとしてるわけではなくw、数日前に40回目の命日を
迎えた三島由紀夫の小説から流行した言葉である、ってのをさっきたまたま知りまして。へぇ~、となった次第です。
大学入りたての頃、背伸びをして彼の小説を呼んでみたこともありましたが、
難しくてよくわかんなかったなぁ。本はまだあるのですが、最近司馬遼太郎の
坂の上の雲(元気のない今の日本では何ともいえず切なく響くタイトルだと思います。惹かれたなぁ)を
読み始めて、なおよくわかんない現状を考えると、う~んというところであります。

閑話休題。



話の着地点はこれです。
まぁ、模型ならばヨロメキも大いにアリなんじゃまいか、と。
相鉄を進めつつこっちにも二股をかけています。

何をしてるのかというと、近年京王の新車・更新車において靴刷りの踏面
(っていうのか?)に貼られるようになった黄色い滑り止めの再現を試みてるのです。
場所が場所なので、ある程度モールドの彫りが深くかつエッヂが立っていないと
難しいなぁというところですが、幸いマイクロの7000はその辺をクリアしているので
案外上手くいきそうな予感。
いかんせん小さいので、色はもうちょい鮮やかなほうが見栄えがしていいかもしれませんね。
今回はGM東急ステッカーの大井町用の顔帯を使いました。




UVカットガラスも試験的に作業してみました。
以前の記事で京王6000の戸袋窓に使っていた"IROMIZU"なる着色フィルムを
用いたもので、エメラルドグリーン系のかなり薄い色(31-25ic)をチョイスしました。
このフィルムについては今後当ブログでも様々な用途をまとめてご紹介しようかと
考えていますが、いつになるかわからないのでw、詳しくはかの有名なBLOG TRM様を
参照されると一目瞭然かと思います(IPA同様、素晴らしい発掘だと思います)

ちなみに上の画像の窓ではガラスの内側にフィルムを貼ったのですが・・・

なんか「歪んでる」のがわかると思います。




角度を変えるとよりよくわかる。
やっぱ歪んでますね。
ガラスそのものの平面性がやや低いのもあるんですが、



根本的にはガラス裏面の形状のせいなんですね。
ちょっとわかりにくいんですが、窓の大きさに合わせて凸凹しています。
着色フィルムはかなり薄いので、直貼りすると凸凹に合わせて歪んでしまうわけです。




なので、一旦フィルムを透明プラ板に貼ってから、プラ板ごとガラス裏面に
接着すると良いみたいです。




今度は大丈夫(・∀・)
まだ見えるビミョーーな歪みは恐らくガラスパーツ自体に起因するものと思われるので、
まぁこれくらいが限界でしょうか。




うほっいい電車(´∀`)
小田急8000なんかもそうなんですが、窓枠が変わらなくても
色付きガラスになると一気にスタイリッシュというか何というか・・・カコイくなりますね。

あとの課題はフルカラーLEDですが、これについては今なお全く策を練ってませんw
側面表示窓の枠に関しては目星を付けているパーツがあるんですが、LEDそのものはねぇ。
カオの塗装をちょっと変えて7721の更新直後にすれば幕のままでもOKみたいなんですが、
それは面白くないしなぁ。
やっぱ若干ダサいボデーにUVカットガラス+フルカラーLEDっていう変態仕様が
更新車の醍醐味だと思うのです。

ってわけで京王のフルカラー、どっか出してくれないものだろうかw




ツイッターで書いていたように、VF化された床下もすこしずつ進めていますが、
この画像からもわかるようにw、あんま上手くいってません。

一応VFは日立製ってことでTKK5000(こう書くとアオガエルのほうみたいw)用を
調達しましたが、実は実は東武50050のがマンマだってことが判明し。
かつ現物を偶々所有しているため、こりゃやるしかねえべさってことで
ピーコを試みた、というわけです。

今回は百均の「おゆまる」で型をとって光硬化パテで成型するという、
近年よく見かける構成を丸ごと真似しましたが、型取りはまだしも
成型は特にこういう細かいモールドが多い場合なかなか難しいものですね。
薄く薄く膜を作るように流し込んでもすぐに気泡が入ってオシャカになってしまう。
もうしばらく試行錯誤が続きそうです('A`)




このVFが欲しい!
見た限り「まんま」といっていいほど同一形状なんじゃないかと・・・。




この前調達した東急5000用。
まぁこれもかなり近いんですが、左右のメッシュ部分の出っ張り具合が足りないかなぁと。
東武のほうを持っていなければ迷わず使うんですが、そのものずばりな物が
手元にあって、かつ手頃なコピー手段があるとなると、ねぇ?




更に言うと、SIVだか何だかわからないけど↑コレも東武と京王で限りなく
同じモノを使っているというw
上手くいかなくて若干嫌気が差してるんですが、やっぱコピーすんのが得策ですよねえ。



これは若干寸足らずなんだけど、でも十分流用できるはず。
この細かいメッシュがなかなかキレイに成型できないんですけどね・・・。
まぁ、いっぱい作って良い物を取り出す方法でやってこうと思います。




ちなみに床下のピーコ失敗でイヤんなった時はこんな遊びをw
あくまでも遊びなんでチャンポンもいいとこですが、やっぱ幕板に帯が入ると華やかでいいですねぇ。
実車のいわゆる「バカ殿仕様」はなんかクドいみたいな感想でもあったのか、
長続きしなかったみたいですが、個人的には7000系史上1,2を争うカッコよさだと思います(・ω・´)
最近コルゲート車にもこの仕様がいたことを知ったわけですが、
あっちはあっちで凄まじい無理やり感が素敵すぎてw

それにしても6000といい7020といい、やたらこの斜めカット帯(それも5000そっくりな切れ方)を付けたがる所を見ると、やっぱ京王にとって5000は傑作だったんだろうなぁと思いますね。
まぁ残念ながら2形式とも長続きしませんでしたが、帯こそ変わっても9000の顔のデザインに
5000の残滓が見え隠れするところをみると、今なお多少は引き摺っているんでしょうねぇ。すごい電車だ。
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京王6415F製作記5つづき

2010年09月05日 01時48分58秒 | 京王帝都
2010年9月5日つづき



車番は当初銀色だと思っていたので、前述のKTRロゴが入っているGMインレタで
よいだろうと考えていましたが、いろいろ写真を見比べてみると、どうやら2連に
関しては紺色っぽく見えてならないようになってきました・・・。
昔の京王独特のフォントのインレタ、かつ紺色文字のものというのは思い当たるものが
ないため、ずいぶん迷いましたが、やっぱり紺色だろうという結論に至り、
結局フォントに関しては妥協して、GMの東武8000用インレタから文字を並べることに落ち着きました。

ガラス貼りもぼちぼち始めていますが、小田急同様、薄く青の入った熱線吸収ガラスを
用いている戸袋窓部分に関しては、今回から着色フィルムを使うこととしました。
これまではGMの印刷窓を使っていましたが、透明性にやや難があることと、決して
安価ではないなどの理由から、新しい方法へと移行しました。

今回使ったのは中川ケミカルの"IROMIZU"という着色フィルムで、さまざまな色・濃さが
選べるステッカー状のフィルムです。東急ハンズなどで売っているようで、私は
新宿のハンズにて購入しました。
そもそもこの品物を知ったのは、かの有名なBLOG TRM様でこのフィルムに関する
記事を見たところから始まるので、興味をもたれた方はそちらをご覧になってみてください(うちでもいずれ詳しく書いてみたいと思いますが・・・)


今回は水色系の中でももっとも薄いものを使ってみましたが、感想としては
真横から見たとき(=向こう側の面のガラスを含め計2枚のガラスを透かしてみたとき)
こそ、やや濃く見えるものの、透明性・色合いなどはほぼ問題なし。
十分上記印刷窓の代わりになって使うことができそうです。

基本的にステッカー状のものなので、塩ビシートなり透明プラ板などに貼って
使うのが前提となりますが、あまり大きな面積に一度に貼ろうとするとシワが寄りますので、
ある程度小さく切った板に貼るようにしたほうがよさそうです。


乗務員扉のルーバーはキッチンの906Yをガラスの裏側から貼ってあり、
文字は数年前のJNMAで買ったジオマトのインレタを転写してあります。




ホコリが目立ちますが、戸袋窓はなかなか良い按配かな~と。
こうやって見ると、やっぱサッシをもっと格好良くしたいですね。

床下機器は多少加工してなるべく実車に近くなるよう工夫しましたが、
今回ほとんど自作した写真の一番左の機器は、GMの京阪新3000用(だったと思う)に
同じようなものが入っているのを発見しました。そのうち使ってみたいと思います。




最後に顔を真正面から。
ヘッドライトは今回、銀河のN-017を使っていますが、台座のモールドより
一回り小さい関係で、台座が目立ちすぎるかなぁという印象ですね。
たぶん、ライトそのものの大きさはこれくらいでちょうどいいはずなので、
とことんこだわるなら台座のほうを小さくすることになるのでしょう。

私はそこまでやる気がしないので、メッキの施されたライトパーツを
銀に塗装して、質感を実車に近づけるところで妥協しました。
東急8500なんかもそうですが、これとレンズのキラキラ化をやるだけで
ずいぶんそれっぽくなる気がしています。

連結器は普段連結する側・・・今回は前パンのクハ側だけTNカプラーとしました。
グレーの電連付き密連・・・品番でいうところのJC25がきわめて品薄であったための
措置ですが、資金的な都合もあるので、再生産品を確保した今も、引き続き「TNは繋ぐ側だけ」という方針でいこうと考えています。

久々の更新過ぎて、書くことがたくさんあり・・・かなり駆け足での説明となってしまいました。
いずれまた細かく書きましょう。
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京王6415F製作記5

2010年09月05日 01時01分49秒 | 京王帝都
2010年9月5日




すっかり久々の更新となってしまいましたが・・・
ごめんなさい。またしてもほとんど更新しないうちに完成間近となってしまいました(・ω・;)

ちょこちょこツイッターで触れていたとおり、2度塗装に失敗しまして、
さらに2+2編成を作っているはずが、その過程で半分、2両を廃棄せざるを得ない結果に
なったりと、なかなか波乱の展開をたどっていまして、時間の都合と合わせて
逐一アップする余裕がなかった・・・といったところでしょうか。


さてさて、まぁ言い訳はコレくらいにして・・・結局2両がこの状態まで進みました。
塗った順番としては下地の白(GM37番)→帯の赤(GM1番)→アイボリー(GM21番と28番を2:1くらい)って感じで、適宜色差しのあとクレオスのスーパークリア半光沢でコートして
屋根のグレー(床下ともどもタミヤのスーパーサーフェイサー)を塗りました。




今回の6415Fは、今後着工予定の5扉車と連結させることを想定して無動力と
していたりするんですが、旧塗装+KEIOロゴの組み合わせがあんまり好きでないため、
今回の編成はKTRロゴ時代(おのずと1984~1989ごろの仕様になりますな)としました。

ロゴと色がちぐはぐになるのが嫌ってだけで、京王のCIカラー自体はかなり好き。
都会的で素敵だなと思います。





ロゴの文字自体はGMの京成・京王用インレタ(2010とかがはいってるやつ)に含まれるもの
で、地色はご覧のとおり、ステッカーで。
少々転写しづらく(インレタのせいってよりは表面の関係でしょうな)、何度か失敗しましたが、
何とか必要数をそろえて一件落着。貼った後は多少厚めにクリアを吹いておきました。




京王6000の2連は、3本目(たぶん)にあたる6412F以降で、客ドアのクツズリが
ステンレス化されていますが、今回は例によってアルミ箔ステッカーでやっつけました。

窓のサッシは実車に似せるべく、サッシを再現した塩ビシートをはめ込む・・・とか
いろいろ模索しましたが、いまひとつ上手くいかないので、今回は普通に銀を差しました。
実車の窓周りはもっと肉の薄い感じなんですけどね・・・。
モールドのエッヂが立っていない関係で大変に色が差しづらい部分ですが、
ある程度はみ出すように塗ってから、不要部分をこそげ落としていく方法で何とかやっつけました。
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京王6415F製作記4

2010年08月16日 03時02分24秒 | 京王帝都
この内容は、本家サイトにおいてあった製作記からの転載です。



2010年6月29日

大変久々の更新です。そろそろ画像が多くなってきたので、
新しいページに移動しました。

長らく更新をサボっている間に作業は随分進みまして、
これを書いている今、一旦塗装をして、失敗して剥離した
ところまで進んでいます(妙な言い回しだw)
再塗装の時間が中々とれないのですが、8月くらいには
完成させられるでしょうか・・・。

さて、ブログを見ていた方は知っていると思いますが、
地味に2両増えています(´∀`)
当初は余剰部材の消化が目的だったので、最小単位の
2両だけ作ってオシマイにするつもりでしたが、調べ進む
うちに2連が新造されて間もない頃に2+2の特急(高幡
不動~京王八王子限定?見つけた写真は6414F+6415F
だったので、今回のプロトタイプもコレに決定)というのが
走っていた事が判明した為、これをやってみることにした
のです。
今回作り足したのは、これまでに作っていた2両編成と
全く同じ仕様のものですが、一方で一度作ると幾つか
改善すべき点も見つかりますので、編成を組んだ際に
違和感が生じない範囲で小改良を加えています。




上で触れた小改良で一番目立つのが、
側面と妻面の接合部分。このキットでは妻面の厚みで
側板端部(車体のカドにあたる部分)を表現する構成に
なっていますが、どうもこの部分の合いが悪く、GMの
カタログ作例を見てもこの接合部分に段差が出来て
しまっています。最初に作った2両では、この段差をペーパー
がけで消そうとしましたが、この方法だと段差が消えても
カドが丸っこくなってしまい、結局この2両では再度パテを
盛ってちゃんとエッジが出るよう整形しなおすという余計な
手間が発生する事となりました(上の車体がコレ)

ところがこれの解消方法(一つ下の欄で写真を交えて
ご紹介します)は思いのほか簡単で、後から作った2両
では写真下側の車体のようにスッキリと仕上げる事が
出来ました。




上で触れた側面と妻面の合いの悪さを解消する方法
ですが、何のことはない、妻面の裏側にある出っ張り
のうち、側板裏側に干渉する部分を僅かに削るだけの
ことです。この干渉するモールドを削った分だけ、側板
は車体中心側へ0.1~0.2mm移動しますので、結果
として妻面との段差は解消されるというわけです。
単純な事ですが、言葉で説明するのが
なんとも難しい・・・。




前回の更新時点であらかた出来上がっていたパンタ周り
ですが、2両作り足す際に既存の2両も細かな仕上げを
行ないました。
具体的には避雷器やランボードの設置で、前者はプラ棒
とプラ板を組み合わせたもの、後者は0.3mm厚プラ板を、
市販ランボードパーツのような断面形状に加工したもの
(表面が斜めになるようカッターの刃を立てて削る)です。
また、パンタ台は微妙に取り付け位置が狂っていた関係
で、パンタがカッチリと付けられない状態となっていたので
一旦撤去しましたが、再度付け直した際にも失敗してしま
ったため、諦めてプラ板による簡素な表現に留めています。




現在競馬場線に走っている実車を見る限り、地上線用の
2連にも都営用アンテナの取り付け台座が設けられている
ようなので、資料をもとにプラ板を小さく切ったもので再現
しました。今回はクハ用の屋根板を用いましたので、車体
後ろよりに台座のモールドがありましたが、これは2連の
台座位置とは異なるようでしたので、モールドは削ってしま
いました。調べた限りではデハ(後ろパンタ)が車体前寄り
に、クハ(前パンタ)が車体後ろ寄りに付くようです。




後ろパンタとなるデハの配管。
大まかな配置は中間デハと似ていますが、ヒューズ周りが
やや異なる(?)ようです。ちょうど中間の屋根が手元にあっ
たことから、最初はそれを参考に作っていったのですが、
実車資料(ただし曖昧な写り)と見比べると多少異なる事が
判り・・・最終的には、新色8+2用に買った2連用屋根板を
参考に仕上げました。最初から2連用の屋根使えばラクなの
に・・・といったところですが、あくまでも今回の工作は余剰
屋根板の消化が建前なので(´∀`;)



クハの妻面。
左が後から作った方ですが、高々数ヶ月の差ながら
幾らか右より仕上がりが良くなっています。

貫通路の上には京王独特のヒサシを取り付けましたが、
これはプラペーパーを適当に曲げただけのものです。
実車を見ると案外複雑な形をしていますが、
何度見ても曲げ損なったようにしか見えない形です・・・。




デハの妻面。
作った後に気付きましたが、左側の細い配管は
どうやら窓の下で軽く曲がるのが本来の形みたいです。



コレ、いつか作ってみたいですねー。
昔はどうもダサく見えて嫌いでしたが、
近年出てきた7020系の更新車は中々カッコイイです。


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