その他者は、ある人のことを「あいつは結婚して変わってしまった、ロマンがない」と、
その他者にすれば、ロマンとは家庭ではなく事業のことなのだ、
他者にすれば、事業の拡張にロマンを感じるということである、
わたしもそれに反対する理由はない、
それもロマンだろう、
で、そのときはうなずいた、
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でも、待てよ、
事業の拡張にロマンがあるとして、それが家庭をつくることにロマンがないという理由にはならないだろう、
で、よくよく考えた、
事業の拡張とは、お金が儲かるとか、商品を広く提供できるようになるということであり、みんながうらやみ、みんなが目指すことであり、社会的にも認められる、
これもロマンだろう、
が、
その商品を購入した人が、購入して喜んでもらえる、ということにもロマンがあるはず、
いや、商売の基本はその喜んでもらえることにありそうだ、
そこにロマンがないわけがない、
そう考えると、
人が幸せを感じるところにロマンがありそうだ、
さすれば、
幸せな家庭をつくることもロマンである、
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こうしてみると、
家庭を壊してまでも事業にのめり込むことが、その他者にとってはロマンだろうが、別の人にとっては、家庭を壊してまですることがロマンじゃないこともあるということだ、
ちなみに、その他者は二人目の奥さんを貰っている、家庭があるのである、
ま、同士と位置づけているのだろうが、
とにかく、幸せな家庭をつくろうとしている人についてはほっといてあげるべきである、
つまり、その他者のいうことは詭弁というしかない、
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このようなことをその他者はわたしに話した、
つまり、そんな結婚なんて考えずに事業に協力してくれ(働いてくれ)ということらしい、
そのときは、ふむふむとうなずいて聞いていた、
それがまずかった、
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あとで考えれば、
事業がロマン?それはあんたのロマンだろ、
わたしは時給で働いてるだけだい!
ということ、
つまりは、さっきの話に戻るが、その他者からすれば結婚してくれるな、ということである、
そうなれば、意地でも結婚してやる、と思うのが常人の考えるところ、
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ということで、
結婚する、ことが目標になったというわけ、
ま、意地で結婚するわけではない、
ロマンをもって、あの人が幸せを感じてくれるためにである、
あの人の芽は、踏んづけてしまったのだからあの人ででなくてもしかたないがとにかく結婚します、
その努力をします、
もちろん、わたしのいなくなったあとでもあの人が幸せであるようにすることが、大きなロマンとなるでしょう、
それが、わたしの一つのロマン、
もう一つは、
やっぱり、絵をつくり見てもらうこと、
ふふふ とか、なんじゃこりゃ とか、ふむふむ とか、ほほ~~~!ところでこれってアートなの?って言ってもらえれば、ロマンは成立!!?
蛇の道は蛇、邪(蛇)道に下駄はかせてがんばるだけです、
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