ガレット食べ歩きツアー記事、再開
で、行ってきたのが、Hugo et Victor-ユーゴ・エ・ヴィクトールさん
こちらのお店、ショーケースは見本だけで、ケーキたちは、ウラで箱詰めされるシステムなんだけど
ショーウィンドーに並んでいたガレット・デ・ロワが、あまりおいしそうではなく
今年、(去年も)ずっと食べそこねてた“ブリオッシュ・デ・ロワ”が隣にあったので、それをお願いすると、
店員さん:『週末のみなんです』
との事
悩んだ挙句、
ガレットを購入。
なんか、見た目がフニャフニャしてて、やっぱり、食欲をそそられる感じでは…
で、食べてみると。。。
想像してたのと、全く違う
普通においしい、というか、
コレは、“おいしいガレット”の部類に入る
フェーブは、お店のケーキやボンボンショコラの箱とかのオリジナル。
4種類飾られてて、そのうちのひとつにヒトメボレ
それが、
これ
こちらのお店のショコラの箱をモチーフにしたものなんだけど、見事ゲット
普段、“食べたガレットに入ってるフェーブコレクター”の私だけど。
コレじゃなかったら、フェーブ単体での購入も検討していた私…。
(お店によっては、フェーブコレクターの為に、フェーブだけ売ってくれる所もある)
良かった良かった
ガレット6名用28ユーロ。
で、
ガレット、失敗してたら(おいしくなかったら)ショックなので(?)
ケーキも購入しておいた
箱を開けたら、ケーキ1つ、転がってた
今回、カメラの充電を忘れてて、切り口画像はあきらめたんだけど
我が家は、何でもスーさんと半分ずつ
真ん中を切るのが普通。
転がってる方を食べたら、うん、おいしい
シンプルで、さっぱりおいしく頂けた。
二つめに、手前のエクレアを食べようと半分に切ったら…
中のクリームがない
こちらのお店、斬新(新しい発想)なケーキを得意(?)としているので、
“まさか、とうとう、シュー生地にクリームの風味やら何やらを閉じ込める方法”
(私が選んだのは、“エクレール・バニラ”)
なんて、ドキドキしながら食べたら…、
両端に、申し訳なさそうにクリームが…
上の写真を再利用して解説すると、
手前のエクレア、端に、黒いチョコレートのロゴが付いてるの、お分かりになるでしょうか。
普通、エクレアは、シュー生地の底面に穴を2つか3つあけて、そこからクリームを中に入れるんだけど。
今、パリでは、それ以外のクリームを入れる方法を探しているパティシエさんがいらっしゃる。
このお店では、それを両端にする、という発想のようなんだけど、穴が小さい所為か、真ん中までクリームがとどかなかったみたい
こんな、スカスカなエクレアで4ユーロだったか、5ユーロ
ウチのお店なんて、この3~4倍のクリームで2.4ユーロ
たまたま運が悪かった、では済ませられない
新しいアイディアも大切だけど、一番は“おいしい事”。
ガレットと、先に食べたチョコレートのケーキで幸せな気分だったのに、最後で残念な1日になっちゃった。